秩序と規律、制裁
訓練と言われてまず始めたのは姿勢の矯正。整体で猫背を矯正し、常に胸を張ることを意識するよう言われた。
背中の痛みに耐えながら一ノ瀬の後を行き、着いたのはトレーニングルーム。
中は微かに汗の臭いする、空調が良く効いたビルドアップの為に黒人、白人、関係無く、筋肉を苛め抜いている。
トレーニングを始める前に、俺はトレーニングウェアに着替えるのかと思えば、一ノ瀬は物怖じする様子もなく、平然と奥のリングへと向かう。
そこでは素手の男が血を吐きながらスパーリングを行っていた。
もちろんフルコンタクトで、浅黒い地肌が紫かがるほど殴りあっている。
「あれ? 佐野くんは……」
一ノ瀬が視線を巡らせ、独り言で呟いた
「お、ユキちゃん――」
背後から突然声を掛けられ、恐る恐る振り返ると、バンテージを腕に巻き、ぴっちりと肌に着くトレーニングウェアを着た茶髪サイコ野郎──佐野だ。
「――とそのお引きってか? 何しに来た?」
一ノ瀬に声を掛けた時とは段違いに凄みをきかせ、相変わらず古い言葉を使う佐野が俺を睨む。
「い、いや。俺に聞かれても……」
「あぁ?」
人は何故か怒りを露にすると耳が遠くなる。
この距離だぞ……聞こえないわけがない。
「あの~佐野くん? アイちゃんは何処かな?」
控えめに聞く一ノ瀬に対して、眉間のしわを解き、にへらにへらと笑いながら質問に答える。
「アイリスなら屋内射撃場行ってたよ。あの女、溜まるとすぐ撃ちに行くからな」
「う~ん……じゃあ佐野くんにお願いしようかな?」
「おっ! なになに! ユキちゃんの頼みなら何でも聞くよ~」
なよなよと好きな異性に媚びるような態度で、接する佐野に内心苛立った。内弁慶な俺と何が違う。
この茶髪と俺の差異があるとすれば、思考だ。こいつには一時の快楽を得るため、全てを傾倒するが、俺はそうしない。
理性と思考がそれを抑制するから、俺とこいつとでは明確に違う。
「日向くんの能力を見たいの、佐野くん手伝ってくれないかな?」
「ふーん、具体的にどうする?」
「それはもちろん! スパーリングしてくれた方が解りやすいね」
俺の意見なく進行する会話。佐野は一ノ瀬の提案に手を叩き、嫌な笑みを浮かべた。
「おっ! それ賛成! 俺が相手してやるぜ」
「うん、じゃあお願いしま~す」
いつもの間延びした調子で、安請け合いする、一ノ瀬の肩を叩いて反駁する。
「お、おい! スパーリングって! 俺は何の武術もやってないぞ」
「うん、知ってるよ?」
「じゃあ何でだよ。こういうのはもっと段階踏んでやるもんだろ!」
一ノ瀬は俺の言葉に、困り顔で苦笑いし、口を開いた。
「そう言ってられる程、時間が無いんだぁ~。ごめんね!」
顔の前で両手を合わせ小さく謝罪する一ノ瀬に眉をひそめ、とにかく止めるように言おうと、口を開くと佐野が力強く肩を掴む。
「おいおい、あんま隊長困らせんなよ」
佐野は一旦顔を伏せ、深い海底から顔を上げるように、眉間に
「これが俺らの歓迎だ……」
×××
そこから早かった一ノ瀬がスパーリングで使う予定であった外国人達に話をつけ、連中もまた一ノ瀬に言われて嫌な顔せずリングを空けた。
だが連中も最初は興味ありげだったが、対戦カードが俺と佐野の日本人だからか、すぐに各々のトレーニングに戻る。
俺は相変わらずトレーニングウェアには着替えず、制服のシャツだけ脱ぎ、黒のTシャツとスラックス、スニーカーのまま戦うこととなった。
「えーっとね。佐野くんが得意なのはボクシングスタイル。トレーニング内容だと変則的なボクシングが苦手で、常にオーソドックス、ファイトスタイルも安定したボクサーボクシングスタイルだって! アイちゃん……あのアイリスさんね? トレーナーのアイちゃんから聞いたお話だから、確かだよ!」
ベンチに座り、バンテージを巻けない俺の為、足許に膝まづいて手首までしっかり巻き付け、相手の佐野について説明してくるが意味が分からない。
佐野はボクシングを使うらしいが、別段不思議じゃない、若者のボクサー人口を考えれば、絶対数が多くなる。まぁそれでも近年はキックのが主流だがな。
「これは日向くんの実力を知るためだから、躊躇っちゃ駄目だよ」
「あのさ……人を殴った事ないんだよ」
「えっ……」
一瞬驚いた様子だったが、すぐに優しい微笑みを見せ、何故か俺の両手を冷たい手で包んだ。
「ごめんね」
「なんで謝る。俺は殴り方を教えてほしいって意味で言ってるんだ」
「そ、そうだね。うぅ~ん、そだね~」
一ノ瀬の白く細い指が自然と、バンテージの上から親指に絡み、一ノ瀬の言葉を待っていると、既にパンプアップが済み、松脂を
「おーいビビッちまったか? なんならオムツ履くまで待ってやってもいいぜ! ハハハ」
余裕の笑い声を上げ、俺に安い挑発を仕掛けてくる。
一ノ瀬はムムッと眉根を寄せ、俺の両肩を掴み一言放った。
「頑張ってね!」
「それだけかよ……」
不安だけしか無いまま、チャレンジャー側の青コーナーの階段を上がり、ロープの隙間からリングに入る。
「よぉ待たせるなぁ。えぇ? おい」
白い歯を見せながら不敵に笑う佐野がユラユラとこちらに近づいてきた。
「ん? なんだそれ」
不思議そうに俺が持つ、マーシャルアーツ用のハーフフィンガーグローブを指差し言った。
「総合格闘技(MMA)の8オンスグローブ」
より実践に近く、通常スパーリングでは16オンスを使用するため、それが例外に思われたのか。
「バンテージ巻いてんだ。そんなもん要らねぇだろ」
そう言うと、ハーフフィンガーグローブを持つ手を裏拳で払われ、あまりの痛みに手放してしまう。
佐野は一歩下がると両肩を解すように回し、右手を頬に付け、目にも止まらぬ早さでシャドーボクシングをして威嚇する。
「ユキちゃん! ゴングとかねぇよな!? 早速始めるぞ!」
一ノ瀬を見るとベンチに座り、わーっと両手でパチパチと拍手を打ちながら、気の抜ける声援を送ってくる。
「わ~! 頑張ってぇ~!」
その声援に構えなければと思い。
左手を少し前に右手を肩の位置に合わせて脇を広げる。対照的に佐野は両脇を、ぎゅっと締め、爪先立ち姿で、リング中心に引いた。
「くそっ!」
頭を振って暴力への抵抗感を払拭し、鋭く相手を見据え、開始と同時に佐野を追い、構えた右腕で殴り掛かった。
「うぉぉお!」
「へっ、なんだそれ……」
俺は叫びを上げ、猪突猛進。それを簡単にかわす佐野に鼻で笑われた。
互いにマウスピースを付けていないだけあって、口腔内に溜まる唾液が緊張を表す。殴られる恐怖から、腕を八の字に
「おぉ? もう攻勢終了か?」
佐野はそう言って挑発的に笑い、俺の腕目掛けて軽いジャブを放つ。打ち込まれるすんでで拳を握り込み、鉄で殴られたように芯に響く痛みが、前腕に走り、また一歩下がる。
当然、佐野は見越したように一歩、二歩とじりじりと詰め寄り、痛みに耐えかねる前。俺は知らぬ間に、堅く張られた三本のロープに、寄りかかっていた。
「ほらほら! 反撃してこいよ!!」
佐野は余裕の表情で、徐々に痛みで下がる腕を執拗に殴り、腫れ上がった腕の皮膚が破け、軽く出血する。
「ぐぅぅ痛い……」
激痛に耐えかね、十発を越えた頃、腕が完全に上がらないようになった。
「ハハハ! どうした!? 殴らねぇのか? 防御はどうした?」
バーで男の耳を削いだ時のように、悦楽と高揚に酔いしれ、絶対的優位な立場から弱者を痛ぶる快感を楽しんでいる。
赤く腫れ、血を流す腕を上げ、力なく振るが当然、当たらない。半べそをかきながら、震える足で佐野を追い、弱々しく腕を上げるが、佐野が一歩踏み込めば、俺は二歩下がっていた。
「なにビビってんだ! こいこい! ハリーアップ!」
両手で大仰に手招きする佐野に、とうとう恨みの目で睨み返すことしか出来ず、視界がボヤけ、数十秒で肩で荒く息をしていた。
「チッ……もう終わりかよ」
そう言って佐野がこちらに向かって走り、俺が覚束無い足取りで後退するが、当然のよう、俺に追い付き、姿勢を低く、低空から左腕を振ったボディーブローが下腹部に痛み覚えた。
「うぐぅ! おぇ」
力が入らない腕を痛む腹に当て、なんとか倒れまいと深いお辞儀のような前傾姿勢になり、込み上げる胃液をカンバスマットを吐瀉した。
それでも佐野は容赦などしない。
興味の失せた目をし、頭を下げる俺の髪を鷲掴み、無理矢理顔を上げさせられた。
「気持ちワリィな。テメェみたいな
その言葉が重く、こいつの本心のように聞こえた。
バーで簡単に撃ち殺した男みたいに、俺はこの虚ろな目を最期に殺される気がする。
髪を掴む手を離し、再び握り込まれた拳が、目に見えない早さで眼前に迫り、何かが割れる音と同時。
鼻孔を突く酸化鉄の匂いを喉奥で飲み込み、脳が揺れ、モスキートが世界の音を掻き消す。
固いロープに腕を掛け、もたれかかり、鼻から溢れる鮮血が、青いカンバスに小さな血溜まりを作り、頭痛に似た激痛が、思考だけはっきりさせる。
だが何故か息すらできない。
「かっ! はぁ……はぁ……」
鼻から空気をすれば喉に刺さる血、口を大きく開け、目一杯空気を取り込もうとするが、うまくいかない。
そして容赦なく鳩尾を打つ左腕から逃れるように、マットに
「あぁ? ダウンか?」
地面に当たる腕が、鼻が、頭が痛い、意識が……
「面白くねぇな~」
臥せる俺の頭をスニーカーの靴底で押さえられ、痛む鼻を無理矢理、カンバスについた鼻が強烈に痛み、薄れる意識の中、自然と嗄れた呻き声を漏らす。
「うぅ……ぐぅぇ」
涙と鼻血に、視界が滲む。
手放したい……意識を……このまま眠れば痛くない。そこまでして何を証明したい?
もう嫌だ。こんな目に逢ってばかり、そんな人生嫌だ。やめよう。
「佐野くん、お疲れさま。もういいよ」
頭上から聞こえる一ノ瀬の声に、近くに居ることはわかった。
「いやいや、まだコイツの実力とやら見てないっしょ? ほらほら立てよ」
スニーカーの靴底に髪が巻き込まれ、ジリジリといいながさらに足に掛かる体重が重くなっていく。
「あのさ佐野くん、日向くんも痛そうだし、もう止めよ?」
へらへらと笑いながら話し掛ける一ノ瀬の声は、とても落ち着いたもので、まるで弱者を執拗に苛める強者のものだ。
「なに言っちゃってんのユキちゃん、実践に近い訓練なら怪我するの当たり前じゃん。まして、死んでも文句いえねぇ、だろ?」
「…………佐野くん」
ようやく離れた足から抜け出し、鼻の頭を押さえながら流れ出る血を受け止め、一ノ瀬を見下ろすと、一ノ瀬は顔を伏せたまま、聞こえない声でぶつぶつと呟くと顔を上げた。
そこにはいつもの屈託のない笑顔がある。
「じゃあ! 私ともやろっか!」
「は? ユキちゃんと?」
「うん! そだよ~エヘヘ~」
その真意は分からないが、ロープに手を掛けた一ノ瀬は軽々と、自分の腰ほどのリングに登る。
佐野は困った様子で頬を掻き、一ノ瀬を見た。
「いや流石にユキちゃんは女の子だし、俺手加減とか苦手だぜ?」
「手加減しなくても大丈夫だと思うよ? 私、そんなに強くないけど殴られた事は無いから」
そう言うと俺の元へ来て顔を覗き込んできた。
「えーっと、折れては無いみたいだね」
ふごっと鼻に詰まった血を小さく噴き出し、返答した。
「ウェービングも、シフトウェイトも、しねぇんだから当たり前だろ」
血の付いたバンテージのまま、素早く空を切るシャドーをしながらそう言い放つと、早速パンプアップを始める。まるで俺では練習、相手にも不足だと言いたげだ。
俺はロープから降りて、早速冷えたタオルで血を拭きながら一ノ瀬の試合を観戦する。
あの独房でやられた俺なら解るが、一ノ瀬は普通の女の子と違う、体の支点、呼吸、相手の重心を簡単に崩せるテクニックと、急所を的確に攻撃できる正確性と冷酷さを持っていた。
「あれ? ユキちゃん、体暖めねぇとあぶねぇぞ?」
「ストレッチはしたから大丈夫! 後は徐々にね?」
軽いウィンクをする一ノ瀬に対して、戦闘時に闘争心を剥き出しにする佐野は、少し拍子抜けな様子だ。
「じゃあマジで手加減しねぇよ?」
「うん! いつでもどうぞ~」
バンテージも巻いてない手の平を向け、変わったファイテングポーズを取った。
あれって中国拳法ってやつか?
「シュッ! シュッ!」
佐野が早速、ジャブで牽制するが、一ノ瀬は咄嗟にファイテングポーズを止めて、膝を使って回避する事にしたようだ。
唐突なファイトスタイルの変更に、佐野も眉をしかめた。
「シュッ!」
先制のジャブ、これを一ノ瀬は左に頭を動かし避けた。
だがそれを見越したように既に曲げられた右肘が、目にも止まらぬ早さで繰り出され、ジャブとストレートのワンツー。
それも一ノ瀬はジャブを見ずに避け、右肩の動きでストレートを予想し、身を屈めた。
「チッ」
軽く舌打ちした佐野が一旦、後退するがその表情は何処かホッとした様子だった。やはり女の子を殴るという抵抗感があったのか。
そう言えば一ノ瀬は殴られた事無いって言ってたが、あれは実力差の話ではなく、単にアイツが女だからってだけなんじゃないか?
「ふゅ? 佐野くん疲れた?」
「なんのまだまだ! そっちこそビビって攻撃、出来ねぇんじゃねぇの?」
「ふふっ佐野くん上手いね~」
戦っている時に余裕の笑み、だが一ノ瀬は佐野の挑発には乗らず、スカートの裾を直した。
「んじゃ! 遠慮なく!!」
再び攻勢に転じた佐野が、ミドルレンジまで近付き、ワンツー、ツースリー、とジャブとストレートの応酬を繰り広げるが、一ノ瀬はブロックすることなく、その
当然、佐野は長近距離でのフック、アッパーを細かく、刻みよく打ち出し、順調にリズムを取っているかのように見えていたが、それは傍観者の思考だった。
さっきもそうだったが、何よりも堪えるのは空振りだ。
多少なりとも受けたり、ブロックされたらそこで衝撃が止まるが、空振りは全力な分、上腕、背筋に負荷が余分に掛かる。
ショートレンジの打ち合い、いや正確には一方的な打ち込みだが。それを嫌ったのは案の定佐野だった。
無酸素状態で殴り続け、浅かった息を吹き返そうと鼻で空気を吸い込もうとした瞬間、一ノ瀬が低空から拳底を突き上げ、佐野の下顎が跳ね上がる。
「ぐぅっ! ハァハァ」
すぐさま体勢を立て直したが、下顎のクリーンヒットは脳に響くのか、佐野の足取りが一瞬、覚束無かった。
まさか自分が殴られるとは思ってなかったのか、再び息を整えると一ノ瀬に殴り掛かる。
「シュッ、フッ!」
肩で息をしだした佐野だが、ジャブのキレは衰えていない。
だがそれも、一ノ瀬が当初の、中国拳法に構え直した時に、流れが変わっていた。
ジャブは避け、次に伸びてくるストレートの伸びきらない肘を拳底で弾き、続けざまにがら空きの胸に左手が伸び、身柱を的確に打つ。
一発毎に苦悶の表情になる佐野に、冷徹な眼差しを向け、作業でもこなすように避けては、弾き、弾き、空いた腹に拳底を叩き込む。
最初は退かなかった佐野も、簡単にロープ際まで追い込まれ、苦い表情で口許から垂れるヨダレを拭う。
終始無言の一ノ瀬が、小さく口を開いた。
「よしっ体暖まってきた。いくよ……」
一瞬いつもの一ノ瀬の顔になったと思った矢先、瞼は沈み淀んだ蒼色の瞳、キッと佐野を睨む。
佐野はグロッキー状態ながら気力だけで、くの字に折れた体を起こす。
一ノ瀬を見上げ、拳を作った瞬間──一ノ瀬は細くしなやかな足を佐野の顎のラインに沿って蹴った。
音速を越える
っが佐野は、打たれた瞬間、髪から大量の汗を飛沫させ、糸の切れた人形のように、膝を折り、両手をカンバスマットに静かに沈み項垂れた。
「へ? えっ!? そんな……手加減したのに!」
先程の闘志は何処へやら。
静寂に包まれていたトレーニングルーム内で、いったい何が起こったのか。
周りでトレーニングしていた外国人でさえ、一ノ瀬の姿を目で追っていたのだろう。
一ノ瀬はすぐさま、倒れた佐野の顔を窺い、瞳孔を確認した。
「あわわ! ど、どうしよ! すぐに医務室に連絡を~」
ふと、静かだったトレーニングルームで笑いが起き、一人の白人が内線で連絡を始め、手の空いていた屈強な外国人もリングに駆けつけ、すぐに佐野はベンチへと運ばれる。
そして医療班が到着すると、佐野は担架で運ばれ、俺は軽い応急処置を施された。
「日向くんも一緒に行こうね。鼻もそうだけど、腕も酷いよ?」
「あぁそうだな」
医務班も外国人、もはや日本語で話す俺達がアウェイのようだが、一ノ瀬と共に医務室へと向かった。
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