結局、おもしろいおもしろくないは作者の技量によるところが大きいわけで。どんなに斬新な設定でも文章力がなければダダすべりなわけで、どんなにクソな設定だって力量のある作家なら壮大な感動物語に書き上げてしまえるわけで。 そんな当たり前のことを感じました。
異世界転生や転移とか食傷なんだよ!こんなもんどこが面白いのか、設定から何まで全部否定してやるよ!!――というのが、主人公です。女神様に異世界転移がどれだけ下らない、面白くない、詰まらないものなのか。その事実を叩き付けるためだけに、異世界転移を受け入れます。そして、転移先で糞のようなストーリーを築き上げようと企む主人公と、転移させた主人公が歩むストーリーを楽しもうとする女神との壮絶な戦いが切って落とされた!最後に勝つのは、はたしてどちらか!?