第7話剣と

2か月前。


ある青年はいじめにあった。

青年はみんなから嫌われた。

だけど、一人だけ青年の味方がいました。


しかし、その青年の味方をした人間をみた人たちは

その人間を攻撃した。

攻撃は対象を死に至らせるまでに行われた。


人間の死を見た青年は

「僕のせいで…」


青年は正気ではなかった。



彼は次の日に彼の関係者を殺す。


彼は剣の心得があった。

彼の家族、いじめた人達を殺し警察も殺す。


一人になったとき、

緑目に出会い願う。


「僕は正しくありたい」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



さえない男は仕事に切磋琢磨している。


コンビニのアルバイトだが、まじめに手を抜かない。

理想な従業員である。


さえない男の業務時間の終了が近づくと

わたしの時間が終わりだぞ、と相方の呼び声が聞こえる。


いつもならこのあとに相方と飲みに行くが、

いまのわたしには先立つものがない。


はあ…

わたしは寂しくかえる。


すると…

青年が見えた。


最近、

わたしが見た青年はテレビで火をまき散らす人間だったが、

<<火を操る>>青年とは容姿が違う。

目の前にいる青年は目の色は緑ではない…


「ゲームをはじめよか…」

と青年が言う。

青年の手に剣が生成され、その剣でわたしに攻撃をしかける。


外は寒く着こんだため、動きづらい。

それでも逃げないといけない。

わたしは全力で逃げる。


逃げる。T路地を右曲がったり、柵を超えて逃げる。

しかし、青年は追ってくる…


なにか裏があるのか?

明らかにまいた状態でも青年は現れる…


戦うしかない…

着ていたコートを脱ぎ、左腕に巻く。


息を整え青年を待ち伏せする。

すこし待つと…


青年が現れる。

「やっと、諦めましたか…」

と肩で息をして剣を振り下ろす。


その攻撃合わせて左腕で防御する。

剣による斬撃がくるが、

巻いたコートに当たる。


くっ…

コート上からでも左腕に斬撃が届く。

しかし、そんなことお構いなく

剣を払いのける。


その後、相手の背後を取りつつも、

左腕に巻いたコートをほどく。

ほどいたコードで青年の首を絞める。


青年はじたばたと暴れるが…

わたしは必死に青年を絞める。


青年が動きが止まる。

わたしは青年をおろす。


わたしは後ろめたい気持ちでそこから離れる。


だが…

わたしの背中に激痛が走る。

振り向いたら青年が立っている。


青年はまた斬撃をする。

もうだめだ、と考えながら青年の目を見つめる。

しかし、斬撃は目の前で止まる。


青年は奇声を上げる。

その後、青年は自害した。







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