プロローグ #4

「どうも、岡田 龍馬りょうまさん。私はこの病院の医院長で、かつら 富夫とみおと言います。調子はどうですかね?」


右足に違和感いわかんを感じるがとりあえず「具合は大丈夫です。」と答えた。


「ところで今日は何日かわかりますか?」という質問を桂先生からされた。


馬鹿にしてるのだろうか。


昨日事故に遭って今は朝なんだから1日寝ていたということだ。


つまり今日は...「12月22日です。」と余裕よゆうの顔で答えてやった。


「いいえ、今日は12月27日ですよ。」と桂先生は苦笑いしながら病室に置いてある電波時計の日付を見せてきた。


「う、うそ、だろ、、、。僕のクリスマスがぁーー!」


別に、特に用事は無かったけど!


それでもショックは大きかった。


まさかクリスマスを寝過ごすとは思ってもいなかった。


 すこし憂鬱ゆううつな気分になりながらも桂先生の話を最後まで聞いた。


 どうやら僕は、右足首を骨折したらしい。


どうりで動かないわけだ。


まぁ、ギブスをしてるってこともあるけど。


 それから僕は事故に遭ったとき、気絶をしていたので、脳震盪のうしんとうの疑いがあるとのことで検査をすることになった。


足のリハビリと検査のために僕は入院することになった。


足の骨折は僕が6日寝ている間に手術して治療したらしい。


明日にはギブスが外れ、リハビリが出来るらしい。


今日は車椅子で過ごすことにした。

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