駄文2017/12/14

・疲れはどこから


特別に何かをしたわけではないのに、毎日疲労感が強い。自覚がないだけで体に負担がかかっているのかもしれないが、肉体労働でもなければ頭脳労働でもないので、これは体のほうが疲れやすいのだろう。



原因のひとつは肝臓の弱りではないかと推測し、カフェインや甘いものを避けてはいるが、あまり改善されない。アルコールは元々すすんで飲むほうではないので、別に肝臓に問題があるのではないのかな、と最近思うようになってきた。ただし目の周りは黒い。



子供のころ脱水症状で死にかけたことがあるらしく、今回も水分不足かと思い、お茶などを頻回に飲むようにもしたのだけれど、頻回にトイレにいくようになっただけで、目立った改善はみられない。体温が高い方が多少楽な気がするので、飲み続けてはいる。



高校生の頃から栄養ドリンクやらコーヒーやらが欠かせなかったので、それでハイになっている状態が「普通」になってしまっていて、逆に薬剤によって亢進していない本来の状態を「不調」と感じるようになっているのかもしれない。



・体力をつける


まだ雪が降る前は、朝10分ほどランニングをするなどして、体力をつけようとしていたが、冬になれば足場も悪く、怪我をしたり風邪を引いたら元も子もない。ということで、エアロバイクとスタンディングデスクが組み合わさった「デスクバイク」を購入し、昨日の晩から漕いでいる。



デスクの部分が少しガタつくくらいで、概ね理想的に過ごすことができる。夕食後は頭が回らないことを理由にすぐに寝ていたのが、脚を動かすことで体がまだ寝るモードにならず、そのうちに血が巡って目が冴えてくる。ただネットを眺めるのでも、ゲームをするのでも、運動を兼ねていることになるので、罪悪感が薄れるというのも良い。



ただし、買ったばかりということもあって調子に乗っていると、後日筋肉痛で大変なことになる未来が、一瞬よぎる。



・自分に合うもの


運動に限らず、今まで色んな商品やツールを試しては、合わなかったり、合っても続かなかったりしてきた。それでもそのうちのいくつかは自分の習慣に組み込まれたり、期間をおいて再開できたりして、生活の質を向上してくれる。



しかし自分に良かったものが、他の誰かにも良いかというと、一時期はそれを信じて何かと広めようとしたこともあったけれど、現在は甚だ懐疑的でいる。それに、どんなにそれが素晴らしいものであったとしても、それを自分が言うということによって、その素晴らしさが汚れるのではないか、という感覚も拭えない。



今できることといえば、「他の人がどう思うかは知らないが、自分にとっては良い」と言うことくらいである。これなら、自分の感覚の域を出ないし、自分と違う他者に向けて「責任をもってオススメ」する必要もない。



・宝の山


そんなことを言って、逆に自分は人のオススメするものにすぐ食いつくので、別に推薦すること自体は大いに結構というか、むしろ非常に助かっている。しかし主に作品についての情報となると、まったく消化が追いつかないので、とりあえず全部Evernoteに放り込んでいる。



それを何かの節に思い出したりしたときに、ネット上を検索するよりも自分のEvernoteを検索するほうが見つかりやすい。そんな形でもう一度、陽の目をみることを夢みているコンテンツ情報が、宝の山としてうず高く積もっているのだけれど、体力同様、それを吸収できるだけの気力も、身につけなければいけない、とは思っている。



・気力のやりくり


気力、あるいは精神力というものは、どうやって養っていけばいいものなのだろうか。特に面倒なことや嫌なことを、それでも必要だと判断して、行動する力が欲しい。これが無くては何事も成し遂げられないし、成し遂げるというような大仰なことでなくても、朝起きたり外に出たりすることもままならない。



ただ、これについて最近は、「気力がある・ない」ではなくて、逆の「抵抗がない・ある」で考えた方がいいと思うようになった。すると、例えば精神鍛錬のような方向性よりも、冒頭にあるような疲労感をどうするか、という方向性のほうが、実益がありそうな気がしてくる。



それに、いくら気力があったり、精神が高まったりしていても、一人の人間が抱えている物理的な制限を取り払うことはできないわけで、であればある程度のことは諦めて、限られた資源をどう浪費せずにやりくりするか、を考えた方が現実的な態度なのであろう。



・ドーピングするという意志


現在、もっとも自分の気力を削いでいる(抵抗を生んでいる)ものについては、今月いっぱいで決着がつくので、その後の「やりくり」については楽観的ではいる。その分、直近でやらなければいけないことがかなりあるので、そのためであれば、気力の前借り(カフェイン摂取など)も避けられないのではという気がしてきた。



だいたい世の中で働いている人たちにとっては、カフェインやアルコールの力を借りてしんどい立場を乗り切ろうとするのは常套手段なのだろうから、自分も御多分に漏れず、この窮状に立ち向かおうと思う。そう思えるということは、まだ自分にも気力が残っているということでもあるのだろう。

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