1章 君と出会う #2
病院のコンビニの
街のコンビニとは違い、売ってる商品がだいぶ違う。
歯ブラシセットや、お風呂セットなどは見たことがあったが、寝巻きが売ってるコンビニなんて見たことがなかった。
食料品コーナーでは一部の人にとってはとてもありがたく、一つ一つの商品の値札の隣にアレルギー表示がされていて、わかりやすくなっている。
僕はとくに
飲み物も買おうと思って飲料コーナーへ行くと、違和感があった。
しばらく
お酒が一つもなかった。
未成年の僕には
少し多めに、お茶を3本かごに入れ、レジに向かった。
さっきまで聞こえていた声は、レジをしているおばちゃんがお客さんと話している声だった。
かごをレジに置くとおばちゃんが「あら、いらっしゃい。見ない顔だねぇ~」と言ってきた。
「あ、はい。この間事故に遭って入院することになりました。」
すると、おばちゃんは、自分のネームプレートを指しながら、「あたしの名前は
「幸さんですか、こちらこそよろしくお願いします。」と一言だけ言って商品と、レシートを受け取り、病室の
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます