第三章 双面の神(4)


              4


『不思議だ』


 薄暗い部屋の中に立って、トグルは、妙な既視感を覚えていた。そんな場合ではないと、頭では理解している。


『いつかも、こんなことがあった……』


 先日ユルテ(移動式住居)に押しかけてきた隼のことを、思い出していた。どうも、彼の正面に立つ女は、隼の印象が強い。

 内心、トグルは自嘲していた。彼女がここへ来るはずはない。己が断ったのに……一瞬、こちらを見据える紺碧の瞳を、凛とした眼光を、被布かずきの下に期待したのは何故だろう。


 トグルは無表情に相手を見下ろし、女も動かなかった。彼が何もしようとしないのを、怪訝に思っているようだ。それから彼女は、血と砂にまみれた被布を脱ぎ取った。灯火に、白い顔が浮かび上がる。

 目鼻立ちのくっきりとした、部族の特徴を色濃く表現する面差しだった。トグルも、彼女から見ればそうだろう。――美人の類には含まれる。十六歳にしては華奢な身体を、緑地に白と金糸で模様を刺繍した長衣クイナック(ワンピース)に包んでいる。

 タイウルト族の衣装を、トグルは、珍し気に眺めた。細い肩に、編まれていない少し巻いた髪がかかっている。柔らかそうな栗色だ。瞳も、灯の光を受けて明るい琥珀色に輝いていた。


「…………」


 女の顔に、戸惑いが過ぎった。それ程、トグルの態度は静かだった。殺意も、戦場の男にありがちな殺伐とした欲情も感じさせない。優雅で貴公子然としている。憐みもさげすみの情もなく、平坦にこちらを映す碧眼は、彼女を不安に陥れた。


 少女の――トグルにとって、彼女は『女』と言うには幼すぎた。――敵意と緊張を、彼は読み取っていた。『さて。どうしよう』 己を滑稽に思う余裕も、失ってはいなかった。

 オルクト氏族長なら、わらったに違いない。トグルは、娘の若さに戸惑っていた。否、『俺が、歳をとったということか……』


 自分が十六歳の頃は、迷わなかった。捕虜とはそういうものだ。ある者は、敵意と恐怖をむき出しに、またある者は、諦めの素直さで従容とこちらの意に従った。そのどちらにも、彼は調子を乱されることはなかった。女はただ抱けば良く、相手の気持ちを考える必要などなかったのだ。

 隼に出会うまでは……。

 少女は観たところ、人形のように男を受け入れられるほど成熟も絶望もしていなかった。と言って、彼と刺し違えて死ぬ程の覚悟も感じられない。


「お前が、タイウルトの娘か」


 トグルは、心理的にかなり無防備な状態で囁いた。とりあえず、彼女の反応を観ようという気になっていた。

 娘は、眼を大きくみひらき、澄んだ震えを帯びた声で言った。


「……お前が、トグリーニの族長ね」

「名は、何と言う?」


 トグルは、わずかに片方の唇の端を吊り上げて訊いた。娘が、息を呑む。


「それを聞いて、どうするの」

「呼ぶ」


 娘は、彼をまじまじと見詰めた。一瞬、莫迦にされたかと思ったのだ。感情のうかがえない緑柱石のひとみに吸い込まれそうな心地がして、急いで応えた。


「お前に名乗る名などない。タイウルトの女、でいい」 

「そうか。なら、俺も、名乗るのは止めておこう」


 トグルは、軽く首を傾げた。低い声に、皮肉が混ざった。


「名乗らずとも、知っているだろう……。女、お前は、どんなつもりでここへ来た? トクシンやオルクトに、何を吹き込まれた」


 娘の褐色の瞳に、いかりとも当惑ともとれる光が瞬いた。

 戦でたおした敵の女を己のものにするのは、勝った男の当然の権利だ。それが、草原の掟だ。タイウルト族とて、平和主義者の集まりではない。氏族間の諍いは日常であり、『それ』が男達の目的の一つであることくらい承知している。

 なのに……涼しげな顔をして、この男は、自分を試しているのか。


「……アラルは、お前が承知していると言っていた」


 娘の頬に表れては消える感情を眺めながら、トグルは続けた。抑揚のない声だ。


「オルクトは、お前を俺の妃にして部族を吸収するべきだと。そんなことが、可能と思うか?」


 娘は息を殺した。朧気おぼろげではあったが、この男の言わんとすることを察したのだ。彼女は胸を反らし、凍りついた無表情を見返した。


「私がお前に従えば、お前は、私の家族を救けてくれるのか?」

「それは出来ない」


 トグルの声は、冷徹と言うよりはくらく、重く響いた。


「お前の父には、戦争を起こした責任をとってもらわなければならない。同胞の為に、俺達と手を結ぶ気持ちがあるかと問うているのだ」

「父など、どうなろうと、私の知ったことではない」


 娘が横を向いて吐き捨てたので、トグルの眼が、心持ち見開かれた。


「愚か者だ、父は。タァハル(部族)の誘いに乗り、草原イリの支配権を得るつもりであったのだろうが、実際は、盾にされただけだ。連中の意図も読めず、お前達への反感だけで民を死に追い遣った父など、どうなろうと構わない。私が言っているのは、母と友――お前に捕らえられた、女達のことよ」


 まだ幼さを残した大きな瞳が、トグルを見た。誇りと怒りを宿して、それは黄金色に煌めいた。


「私が妃となれば、お前は、逃亡している母達を見逃してくれるのか? 捕らえた女達を、自由の身にしてくれるのか」

「…………」

「――ならば。最初から、そんなことを訊くな」


 トグルは、小さく息を吐いた。


「……お前は、無駄な血が流れることを、止めようとは思わないのか?」

「誰の為に?」


 娘は冷笑を返した。男の眼が、強く細められた。


「父の為か? 男どもに投降を呼びかけろと? これ以上戦ってもタイウルトは滅びるのだから、諦めろと……言って判る父達なら、最初から戦ってなどいない。何故、私がそんなことを言わなければならない? 敗れたのは父であって、私ではない」

「それが、お前の本心か……」


 半ば瞼に覆われたトグルの瞳に、翳が差した。押し殺した声で囁く。


「戦いは男のものゆえ、女には関係がないと言うのだな」

「父も、まだ、敗れたつもりではないでしょう」


 紅を刷いた唇が動いて、皓歯こうしを覗かせた。にこりともしない眸に不似合いな艶やかさだった。


「吸収などと世迷いごとを。父にとっては同じ。『トグリーニのいぬに憐れみをかけられるくらいなら、死を選ぶ』 と言って出掛けたのだから、言葉通り、死ぬべきよ」

「お前の父は悲しむだろうな……。命懸けで守ろうとした娘に、そのように言われるとは」

「守る?」


 きりりと眉を吊り上げる、娘の声には、明らかな侮蔑が含まれていた。トグルは表情を変えていない。


「守ってなどいない。勝手に出て行って、勝手に負けたのよ」

「……守れなかっただけだ。守ろうとしなかったわけでは、なかろう」

「お前の女達が奪われたとして、同じことが言える?」

「…………」


 トグルは黙り込んだ。娘の琥珀色の瞳に、いかりの焔が燃えあがった。


「いつもそう。男は、守る為だと言う。そんなつもりなどないくせに。部族の存続の為だとか、より豊かな暮らしの為だとか……。本当は、男は戦いたいだけ。己の為に戦って、奪いたいだけなのよ」

「…………」

「私達が真に何を望んでいるのか、考えたことなどないくせに、女を言い訳に使う。そうやって放り出されたも同然の私達に、それでも貞節であれと言うの。男達の為に、命乞いをしろと? 私は御免だわ。父は、逃げるべきではない。引き返し、戦って死ぬべきなのよ」

「……確かに。お前の台詞は、命乞いのものではないな」


 トグルが呟いた言葉を聞いて、女は息を呑み、一、二歩、後退した。追おうとせず、立ち尽くして、トグルは彼女を見下ろしている。精悍なかおの中で、眉間に皺が刻まれた。濁った声が、困惑気味に呟いた。


「判らん。いくさを憎み、お前達を守り切れなかった男達を憎む気持ちは、解らなくはないが……。敗れた後で連中の愚かさを罵るくらいなら、何故、戦う前に止めなかった。お前達の気持ちを知っていて、それでも戦おうとする男には、理由があったはずだ。言い訳だと斬り捨てる前に、何故、理解しようとしない……。平穏だったお前の暮らしの中に、男は一人も居なかったのか。奴等とて、穏やかに暮らしていたかったとは、考えられないのか」

「…………」

「少なくとも、女は、殺されることはない。いくら無礼な口を叩こうと、俺には、お前を傷つけるつもりはない。だが、これがお前の兄なら、斬り捨てただろう。――男は殺される。戦って敗れれば、必ずだ。お前は勝手だと言うが、己の命を守ろうとするのは、生き物の当然の行為ではないのか」

「…………」

「俺には、お前の考えは理解出来ない。だが――」


 眼を閉じて、トグルは言葉を切った。諦めの吐息とともに、囁いた。


「俺がもし、お前の立場なら……。族長以外、ひとりでも多くの同胞の、生存の可能性が得られるのであれば。跪き、相手の一物イチモツを咥えろと言われたところで、怯みはしないがな」

「…………」

「もう、いい」


 陰鬱なトグルの口調に、娘は蒼ざめた。その面を見下ろして、トグルは舌打ちした。抑圧された声に、雑多な感情が混じった。


「お前の気持ちを理解しようとした、俺が莫迦だった……。さっさと、互いの義務を済ませよう」


 言い終えると、トグルは、真っすぐ彼女に近付いて行った。

 緑柱石ベリルの瞳に脅え、娘は後退した。しかし、数歩も行かないうちに追いつかれた。彼女の未だ少女の域を抜けない細い肢体を、トグルは腕に抱き取った。血と馬のにおいがし、猛々しさと優雅さが見事に調和した風貌かおが間近に迫り、彼女は呼吸を止めた。

 悲鳴をあげようとするかのように開かれた紅い唇を、トグルは、自分の口で塞いだ。



              **



 本営オルドウは、深夜になっても騒がしかった。凱旋した兵士達が、酒宴を続けているのだ。あちらこちらに篝火が焚かれ、歌い、踊っている男達がいた。

 レイ王女は、ひとりユルテ(移動式住居)にこもっていた。炉に載せた鍋で乳茶スーチーを煮だしながら、産まれてくる赤ん坊の衣を縫っている。ふわふわの羊毛の布に、色糸で模様を刺していると、優しい気持ちになるのが不思議だった。


「よお、お姫様」


 扉の軋む音とともに声をかけられて、レイはかるく驚いた。鷲は、首を傾げて彼女を見た。


「あれ、独りか? オダと鳩は?」

「さっき、ハヤブサさんが迎えに来ました。オダの傷の手当てをするからと、雉さんのところへ……。ハトちゃんも、一緒に」

「なんだ。行き違ったのか」


 鷲は、ばつが悪そうに背後の夜を振り返り、ぼりぼりと頭を掻いた。

 乳茶の入った鍋からは、温かな湯気がのぼっている。レイが微笑むと、鷲は、静かにユルテに入って来た。腰を屈めて柱を迂回し、彼女の斜め向かいに胡坐を組む。


「何を作っているんだ?」

「服です。私、裁縫は出来るんですよ」


 レイがふふとんで小さな衣をひろげると、鷲は眼を細めた。右手を伸ばし、そっと、裾から出ている糸に触れる。


「ワシさんとオダが紡いでくれたのを、長老に頂いたんです。せっかくだから」


 鷲は頷いたが、言葉は発しなかった。明るい若葉色の眸が寂しげに見え、レイは首を傾げた。

 彼は手を下ろすと、彼女に横顔を向け、片方の膝を立てた。レイは、衣を持った手を膝に下ろし、待った。たいして間を置かずに、鷲は呟いた。


「木馬を作ってやる約束だった。子ども用の椅子と、ゆりかごも」

「え?」

「覚えていない……?」


 祈るような口調で問われて、レイは、頬がこわばるのを感じた。背筋が寒くなり、次いで、首から耳裏が熱くなる。熱は、瞬く間に顔面に拡がった。

 鷲は、彼女の反応を観ていたが、再び視線を逸らした。レイは項垂れ、息だけで囁いた。


「ごめん、なさい」

「いや、いい。……悪かった。試すつもりじゃなかった。時々、判らなくなるんだ。あんたが誰なのか……。本当は、思い出しているんじゃないか、って」


 レイは、顔をあげられなくなった。

 王女が答えに窮していると、鷲は身をかがめ、彼女の顔を覗き込んだ。吐息が触れそうな距離で翡翠色の瞳に見詰められ、レイは、さらに身を縮めた。

 彼女が半ば脅えていることに気付いて、鷲は顔を遠ざけた。肩にかかった髪を背中へ流し、曖昧に苦笑した。


「大丈夫。何もしないよ。脅えなさんな」

「はい……」


 レイは面を伏せたまま、小さく答えた。申し訳なく、恥ずかしい……。

 鷲は途方に暮れている。レイは、恐る恐る白い横顔を見た。


「ワシさん?」


 呼ぶと、彼は長い前髪を掻き上げ、そっとぼやいた。


「あいつに近づく口実を、探しているんだが……なかなかこれが、隙のない野郎でね」

「『あいつ』って……族長トグル?」


 鷲が振り返る。綺麗に澄んだ若葉色の眸に、一瞬、彼女は見惚れかけた。


「本当は、これを言おうと思って来たんだ。あんたに謝らないといけない。約束を果たせなくなりそうだから」

「え?」

「出陣しようと思ってる。トグルと一緒に」


 王女は、今度はじっと彼を見詰めた。鷲は、真顔で頷いた。


「今度、奴等が出かけて行く時には、ついて行くつもりだ。あんたのことは雉に頼んでおいたし、隼も居るから、大丈夫だと思う。済まない。文句があったら、今のうちに言ってくれ」


 急な話に、レイはどう応えればいいか判らなかった。それに、彼の目を観れば判った。――この人は、もう、決めたのだ。決意して、何と言われようが変えるつもりはないのだと。

 王女は己の気持ちに戸惑い、項垂れた。

 鷲は、ひょいと首を傾けた。


「何もない?」

「ええ……」

「本当に? 嘘つきとか、莫迦野郎とか。何でもいいんだぜ?」


 歌うような口調に視線を上げると、彼は、悪戯好きな子どもさながら、にまあ、と微笑んだ。


「『ワシさんが行ってしまったら、淋しくなるわ♡』 とか……ない?」

「……あのう」

「あ、そう。ないの。ふうん……淋しいなあ。何とも思われてないんだなあ、俺って。お姫様にとっては、どーでもいい野郎なんだなあ」

「え……ええ?」

「俺の独り善がりだったんだな。いーよ、判りましたよ。一人で、淋しく行ってやる。死んだら、きっと祟ってやるうっ」

「祟るって……ええっ? 違います、ワシさん。私、そんな、つもりじゃあ――」


 鷲は笑い始めた。髭に覆われた口を手で覆い、明るい瞳で彼女を見遣る。

 レイは、呆気にとられた。ぽかんと口を開けてしまう。

 鷲は、器用に片目を閉じ、笑いを含む声で言った。


「冗談だよ。心配してくれなくても、大丈夫。ちゃんと帰って来るから」


 口を閉じたものの、やはり、レイは何と言って良いか判らなかった。


 鷲は、再び彼女から視線を逸らした。瞳が炉の炎を反射し、黄金色に煌いていた。銀灰色の睫毛にけぶり、哀しんでいるようにも夢みているようにも見える。

 その目を見ていられなくて、レイは瞼を伏せた。


「……キジさん、怒りませんか? ハヤブサさんは」

「怒るだろうな」


 彼は、自嘲気味に苦笑した。


「言い訳をしておいたけれど、それでも怒るだろうよ、雉は。隼も……。いいんだ。俺と奴等は違う。いや、そうじゃない」


 鷲は、何度も前髪を掻き上げた。


「奴等も、本当は判っているんだ。俺達の誰も、トグルを責められない。あいつが人殺しなら、後ろで守られている俺達も同罪だ」


 ちらりと目だけでレイを顧みて、鷲は続けた。


「なのに、あいつは俺達を拒絶する。困ったことに、トグルは言い訳をしないんだ。隼には成す術がない。まして雉には。……俺は、トグルの『言い訳』を聴きたいんだ」


 鷲は言葉を切り、考え込んだ。自分の話の筋が通っているかどうかを、確かめている顔だった。しばらくそうした後、溜め息をついて続けた。


「その為には、無理にでも同じ場所に立つしかないらしい。隼だけでなく、トグルも怒るだろうが……。俺はさ、」


 フッと、鷲は哂った。低い声は、とても優しかった。


「野郎相手に言いたくねえけど、多分、トグルあいつが好きなんだ。今、捕まえておかないと、手遅れになる気がする」

「…………」

「あんたには、謝る言葉が無い」

「いいえ」


 レイは首を横に振った。切ないような、もどかしいような、不思議な感情が胸に満ちる。これは、何なのだろう?

 鷲は、力なく苦笑した。


「ひとつ、訊いてもいいか? 俺は、あんたも理解出来ない。どうして、何も言わないんだ? 降って湧いた災難だろうに。……あんたの声を、聞きたい」


 レイは、息を呑んで彼を見詰めた。

 透明な、今にも消えてしまいそうな苦微笑を浮かべ、彼は囁いた。


「鷹ではない、あんたの……。言ったろう、俺達を、受け入れる必要はない。今の俺には苦痛だよ。あんたには、あいつと別人で居て欲しい。でないと、俺は、傍に居られない」


『ワシさん』

 切なさが胸に詰まり、レイは、彼に声をかけることが出来なかった。鷲は、ゆっくりかぶりを振った。


「ごめん……。お姫様を相手に、俺の方が愚痴っても仕方ない。気にしないでくれ。あんたのせいじゃない」


 彼は顔を背けた。古代の彫刻のように整った横顔に嵌め込まれた碧眼が、遠くを見詰めている。柔らかな灯火の明りも、ユルテの壁も超えて。

 きっと《タカ》を探しているのだろうと、レイは思った。


「ワシさん」


 レイは、おずおずと呼びかけた。彼が振り返る。春の若葉色の瞳に、彼女の顔が映る。


「お兄ちゃん!」


 素早く扉を叩き、少女の声がとびこんできた。鷲は眼をすがめる。

 鳩は、早口に叫んだ。


「お兄ちゃん、来て! 隼お姉ちゃんが、大変なの!」


 鷲は、レイと顔を見合わせると、立ち上がった。





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