ウサギは寂しいと死んでしまう・・・ことはない

 ウサギは寂しいと死んでしまう。

 割と耳にすることがあると思われるが、実際には寂しくて【死んでしまう】ことはない。


 実際には、食事が出来なくて【お腹を壊して】死んでしまう。


 ただし、餓死というわけではなく、ウサギは常に内蔵を働かせていないと、二十時間以上の絶食には耐えられないらしい。

 なので、野生のウサギは寂しくても死ぬことはない。

 飼育されているウサギに関しては、食べ物がなければ簡単に死んでしまうらしい。



 極稀に見かけるミニウサギ、実は・・・【虐待】の可能性が非常に高い。

 あえて意図的に栄養を与えずに、あるいは食事や水を抜くことで、強制的なダイエットを強いることでその大きさを維持している疑いがある。

 なので、ある日突然死んでしまっていたりした場合、寂しくて死んでしまったと丸め込まれてしまう。(実は、栄養失調だったり、水分不足での枯死だったり)

 逆に、小さいはずが大きくなってしまった場合、それは食事の与えすぎだから肥満だと言われるやも。



 さて、以上がウサギが【寂しがりや】と言われる由縁ゆえんだが、事実を事実としてしまうと、全く面白くない。もし、小さな子に説明する時があるとすれば、私としては・・・



 ウサギさんは大家族。

 兄弟姉妹がいっぱい、たくさんいて、それが当たり前。みんなそれぞれ色んな理由で旅立っていく。(巣立ったり、他の動物に食べられたり・・・)

 ただ、ウサギさんは寂しがりやさんだから、仲間が、家族がいっぱいいないとさみしがる。

 だから、家族を作りたいといつも頑張っている。

 独りぼっちで寂しいのは嫌だから、大家族にまたなろうとしてる。



 ウサギは環境が整うと、割と直に家族を増やそうとするそうな。なので、私はこんな話を作るかな。

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