第24話 mystery 22 ~月読~

月読、天照とスサノオを加えて三貴神の一人です。

天照やスサノオと違い、この神の性別は不明です。

多くには男神と言われていますが、この神の性別が記されている古文書や伝記は存在していません。

解って居ることは、天照が大人しく優しい正確なのに対して、スサノオは荒ぶる無法者、その中間の様な存在だったとの事です


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本文


ランジェリー一筋300年

俺の造る下着に思わぬ副作用があった事と、スーパー作用が同時にあった事が判明した。

先ず副作用は丁寧に作り過ぎる事と、俺の魔力が重なる事で、気持ちよく成ってしまい馴れないと、、まあ詰りいってしまうと言う事だ。

フルオートオ○ニーができるのでいいと思うんだが四六時中それでは困るので、馴れて貰う意外ない。

スーパー作用は覚醒に近付く事、今日子がアマリアの事を一瞬でも思い出した事、加奈子は一時的にオーガズムに達した事で起こった一貫的な物かも知れないと言うが、何事もやってみなければ解らない。

俺はここで更にブーストをかけて、ランジェリー作成を行う事に決めた。

先ずショーツの所謂大切な部分に当たる部分を食い込ませる事を思い付いた、だが露骨に食い込ませると嫌がるだろうから、三重構造にして、表から見えない様に工夫した。

次にヒップハンガーの部分にアレンジをする、俺は左右の尻のほっぺたを掴む様な構造にする事で、パンティそのものがズレル事を防ぐと共に、理想的なヒップラインを常に美しく保つ様にした。

次にブラだ、今までブラは寄せて上げる事ばかりに気を取られ、強引にそうする事で外したさいに、身体中につけあとが残る駄作しか無い。

俺はここでその部分にメスを入れた、車のスカイフックサスペンションを知っているだろうか? あれはイメージ的にはヘリコプターで車本体のボディを釣り上げて、タイヤとは別構造にして車体の振動やピッチング、ローリングを抑えると言った働きを可能にする物。

実際には別構造には出来ないので、簡単に言えば路面が出っ張っていればタイヤが上に上がる、逆に凹んでいれば下がる、それを連続的に行う事でボディの状態を常に一定に保つと言う物だ。

俺は今回その機能をブラに持たせた、今までのブラは右のカップを右肩で持ち上げ、左は左で持ち上げる、そんな事をすれば方は凝るし、あの細い線で何時間も乳房を無理に持ち上げる事に成るのだ、痕が付かない訳が無い。

俺は今回両肩で両方の乳房を持ち上げて、更に補強して上半身全体で乳房を理想的な位置に持って来る事を思い付いた。

具体的には腰より上で乳房を上に上げるスプリング作用、両肩紐で上に持ち上げる前後クロス構造、この二つを組み合わせる事でナチュラルに乳房を理想的な位置に常に一定に保つ様にしたのである。そしてその機能を余り強くしないで乳揺れをしっかりと自然に起こる様にした、これは俺の為だ、やはり乳揺れは男のロマンである、女の乳揺れ程自然現象として至高の物はこの世には無い!


早速俺は人間メジャーとして、ワルキューレ隊の事務所に趣き、触りまくる…………じゃなくて採寸にアマリアと共に向かった。


「多少は馴れて来ましたが、気を抜くとまた倒れそうです…………」


「なあ? アマリア」


「何でしょうか? 主人様」


「さっき今日子から聞いたけど、お前も今日子も皇族を守る騎士だったって事だけど、それは武士だったって意味か?」


「そうですか…………主人様本当に何も覚えていらっしゃらないのですね…………主人様のお言葉からじかに聞くと…………とても悲しいです…………」


アマリアは目に涙をいっぱいに浮かべている…………ヤバい、女にこんな悲しい顔をさせた…………ちくしょう‼


「す、すまねー…………何とか早く思い出したいんだけどよ…………」


「い、いえ! 仕方の無い事何です、気になさらないで下さい‼ ただ主人様の助けになれない自分が歯がゆくて…………そうですね、今とは世界そのものが違うと言う事何ですよ」


「世界そのもの? どういう事だ? だってこの世界の過去に俺達は居たんだろ?」


「え~とですね、私達が居たのはムー大陸何ですよ」


「え? 太平洋の真ん中にあったって言うあれか?」


「違います、簡単に地図を書きましょう」


アマリアが簡易的に書いた地図を見て俺は驚愕した、これはゴンドワナ大陸から分裂したと言われるローラシア大陸!


「そしてここがムー大陸です、その後ノアの洪水が起きて今の形になったのです」


「おいおい、じゃあやっぱりノアの洪水って…………」


「マグマの海です…………その前に私は海底神殿に行きましたのでその洪水は見て居ませんが」


「海底神殿?」


「はい、ここのこの部分がその前に海底に没したんです、今もここには入れますが、主人様の今の状態では無理です、覚醒してからではないと神殿が受け入れてくれません」


「結界でも張られているのか?」


「はい、私のお祖父様の結界が、お祖父様は主人様の事を待っています、覚醒した時にいずれ主人様はそこに行くことになります」


「成る程な、ならあんまり待たせる訳にもいかねーし、早いとこ目覚めねーと、それでアマリア、皇族は天皇家なのか?」


「はい、私が使えていた主人は帝、ナンナ様です、あの頃は武士とか騎士の差など有りませんでした、侍と言うのが現れたのは洪水後の話です、騎士でも有り武士でも有る、そんな感じですね」


「ナンナ? あの月の神のナンナか?」


「その人の子孫とでも思って頂ければいいと思います」


「天皇家は天照の直系が続いてるんじゃ無かったのか⁉」


「今はそれが岩と開きです、とだけお伝えしておきます、そこは主人様が自ら導き出さねば成りませんから…………着きましたよ!」


「やあ、たけちゃん、お手柄だったね! まさかたけちゃんの造る下着にそんな効果があった何て」


「そうだ! 副総帥、これは主人様の愛の成せる技だ!」


まあ愛が奇跡を生んだのかどうかは知らないが、俺は女性には綺麗でいて貰いたいのは事実だ、特に俺の女には…………

そしてワルキューレ隊の隊員は事実かどうかも解らない伝承によって俺の元に集まって来ていると言う。

そんな女達の為に今俺が出来る最大限の事をするのは当然と言えば当然だ。

そして先ず直ぐに手が放せる隊員達が地下の講堂へと集められた。


「何が始まるのかしら?」


「総帥が私達専用のランジェリーを作って下さるそうよ? それの採寸を総帥自ら行うって」


「嘘? じゃあ私達総帥の前で裸に成るの?」


「え~、恥ずかしいよ~‼」


「でもさ、私達記憶が戻れば全員が総帥の妻なのよ?」


「家に伝わる古文書にも健様の子を二人も産んで、松田性を与えられたって書いて有るのよね~!」


「私の家は久美様の性を頂いて斎藤に成ったらしいわよ?」


「あ! 隊長よ!」


「整列‼ 隊長にー敬礼!」


「休め! 隊長どうぞ!」


「うむ、皆聞いてくれ! 本日私達は総帥の造られたランジェリーを身に着けさせて頂くと言う栄誉を得た、その際素晴らしい事実が判明したのだ! 先程私のかつて直属の部下だった者が新たに総帥の妻に加わった、勿論記憶は無い!

だがそのランジェリーを身につけた直後、私のかつての名前を思い出したのだ! これは奇跡だ! 総帥が私達へ向けて下さる愛が私達の覚醒を早めて下さったのだ! 私はそれを見て、ワルキューレ隊全員のランジェリーを作って下さるようお願いした!」


このアマリアの熱弁により、全員が俺の採寸を受けた、当然俺のキャノンが黙っている訳が無く、半分くらいの女性が俺との性交をO.K.してくれたので振るいまくった、残りの女性は半信半疑の所がまだ有るらしく、記憶が戻ったらと言う話だ。

だがその中でもラフィーネとリーアは身持ちがとてつもなく固かった、これは宗教の関係だろう。

採寸も手袋をつけさせられ、目隠しもされた。

確実に記憶が戻ってからすべて差し上げますとの事だ。

だが意外だったのが美憂、もう俺の子を産みたいと言っていた、完全に信じきっているようだ。


俺は全員ぶんのランジェリーの生産に入った、流石に100人以上と成ると大変で、全てを終わらせるのに5日はかかった。

だが今回は一切の妥協点も作らず、完璧な物を洗いがえも含めて一人5着ぶん作った。

デザインも由利と優菜がデザインした物で、女性らしく、女の子らしくと言う感じで仕上がって居る。

勿論今度は楓や由利菜や優菜、母ちゃんや愛子さんのぶんまで作ってある。

優菜の分は一瞬迷ったが、デザインさせておいて無いとは言えない、そして…………

完全に奇跡は起きた。


「みんな来たな、見ろ‼」


「おお~! 可愛い~、これデザインも最高だわね~」


「そうだろ久美、これは由利がデザインした物で、こっちは優菜がデザインした物だ」


「じゃあ由利菜が着てみるね~」


「由利菜、本当に凄いのよ?」


「別にオーガズムに達した所でそんなもん健様に何回も見せてるんだから、今更良いよ~、それよりも早く着てみた~い!」


そして由利菜が身につけた


「え、あ、ヤバい…………駄目!」


やはり失神して倒れた、だがすぐに目が覚めて辺りを何度も見回す、、、


「ね~、、これ本物だよ~! あたし覚醒出来ちゃった…………」


「本気で言ってるのですか? 由利菜⁉」


「うん! あたしの前世は…………ミーシャ‼」


「嘘~~~⁉ 本気で言ってる? 由利菜ちゃん?」


「うん、本気だよ~…………んで多分あたし有理子の正体も由利の正体も優菜もみ~んな解っちゃった」


「ミーシャ…………何だ! 俺は多分知っている…………」


「ねえ? 健様? 無理しなくても良いよ~、今はまだ、ね?」


「ああ、そうだな…………」


「ミーシャなら今の由利菜ちゃんのパソコンレベルが納得できますね…………」


「ミーシャと言う子はそんなに出来た子だったのですか?」


「ええ、ムー帝国の法律からギルド管理、全ての国家財政の管理まで全てがミーシャが行っていたのよ、こっちの年齢で言う8才と言う年齢でね」


「ぐ! マジかよ⁉ てか8才の子供を俺がやりまくってたのって?」


「由利菜の事でした~! えへへ~健様~」


「優菜も着るーーー!」


「うん、優菜も着てみな~きっと思い出すから~、優菜もあたしと同じだからきっと思い出すよ~」


「ねえ? 由利菜ちゃん?、もしかして優菜ちゃんは…………」


「直ぐにわかるよ~」


実際直ぐに解った、優菜の正体はミーシャと同じ存在で、ジャーリアのセナと言う子供だった。

セナと言う子供の事も俺はすごく引っ掛かりを覚えた、間違いなく俺は知って居る。


そして全員一頻り大絶叫大失神をして、過去を思い出したのはこの二人だけだったが、明らかに今までの感覚と有理子と由利二人は違うと言う。

多分時期に記憶が戻ると言う確かな何かを感じ取る事が出来ると言う。

そして俺が引っ掛かったのが…………


「なあ? 理恵、お前は何者何だ? 俺はお前と理菜がどうしても有理子達と同じだとは思えない、記憶を取り戻そうともしている様には思えない、それは詰り記憶を取り戻す必要が無いって事だ。」


「そうですね、健様の言われる通り、私と理菜は記憶を取り戻す必要の無い存在…………詰り…………人々に神と言われる存在です」


「やはりな、じゃあイエスかノーだけで答えてくれ、間違っても答えを言う必要は無い」


「解りました、健様の眼力如何程の物か見てみるとしましょう」


「理恵、お前は月読だな?」


「………………驚きました……イエスです、何処でそう思われたのですか?」


そう、俺は大分今回この時代、ここにこれだけのもの達が集まって来ている理由が何となくだが理解出来て来た

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