アナタハ~、神ヲ~、信ジマスカァ~?

 【先ず早々に】、胡散臭さを爆発させてみました。


 好機チャンスの神様の話をいたしましょう。


 この珍しい【】。

 おっと、間違えた。【】らしいです。


 この【女髪様】、チャンスを司る【神様】で、凄いご利益があるそうですが、その姿形を確認した人は誰も居ないのだとか。

 でも、私は誰もが見返る様な、振り返らざるを得ないを持つ女神様かなと。


 美貌で在れば、誰もが群がり。容貌魁夷かいいで在れば、誰もが顔を窺う。

 なのに、美貌でも、魁夷=立派な容貌でもない。なのに、見返らざるを得ない、不思議な魅力を秘めた容貌かなと。

 それでいて、余りに堂々としている者だから、と気が付く事が出来なかったりするのだろうと、私は考えています。


 ただ、一つハッキリしているのは、髪がしかない。

 あとはツルッツルなのだそうな。でも、それが変というワケでもなく、それが極当たり前の様に受け止められてしまう。

 そして、途轍とてつもなく足が早い。

 【居た~っ!】と思ったらあっという間に走り去る事で有名なのだとか。


 もし、見つけたと思ったなら、そっと前髪を一本頂けるように丁寧に、慎重にお願いしてみましょう。

 もしかしたら、こころよく承諾してくれるかも?


 ただし、無断でむしろうとしたりすると、なっが~い【在る筈の無い】後ろ髪を貰う事に成るでしょう。そしてきっと、雁字搦がんじがらめになって、身動きが取れなくなってしまうのでしょう。


 それはすなわち、【何時までも後ろ髪を引かれ】、後悔する事になってしまうかと。



 チャンスを活かすも潰すも、その後の行い次第。

 誠意を持って注意深く進めば【栄達】を。

 よこしまな意を持って【浅はか】になってしまえば、それは・・・一転して残念な結果しかもたらされないでしょう。


 欲張ると悪い事しか起こらないし、そうなった方は数知れず。そんな方を、偶に見掛ける事はありませんか?

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