パンプキン=かぼちゃ・・・でも、実は違う。

 パンプキンと言えば、言わずと知れたカボチャ・・・だと思っている人は多いかと。


 実は、【パンプキン】は外皮がオレンジ色をした極一部のカボチャの品種を指し、我々日本人がよく知る【緑色】をしたカボチャは英語では【スクワッシュ/Squash】というらしい。



 ヨーロッパを旅していた頃、市場には日本では見掛ける事の無い、大きな大きなカボチャがよく見られた。向こうでの食べ方としては、そのまま丸焼きにして、切り分けて売っている所を見掛けた事がある。

 真っ黒になるまで焼かれた外皮を切り分けた中には、煮詰められたジャムの様な状態になった中身がへばりついていた。

 現地の人達は、その中身をスプーン等でこそいで使う様だった。


 生憎と、私は食べた事が無いので、その味は知らない。



 ちなみに、ハロウィンでは元々は紫がかった【ルタバガ】という大きな大きなカブをランタンに使っていたのだが、アメリカに渡った移民の人々には大蕪が手に入らず、カボチャを代用品にした事から、今の様なカボチャパンプキンのランタンになったそうな。


 割と誰もが知っている【大きな蕪】のお話に出てくる蕪も、この【ルタバガ】ではないのかな?

 ちなみに、この【大きな蕪】。ロシアの方に伝わるお話なのだそうな。

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