駄文2017/12/13
・一週間経過
内容はともかく、昨日までに2000字の文章を作ることが、7日間連続で出来た。合わせて14000字ちょっとの駄文となり、原稿用紙にして35枚程度になる。
他所で毎日飽きもせず日記を書いたりしているのだけれど、文字数を意識するような機会が無かったので新鮮な気がする。 しかし賞の応募作品としての目安は原稿用紙100枚(40000字)ということなので、どこに何を応募するでもないけれど、もう少し続けていきたい。
最初に構成を考えるというのが苦手で、思いつくままにばっと書いて、即投稿してしまってから、変なところをチクチク修正するやり方で文章を作ってきた。主題のあるものや物語となると、こういう訳にはいかないのだろう。
・文章の構成
そう考えると、本を作る人達というのは、大きな量の文章をどう扱っているのだろうか。自分がタスク管理に使っているWEBツールに「Workflowy」というものがあって、アウトライナーと呼ばれる種類のものなのだけど、ツリー状の各段落ごとに文章を格納できるようになっている。そんなイメージだろうか。
一時期はそれを使って、何か長編を書くぞと意気込んだこともあったけれど、結局完成させることができなかった。細かい描写が億劫で、これは物語を書くには致命的な欠点であるように思われる。
それで短編にも挑んでみた。いくつか出来上がったものはあったけれど、その時のアウトライナーの使い方が、結局普通のテキストエディタと同じように、つまり「思いつくままにばっと書」くだけだったので、段落や構成を活かすことが、ほとんどできなかった。
・色々うまくいかん
そういえば本を読む時も、歩きながらだったり、体を動かしたりでないと読めないのも自分の性質かもしれない。最近は本を手で持つのもすぐ肩が張ってつらくなるので、ブックスタンドを使うようにしている。逆に文章を作る時は、ずっと同じ姿勢になるため、これもすぐ体に限界が来て時間がかかる。
学校の授業は落ち着いて受けることができたけれど、中学あたりからはずっと眠くて、大学生までほとんど机に伏せて寝ていた。このせいか、会社に出てからも会議では必ず寝るようになってしまい、怒られるのを通り越して呆れられる。特に寝不足でもないのにである。
人とまともなコミュニケーションができず、会議では寝て、読書も作文もままならない上に、体もすぐ悲鳴をあげるとなると、良いところが何もないように思われるが、それでもいい歳まで生き長らえてこれたという事実のほうに、かえって有り難みを感じる。
・でもいいや
なので、今後について思い悩んでも、あまり意味がないような気がしてきた。年齢とともに悩む苦しむことができるだけの体力が、無くなってきたのもあるだろう。
いつもどうしようもなく、救いようのないように思えて、不思議な幸運を乗り継いでこれたのだから、それがダメならそれまでなのだから、将来的なことは気にせずに、目の前のことで楽しんだり苦しんだりしていればいいのだ。
では、どこまでが「将来」で、どこまでが「目の前」だと言えるのか。個人差があるとしても、自分の場合その境界は、おおよそどこにあるといえるのだろうか。
・未来との距離感
例えば「来年の今頃」、これは将来であるように思われる。「明日」は目の前だ。「来週の同じ曜日」は・・・目の前寄りだ。2週間後は・・・ほとんど将来なのか?
いや、仮にここで「気にしなくてもいい」のが将来だとしたら、「半年後」だって将来か微妙なところである。社会的には、10年後だって見据えてなければいけないらしいのだけど、それはもう気にするというよりは、正直どうなっているのか分からない。
今の自分の状況が、10年前の自分にほんの少しでも予想できたかというと、全然そんなはずもなく、世の中もどんどんよく分からなくなっている。それでさらにここから10年先ともなれば、もう何が何だか、生きているのか死んでいるのかだって見当がつかない。結局は1週間、長くても1ヶ月単位くらいでものごとを考えるのが、身の丈に合っていそうだ。
・今週という洞窟で
ということで、今週を暫定的に「目の前」とみなして生きていこうと思う。今のところ極端な体調不良も、差し迫った締め切りめいたものもない。ただ山積しているがまったくやろうと思えないタスク群と、かなり具体的な生活に対する不安があるだけだ。ただ、この生活に対する不安というのは、来週以降に向けたものなので、ここではあえて無視していくのがいいのだろう。
そう考えると、ずいぶん恵まれた、健やかな生活であるように思われてきた。強い倦怠として感じていたのが、実は穏やかさそのものだったのかもしれない。陽だまりのように明るく暖かく、とはいかないけれど、飢えも寒気もない、外敵に襲われる心配もない、いわば「暗い洞穴の穏やかさ」がある。
その暗闇の中に恐ろしいものを見出したり、自分の影に怯えてつい叫び声を上げるようなことをしないように過ごしたい。そういうことをすると、自分の居場所を知らせてしまうことにもなりかねない。何にとは言わないが。
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