第4話
東條先輩が死んだやはりクラスの空気は重い。当然だ1ヶ月も経たない間に二人の人が死んだのだから僕達は当然警察に事情聴取をされている。分かってはいた普通同じ部活に所属していた人が死んだのなら直ぐに想像がつく
そして容疑者に僕は加えられた。
理由を聞くと動機だけなら一番あるかららしい
他の容疑者の可能性は薄くなったがまだ容疑者らしい。
警察の見立てでは僕が奈和先輩に言い寄ったが振られそれに逆上して奈和先輩を殺しそれを知った東條先輩に揺すられたのではないか?と言う見立てらしい。僕と先輩が揉めてたのを見た人が居たらしい。
当然の様に次の日からクラスメイトは僕に対する態度が変わったもしかしたら殺人犯かも知れないんだからそれと先生が僕に対する配慮かそれともクラスの雰囲気を悪くしないためか余り
学校で当てられることが無くなった。
空気が重いのはクラスだけでは無い。
家でも空気は重い誰も家族の中に犯人がいるとは思いたくはない家族なのに皆が誰かに遠慮するなんともギスギスした空気が続く。
それと同時に始まったのが容疑者に対するイジメだ東條先輩は不良だったが仲間思いで友達も多かった。その友達から敵討ちと言って来る連中達が僕達に対するイジメを始めた。いじめの標的になったのは僕と茜それと夏也姉、元々茜と夏也姉は良いように思わない人がいたらしい
僕は東條先輩の友達に敵討ちと言われいじめられてる。
家の空気は重くて会話は一切ない優奈も来る回数は減ったもう家庭は崩壊寸前だった。
だからといって犯人が直ぐに捕まれば良いのにとは素直には思えなかったもし本当に茜、夏也姉、優奈が犯人だったらと考えると犯人探しは出来なかった。いっその事僕が犯人でいいんじゃないかとも思った。それほど僕は追い詰められていた夢なら早く覚めれば良いのに・・・
蜘蛛の巣 西野悟 @Nishinoshibito
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