最終章 君が泣いた日 #2
彼の名前は
話してみると意外と面白い人で自然とすぐに馴染めた。
話題は彼の『龍馬』という名前のことで歴史上の人物にもいたかいなかったかの話になっていた。
優しい彼がムキになっていたので思わず笑ってしまった。
彼はすごく驚いた顔をしていた。
鏡を見ろと言う。
とりあえず、言われた通りに鏡を見るといつの間にか笑えるようになっていた。
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「どうやって笑えるようになったのですか?」
普段は穏やかで優しい
「さっき知り合った岡田龍馬君と話している途中で笑えるようになっていました。」
「なるほど。もしかしたら君の表情が彼によって取り戻すことが出来るかもしれない。協力を要請してきます。」
そう言って私の病室を出ていった。
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