水森飛鳥と各ルートⅠ(獅子堂要ルートⅢ・vs“武器持ち”)☆


 まあ、神頼みしたところで、すぐに状況が変わるわけでもないし、どうにか自分たちで考えて、対処するしかないわけで。

 対処しようと思えば出来るけど、声が出ない以上は無意味な私と、戦闘系異能持ちではない上に護身術しか使えない会長。

 対する相手は、戦闘系異能持ちではあるのだろうが、中でも“武器持ち”と呼ばれる異能者(だと思われる)。


「……」

「……」

「……」


 正直、このまま睨み合っていても時間の無駄なので、この膠着こうちゃく状態を脱却したいところでもある。


「――」


 ああ、やっぱり無駄か。

 少しは声を出せるかと思ったけど、まだまだ声を出せないらしい。

 心の中で唱えたり出来ないわけではないが、それを知らない会長と息を合わせられるかどうかを問われると、自信が無い。


「……戻るか」


 それが、現状としては最善なのだろうが、再度脱出する際のことを考えると、それは後々の行動を難しくすることだ。

 繋いだままの先輩の手を軽く引き、首を横に振る。


「じゃあ、どうする?」


 私の行動を見た先輩だけではなく、誘拐犯の男が問い掛けてくる。


『先輩。私の自業自得とはいえ、少し面倒ですが、手を繋いだまま会話をしましょう』


 修学旅行中、立ち聞きする際に使った方法を変えてみただけで、ぶっちゃけテレパシー的なものなのだが、先輩が完全に顔を向けてきたことで、ちゃんと伝わったことは分かった。


「で?」

『はい?』

「この状況を打破する方法について、どうするつもりだ」

『そうですね……』


 思い付いた案(一、窓から飛び降りる。二、誘拐犯から剣を奪って脱出を試みる)を言ってみれば、顔を顰められた。


「アホか」

『後者に関しては、私がしますから問題ありませんよ?』

「大有りだろうが。さっきも言ったが、お前に何かあったりしたら、いろいろと大変なんだよ!」


 何故分からないんだ、と言いたげにされても、困るんだが……この状況って、誘拐犯から見たら会長一人が私に文句言ってるみたいですよねー。


『先輩は、私に何かあると困る。私は先輩に何かあると困る』

「まあ……そうだな」


 ちらりと階下に目を向ける。

 会長を持ち上げて一階に降りてもらうという手が浮かんだわけだが、そもそも私は会長を持ち上げられないし、そうしている間に斬りかかられない保証はない。

 それにしても……


『遅いなぁ……』

「助けのことか?」


 手を繋いでたせいで、呟きを拾われたらしい。


「助けなら望まないことだ」


 男が告げる。


「お前たちは逃げられないし、助けに来た奴らも、俺の仲間たちが片付けるだろうからな」

『……』

「だから、自分たちが助かるなんて思わないことだ」

『……先輩、まだ走れますよね?』


 男が話している間に、彼に聞かれないのを良いことに、先輩に話しかける。

 それだけでこちらの意図は伝わったのか、声を発することなく、驚きの目を向けてきた。


「いや、それは……」


 返事しようとする先輩を無視して、少しだけ体の向きを変える。

 そして、先輩の手を引くと、男に背を向けて走り出す。


「っ、」

「――このっ!」


 いきなり引っ張られ、驚いた様子の先輩と、いきなり走り出した私たちを追い掛けようと、同じように走り出す男。


『あそこ、右行きます』


 若干走りにくさはあるが、話す手段がこれしかないのだから仕方がない。

 その後、左、左、右……と走っていく。


「おい、まだ走るのか?」

『仕方ないでしょ。あの人、しつこいんだから』


 タメ口同然に返してしてしまったのは、多分私自身にも余裕が無くなってきていたからだろう。


 ――早く。


 近くにあった階段を下りる。


 ――早く、早く、早く。


 次は、と逃げるためのルートを探すために、目を素早く動かす。


『こっち』


 二人して、空き部屋っぽいところに飛び込む。

 ぜーはー、と限界だった息を整え始める。


「っ、は。おい、水森みずもり――」


 声を掛けようとしてくれたみたいだけど、こっちが息を整え終えてないからか、不安そうな目を向けられる。


『……よし』

「……大丈夫なのか?」


 部屋に入ったタイミングで、一度手を離したからか、大丈夫という顔をしても通じていないらしい。

 とりあえず、今後の事を話し合うために、もう一度手を繋ぐ。


『大分落ち着いたので、この後のことを話し合いましょう』

「それはそうなんだが……さっき、どうやって逃げてたんだ? 迷ってる素振りなんか無かっただろ」

『ああ、それについてですか。簡単ですよ。音の反響の仕方で、広い空間がある場所を割り出してただけです』


 といっても、あんな状況で正確に割り出すのは無理なので、半分当たってるのを願う形ではあったんだけど……まあ、それは言わなくて良いよね。


「この部屋に入ったのは?」

『ここに関しては偶然です。一階ならどこでも良かったので』


 正直、落ち着いてきた今なら言えるが、この部屋に敵が居なくて良かったと思う。

 もし、敵が部屋の中に居たら、今頃私たちは無事ではないはずだし。


『けれど、ここも安全とは言い切れないので、早く次の手を打たないと――』


 現在地が一階である以上、窓からの脱出も出来なくはないのだが、私としてはやはり携帯を取り戻したいところである。

 助けを求めるというのもあるが、何より、会長にはらばっくれたが、携帯から雛宮ひなみや先輩たちとの関係がバレるのは避けたい。


 ――まあ、こんなこと考えられてる時点で、大分冷静になってきたってことなんだろうけど。


 それに、敵の位置と部屋の配置やその把握については、私がやるとしても、もし接敵した場合……先輩は私が囮になることを容認しないだろうし、自分だけ逃げ出すような真似もしてくれないかもしれない。


「水森」

『何ですか?』

「お前、変なこと考えてないよな?」

『変なこととは?』


 言わせる気か? という目を向けられても困る。

 はっきり言って、囮云々しか思いつかないけど、そう簡単に肯定するわけにもいかない。


『私には先輩の言う『変なこと』は分かりませんが、もしそれが先輩の考え通りで、それを望まないのであれば、そうならないようにどうするべきなのか、頭をフル回転させてください』


 正直、私はもう怪我はしたくないのだが、私自身、自分が囮になるのが最良だと思っているので、それ以外の考えが浮かばない。

 たとえ、先輩が私と同じ考えをしていたとしても――


 ――カツン。


「っ、」


 部屋の外に耳は向けていたので、その音を拾うことは出来た。


『先輩、誰か来ます。どこかに隠れてください』

「どこかって……」


 二人して隠れられそうな場所を探すが、それっぽい場所はない。

 あるとすれば、大きい机といくつかの小さな机、それぞれの机に見合うような椅子と掃除用具入れぐらいである。


『先輩、あの大きな机の下と掃除用具入れ。どちらに隠れます?』

「まあ、その二択しか無いよな。水森は――」

『私は残った方に行きます』


 そして――部屋の扉が破られる。


「ったく、あいつらどこに行った?」


 ギリギリになったけど、何とか隠れるのには間に合った。

 先輩には気配を消すのを頑張るように言っておいた。音ならいくらでも私が誤魔化せるけど、気配を誤魔化すのはさすがに無理だ。


『……』

「……」


 入ってきたのは、武器持ちのあの男らしく、未だに部屋から出ていく気配もない。


 ――早く。


 どくんどくん、と鼓動が早くなる。


 ――早く、早く。


 足音がこちらを向く。

 どうする? 廊下の方から音をさせて、誘導するか? いや、もし誰かと居合わせられでもして、部屋の中に居ることがバレたら厄介だ。


『っ、』


 はっきり言って、未だに声の出ない私はまだ何とかなる。しゃっくりだとか咳とか出ても誤魔化せるから。

 けれど、先輩は違う。声にしろ挙動にしろ、少しでも物音を立てれば終わりだ。


『けれど、私の専門は『音』だもんね』


 出来る限り、誤魔化してやろう。

 だが、私が見つかった場合、どうしようか。

 奴の耳に大音量を流すのは決定してるけど、どのジャンルの曲を流すのがいいんだろう……ロックやヘビメタ、デスメタル辺りなら効果がありそうな気もするけども。

 まあ、どんな音楽でも、いきなり大音量で聞かされたら、とっさに対処出来ないだろうから、逃げるだけの隙は作れるかもしれない。


「――あぁ、まだ探してない所、あったわ」

「――」

『――っ、』


 ちょっ、まだ部屋から出て行かないつもりなの!?

 しかも、足音から考えるに、先輩が隠れてる方に向かってるし……って、もう扉に手を掛けようとしてるし。


『ああもう!』


 間に合えとばかりに、異能を発動させる。


 ――カタン。


「あ?」


 男の目線が音のした方へと向く。

 もしかしたら、これで部屋に居ることは確実だと思われたんだろうけど、あの音はあくまでも目線を逸らせるためのものだから構わない。


 ――それに、何らかの作戦などだと頭で分かっていても、『もしかしたら・・・・・・』という考えが浮かばないわけじゃない。


 しかも、剣を持ってることから察するに、男の異能が剣に付与等させるタイプの異能であれば、いくらでも誤魔化せる。


 ――誤魔化すことばかりなのが、厄介だけど。


 正直、正々堂々と正面から対峙できるのなら、他の手も使えるけど、無い物ねだりしても仕方がない。


「……やっぱ、この部屋に居んだな」


 さぁ、どうする? そこにどちらかが・・・・・隠れていることは示した。

 でも、貴方たちの本命である会長か、間違った私なのかまでは分からないはず。


『……』

「……」

「まあ、返事はしねぇよなぁ」


 したら捕まるからね。


「でも、これならどうだ?」


 そう言って、抜剣する様を見て、嫌な予感がした。


 ――まさか……刺すようなこと、しないよね?


 でも、もしそれが当たっているのだとすれば。


「大事な大事なお仲間が刺されるかもしれないのに、姿見せないってか」


 予想的中かよ、クソっ!

 けれど、動くことは出来ない。

 もし私が動けば、先輩がもう一つの方へ隠れていることがバレる。


『はぁ……もし、この場に居るのが貴女・・だったら、もう少し何らかの案が出るんだろうけど、この場に居合わせてるのはだからね』


 でもまあ、やるしか……ない、か。


 ――カタン。


『おかしなことを言うね。ずっと、ここに居たのに』


 大きな机に片ひじ付いて、そう告げてやる。

 まあ、奴にはこっちの言葉は何一つ聞こえてないだろうから、意味無いだろうけど。


「捕まってるって言うのに、随分と余裕だな」

『こっちは貴方に脅されて、仕方なく出てきたんですけどねぇ……』


 余裕とか、どこ見て言ってるんだ。


「……口パクなんかせず、声に出して何か言ったらどうだ?」


 そうしたいのは山々だが、出来ないから困ってるのだ。


 ――ああでも、もう少ししたら出せるかもしれない。


 単なる反動のようなものだから、そろそろ治まる頃なのかもしれない。


『出来ればそうしたいけど、無理なので』


 こうなったら、何となくでも伝われ。


「……」

『……』

「……」

『……』


 お互いに無言の時間が続く。


「お前、舐めてるだろ」

『別に舐めてはいないんですけどね』


 むしろ、警戒しているから、会話だけに留めているというのに。


「……」


 何を思ったのか、男が剣をしまわず、こちらに歩いてくる。正直、恐い。


『……それ、しまってもらえませんか?』


 伝わるわけがないと思いつつ、雰囲気をどことなく放ちながら言ってみるが、やはり納剣はしてくれないらしい。


「……で、こうされてもまだ声出さないのか?」


 ひぇぇぇぇぇぇっ!!

 さすがに、首に当たりそうな距離で、その刃を向けられながら聞かれるのはビビる。

 ……この机、紙あるかなぁ。


 ――ああ、あった。


 運良く、この机には紙が入っていたらしい。


『……』

「……」


 筆談でもしようかと思ったけど、そもそも書くものが無かったから、無理だ。


 ――他に、手が無い訳じゃないんだけど……


『さて、どうしたものか……』


 使い道が限られているが、かといって、ここで使うべきなのかどうか迷いどころである。

 とりあえず、そんなことを考えつつ、ペンか何かないか開けられる引き出し全てを開けて探す。


『……無い……』


 あってもインクが乾いたりしていて無理だっただろうけど。

 仕方ない――ここは使うか。


『本当、面倒なことこの上ないですね』

「……!? これは……」


 何やら驚かれているが、やっていることは私の異能である『音響操作チューニング』の一つ――“反響心意はんきょうしんい”。

 私が思ったことや言いたいことを、周辺に反響させて聞かせることが出来る能力なのだが……ぶっちゃけ、声が出ない時以外に使い道がない。


『驚いているところ申し訳ないんですが』

「……」

『すみません。筆談しようかと思ったんですが、ペンが無くって』

「……」


 驚くことについては分からなくはないが、話が進まないので、少しぐらい反応してほしい。


『……本来はこんなとき・・・・・に使う予定じゃなかったんですがね』

「……こんなとき・・・・・?」


 あ、反応した。


『隠しておきたい手札、ってやつです』

「……なるほどな」


 どうやら納得してもらえたらしい。

 ただ、“反響心意はんきょうしんい”については、特定状況下で使用するためのものなので、『隠しておきたい手札』かどうかを問われると微妙なところではあるのだが。


『ところでお兄さんは、好きな音楽ってありますか?』

「……お前、状況を分かってて聞いてるのか?」


 何となく年上っぽいし、何気なく聞いてみただけなのに、正論を返された。


『もちろん、分かってますよ』


 でも、必要な情報だからね。


『ただ、ずっとこうしていても退屈なので』

「……」

『……』

「……」


 しばし、沈黙。


「――女である後輩が頑張ってるって言うのに、男であり先輩でもあるお前は、本っ当に何もしないよなぁ!?」


 多分、それは一瞬のこと。

 下手をすれば死んでしまうかもしれないのに、躊躇すら無いかのごとく男の剣が掃除用具入れに向かって振るわれる。


『……』


 まるで串刺しマジックでもやるかのように、掃除用具入れに突き刺さる剣。


 ――大丈夫。だって……


 女神が――彼をこんなところで殺すはずが無いのだから。

 だから、一瞬でも私から目を逸らしたのが間違いだってことを示してやろう。


『――』

「――ッツ!?」


 男の焦りようは何だったのか。

 自身の身に迫る『何か』に反応した?

 それとも、私が何かしようとしているのに気づいて、とっさに嵌められたと考えたのか。

 多分、両方なんだろう。


『答えてくれれば良かったものを』


 ロックやヘビメタとか、とにかく激しめの音楽をミックスし、大音量で男の耳に流してやる。


「――っ、」


 いろいろとつらいはずなのに、睨み付けられる。

 さすがに会話が成り立たないのは困るので、少しだけ『音量ボリューム』を調節する……のだが、彼の耳には、まだ大音量と変わらないレベルの大きさで音楽が流れていることだろう。


「……お前、鬼だな」


 こちらの状況を見てからなのか、ようやく姿を現した会長が、若干引いた様子で言う。

 けど、怖い中で頑張った後輩に、その言い分は無いんじゃないんですかね?


『さっきまでの状況を、どうにか出来ただけでもマシでは?』


 “反響心意はんきょうしんい”があるおかげで、いちいち手を繋ぐ必要も無くなったので、そのまま先輩に言い返す。


「おまっ、何――」


 男にとって、先輩が姿を見せていることについては、驚きでしかないんだろう。

 とりあえず、掃除用具入れまで移動し、厄介そうな剣を抜き取ると、そのまま手に持ってみる。


「……剣っていうのは、初心者や素人が簡単に扱えるような代物じゃねぇぞ」


 ようやく落ち着いてきたのか、さすが、この剣の使い手だけあって、よく分かっているらしい。


『そんなこと、言われるまでもない』


 けれど、こっちだって理解している。

 でも、手元に何もないよりはマシなはずだ。

 それを無視して、部屋を出るために歩き出せば、男が慌てたように声を掛けてくる。


「まさか、それを持ったまま、あいつらとり合うつもりか?」

あいつら・・・・?」


 足を止め、振り返りはしたが、同じく疑問に思ったのだろうタイミング良く会長が尋ねる。


「ああ、お前たちが行ったところで返り討ちにあって、あの部屋に逆戻りになるだけだ」


 やっぱり、私の異能は何人かに防がれていたらしい。

 しかも、戻るのはこの部屋じゃなくて、最初にいた部屋・・・・・・・ときた。


「どうする。このまま脱出するか?」

「……」


 少しばかり考える。……いや、考えている暇なんて、本当は無いのだ。

 あれだけの音をさせておいて、他の誘拐犯たちが気付かないはずがないのだから、脱出するなら今のうちにしておいた方が妥当だろう。

 いくら剣を手にしたとしても、扱える訳でもないし、もし扱えたとしても、相手できる人数なんて限りがある。


「馬鹿なことを考えるなよ。命あっての物種だ」


 そうだ。携帯なんて、神様に頼めば何とか出来るはずだし、今は脱出して――


「――あら。中々戻ってこないものだから、様子を見に来てみれば……何てザマなのかしらね。修人しゅうと

翔子しょうこさん……」


 突然現れた『翔子』と呼ばれた女の人を見た、『修人』と呼ばれたの男は顔を青ざめさせる。


「その様子じゃ、貴方が出したってわけじゃなさそうね」

「すみません……」


 顔を歪めて謝罪する修人に、くすりと翔子は笑みを浮かべる。


「それにしても、修人をそんな風にしたのは、貴方? それとも貴女?」


 会長と私に、それぞれ目を向けられる。

 正直なことを言えば、やったのは私だけど、剣を持ってるせいで勘違いさせてそうだ。


「正直、“武器持ち”の修人からどうやってその剣を取り上げたのか、気になるところだけど……」


 その言葉とともに向けられた視線に、ぞくりとする。


 ――ああ、これはマズい。


 直感的に、そう判断する。

 手にしていた剣を握りしめてしまうほどに、この翔子という女はヤバいらしい。


「大人しく、部屋に戻ってくれない?」

『……』


 ああ、こんな時に何で声を出せないんだ。


「翔子さん。そいつ、まともに話せないみたいです」

「どういうこと?」

「気絶した奴らに使った異能のデメリットみたいです」

「なるほどねぇ……」


 修人からの情報を聞いて、面白そうに――それはもう、面白そうに、翔子は笑みを浮かべる。


「でも、態度で示せるんじゃない? もう一回、聞くわ。――部屋に戻ってくれない?」

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