第21話ダンジョンに帰る
王都に来てから10日。
俺は
贈り物予定の
「では
「任されよ。そして鎧の件をよろしくお願いいたしますよ」
俺は
ただイケメンさんに口説かれても心が躍るはずもなく冷静にお断りすることが出来た。
魅惑のスキル持ちとかに勧誘されたときは少しヤバかったが・・・
そして、
報酬として望みの物を聞かれたので、ダメもとで俺が拠点にしている王都から南に半日行った所にある土地を買う権利を要求した。
すると
王都から半日の距離とはいえ、いまなお鬱蒼とした森の中なのと
とりあえず住むための家を造成したあと国都から土地認定の役人に来てもらい確定させる予定だ。
ちなみにクエストで依頼していた
「お帰りなさいませ。我が主」
ダンジョンに戻ってきた俺をラージアント(クイーン)と10体ほどのラージアント(ワーカー)が平伏して出迎える。
思念ではなく人語を話している。
クイーンからダンジョン建設の進捗状況の説明を受ける。
まず表の地下五階ダンジョンは完成。表ダンジョンの地下五階にある通風孔を通じて繋がる裏ダンジョンは地下五階から地上に向けて地下三階までが完成。
また、表のダンジョン一階には複数のスライムが自然発生しているという。すごいなスライム。
あと現在地上と直通通路で繋がっている拠点の地下六階には、王都のギルド前へと続く道が完成。
支配下モンスターはクイーン1匹。ワーカー20匹。蛹5個。幼虫が8匹。卵が10個。
蛹がらはそろそろラージアント(ソルジャー)が孵るかもしれないという。
引き続き裏表のダンジョンの完成に尽力することを指示し、俺は召喚の間という魔素溜まりの上に立つ。
「
『
意外にもシステムは答えてくれた。何となく違和感を感じたのは気のせいだろうか?
「どのくらい貯めればいい?」
『3日です』
3日ねぇ・・・なら、新たに手に入れた宝石生成のレベルアップと新しいスキルを手に入れるか。
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