第349話 混乱の東京編 登場人物と異能力
さて、東京に戻り新たな登場人物が、次々と登場しました。勿論、異能力も含めて。
そこで今回は、混乱の東京編で主軸となる登場人物と能力をまとめました。登場しているが名前が無い、若しくは名前自体が出来ていない。そんなキャラクターも存在しますが、今回は割愛します。
それと記載する能力は、あくまで邪神ロメリアによって与えられた異能力となります。魔法や霊能力は除外しますのでご注意を。
また、本編には登場していない若干の設定も記載しております。それは、参考程度にご覧ください。
東郷遼太郎
能力:なし
年齢:46歳
本編主人公、冬也の実父。
あらゆる格闘技を修め、高い霊能力が有る。女神フィアーナと通信し、ロイスマリアの情報を得ている。
また、土地神とも親交が有る特殊な人物。仕事柄、日本各地を始め、世界中を渡り歩き、家を空ける事が多かった。べらんめえ口調で横柄な態度だが、本性は心優しいおじさん。
元はロイスマリアで格闘の神として存在していた。アルキエルとの戦いの際に、己の神格を二つに分けて生き延びる。そして人間の魂魄と混ざり地球で転生を繰り返して来た。
工藤翔一
能力:探知
年齢:19歳
異世界ロイスマリアに転移して、冒険をした冬也の親友。
転移時点で高校二年生だったが、日本に帰った時には三年になっていた。日本に戻って直ぐに、高校を中退して内庁の秘密組織、宮内庁特別怨霊対策局(略、特霊局)へ入局した。
空曰く、残念イケメン。気弱で流されやすい所は、相変わらず。だが、ロイスマリアの冒険を超えて、いざという時に戦える様に成長している。
新島空
能力:オートキャンセル
年齢:17歳
ペスカの親友で、冬也に想いを寄せる少女。
大和撫子の様な楚々とした美人である。人見知りが激しい為に、大人しそうに見えるが、意外とアグレッシブ。冬也を巡ってペスカと争う事を辞さない。
日本に帰った時は高校二年生になっていた。現在は、国立の医大へ進学し猛勉強中である。
ただし能力柄、良く遼太郎に借り出され、力を貸す事が有る。
三島健三
能力:なし
年齢:53歳
特霊局の局長にして、特霊局の創設者。
政府高官とのパイプを持ち、政治的手腕で組織を支える。バツイチで大の酒好き。
妻と子供は、事件に巻き込まれ死亡。奔放な遼太郎が、唯一頭が上がらない存在。
安西徹
能力:なし
年齢:35歳
霊能力を持つ一般人。
遼太郎とコンビを組み。今まで霊関係の案件に対応してきた。
頼りがいの有るお兄さん。場の空気が読める、貴重な存在。遼太郎の事は先輩と呼び、仲は良好。
遼太郎に師事し、格闘技を学んでいる為、かなり腕は立つ。
林倫太郎
能力:なし
年齢:30歳
元ハッカー。
本人は嫌がっているが、仇名がリンリン。
PCやネットワーク系に強く、事務全般をこなす縁の下の力持ち。
デスクワークが主体の為、運動不足で太り気味。やや、オタクっぽい喋り方をする。
エリー・クロフォード
能力:なし
年齢:23歳
アメリカ出身の超能力者。
高い霊視能力とサイコキネシスを備えている。その為、三島から特霊局にスカウトされた。
独身の美女。そして日本語は勉強中。興奮するとたまに母国語が出る。
設楽雄二
能力:ファイアストーム
年齢:19歳
冬也の元クラスメイト。
能力を暴走させ、母校を半壊させた。冬也に救われた後、二か月の入院の後、特霊局で保護された。
高校を中退し、そのまま特霊局で働き始める。
クラウス・フォン・ルクスフィア
能力:なし
年齢:不明(おそらく200歳は超えている)
ペスカの弟子にして、エルフ。
ペスカの指示で、医学を学ぶために日本に来る。
日本語を始め言語の習得、医大受験は持ち前の知力の高さから、特に問題なく進む。
但し、エルフの為、人間と異なり耳が長い。その耳を隠すため、普段から魔法を使って変装している。
東郷宅に居候しており、頻繁に遼太郎のアシスタントとして借り出される。
佐藤永四朗
能力:なし
年齢:35歳
警察官で階級は警視。
能力者対策本部に席を置いている。正義感と責任感が強い人物で、遼太郎と知己の仲。
警視という立場にありながら、現場に赴く行動派でもある。
兵藤清吾
能力:インビジブルサイト
年齢:16歳
突然生まれた能力に驚きつつも、人の視覚に映らない事に気が付いた16歳の少年。
覗きや痴漢などの軽犯罪を繰り返す。彼の触った物も消える為、窃盗の常習となっていく。
制御出来ずに能力を暴走させ、ペスカ達に救われる。現在、勾留中。
山中美咲
能力:オールクリエイト
年齢:25歳
美大を卒業後、個展を開き生計を立てる芸術家。
とある人物に唆されて、闇組織で強制労働を強いられる。
闇組織に強姦、暴行、麻薬中毒と強烈な身体的虐待を受ける。
冬也の手により救出され、特霊局の一員となる。
深山純一
能力:ルーラー
年齢:40歳
遼太郎の後輩で、外務省の官僚。
ビザの発行手続き等を行った経緯がある。顔が広く、各省庁に顔が利く。
三堂裕也
能力:ヴァンパイア
年齢:35歳
法務省勤務で深山の元部下。
能力が発生したと同時に、法務省を辞める。そして、自宅へと引き籠り、趣味のネットゲームをしながら、暮らしている。
法務省時代に溜めた貯金のせいか、生活には困っていない様子。
未だ深山と繋がりを持ち、要人の殺害等を引き受ける。
鵜飼恭弥
能力:コピー&スキャン
年齢:25歳
大学を卒業し、外務省に勤務。
賢さ故に、周りの人間を見下す発言をする。深山と出会い、人生が一変する。
☆ ☆ ☆
現在、判明している異能力の一覧です。
探知:能力者を探す事が出来る。能力者が持つ能力もわかる。一定距離の制限が有る。しかし、一度探知した能力者に関しては、その限りではない。
オートキャンセル:異能力を打ち消す。
インビジブルサイト:人の視覚に全く映らなくない。透明になり視認出来ないのではなく、一定地点を繋ぐ亜空間を作り出し、その中へ移動できる能力。亜空間から、現実世界への干渉が可能。
オールクリエイト:自分が想像した物を作りだす。ただし、イメージがしっかりとしていなければ、ただのガラクタが作られるだけ。
コピー&スキャン:他人の能力をコピーする能力。使用回数が限定されたコピーと、使用回数無制限のスキャンの二つがある。
ヴァンパイア:生命力、マナ、血等、自分が指定した物を他人から吸い取り、自分の力とする。ただし、記憶や経験の様に脳へ記憶されている物は吸い取れない。
ルーラー:人の感情を支配し、己の統制下に置く。
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