駄文2018/02/16

・脱線を我慢してみる


朝こそ起きられなかったものの、昼過ぎまでには遅れを取り戻し、ほぼ予定通りに過ごすことができている。「SNSのチェックと携帯ゲームは夕食後のみ」ということにしただけで、かなりの時間を節約できた。息抜きもカフェイン同様に、すこし期間を空けた方が効きが良いということもあるかもしれない。



Accessはもちろん、Visual StudioもMacBookAirでやるのは無理そうだ(デフォルトでビルドするだけでエラーが起きる・・・)。このあたりの分野は日中に座学を済ませて、帰宅後に実際に操作するという導線にすること。



ドット絵の入門書も読み始めた。これもWindows機のほうだとエディタが無料で手に入るようだけれど、携帯にもエディタを入れておいたので、それを使って作業をすれば良さそうだ。



午後は週次の振り返りの後にタスク管理ツールの整理をして、読書もできれば満足である。楽器の練習もできれば理想だけれど、我慢していた分、ゲームとSNSで時間が潰れてしまうかもしれない。



あとは職場で午後になると、「徹子の部屋」→「越路吹雪物語」→推理サスペンス、とテレビが流れ始めるのがつらくなってきた。



子供の頃からテレビがついていると、意識が吸い込まれてしまう性質があり、それを防ぐためにイヤホンで音楽を大きめに聴いてはいるものの、人の話す声というのはカクテルパーティ効果というのか、音楽を飛び越えて聞こえてくる。前の職場で使ったことがあるノイズ発生アプリを使ってみるといいのかもしれない。



・欲が出てきた


心がとにかく弱いので、雑事に気力を奪われてしまう。カフェインでその残量を増幅させることはできるけれど、同時に感情も亢進させてしまう。すると消耗も大きくなるし、どこかのタイミングで、そのドーピング分を清算するような体調不良が起きる。



現在はこれ以上無いというくらい恵まれた環境下なので、あとは自分で何とかしていくことを考えたほうが現実的だ。早い時間に最低限の項目を全てクリアさせるということは有効なので、これを実施しようとはしている。



あとはそろそろ、その場で完結するものだけでなく、数日・数回に分けて作り上げるような大きな作業や作品作りができなくてはと思う。座学などはその性質を持っているともいえるので、すると大きな作品作りに絞って、考えていくことが必要かもしれない。



イメージでは・・・コンセプトの統一、たたき台やレイアウト、素材集めから始まって、何時間にもわたる(そのため何日にもわたる)作業を経て、さらに修正や追加にも時間を設けて、最終確認後に完成とする。そんな感じの作品作りを思い浮かべる。



しかし、そういった段取りを組むということ自体は、どのような仕事や趣味でも当然のことではないか。プログラミングでもチャートや工程表を用意するし、釣りでも前日までに道具や服装一式を整える。逆に自分が今までやってきたことが、その当然のレベルにも達していない、児戯であったということを、まず認めるところから始めなくてはいけない気がしてきた。



ということで、今まで自分がやってきたことは、仕事はおろか趣味ですらない、単なる手慰みの部類であったということを認めよう。その上で、ではまず「趣味」と呼べるような水準を実現するにはどうすればよいかということを考える。



・とにかくやってみる


直近で予定しているものに、3月からnote.muで開始させる予定の有料マガジンが2種類ある。毎日の進捗を細かく報告するマガジンと、単発で作品を投稿するマガジンを準備しており、今回はこの後者について具体的な段取りのみならず、構想そのものについてもここでブレストしていこう。



まず一つ、テキスト作品で作れそうなものに、「物語の伝承システムを組み込んだ物語の愉楽」・・・みたいなことについてのエッセイがある。まだコンセプトもふにゃふにゃで、自分が何を言いたいのかまるではっきりしないくせに、言いたいことそのものは間違いなく自分の中にある。



しかし、今までに日記やブレスト、数少ない友人との対話の中で何度も出てきた話題でもあるので、その断片を思い出すことから始めようと思う。そういえばいつかのブレストに「思い出すことと閃くことは似ている」というようなことを書いたことがあるような気がする。



手がかりとしてあるのは、ウェス・アンダーソン監督「グランド・ブダペスト・ホテル」のプロローグとエピローグ、それと、くるりの「ブレーメン BREMEN」の歌詞、この2つに共通している、「伝承のダイナミクス」みたいなものに、強い感銘を受けたことだ。



とくに「ブレーメン」の方は曲を何年も聴いていて「いい曲だな」としか思っていなかったのが、最近になって、「そういうことか!」という気づきがあった(これは伝承どうこうとは違う気づきも含め)。



連想できるものは、「千一夜物語」の物語の入れ子構造(伝承とはちょっと違うか)、「この世界の片隅に」の人さらい(循環構造だけど)、インド映画の「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」は、あんまり関係なかったけど連想はしたので記録しておく。



明日以降、もう少し具体的な文章を捻り出して、workflowyに打ち込んでから、段落を作ったり、入れ替えたりしていって、挿絵もつけたりして、作品にしていけたらと思う。

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