第2話 彷徨へる悪霊〜コトトキ ライズリの回想録〜

 あれは十五年前の秋、サオ・ルア秋のひと月からフド・ルア秋のふた月にさしかかる時であつた。

 私はマスカダイン島の北にあるオレア島に滞在してゐた。


 私が神官への夢を諦めてコトトキとしての道を歩み出してから、はや一年がとふとしてゐた。

 私は、人の三倍は勉学に励んだが、神官になるには今ひとつ怜悧れいりさが足りなかつたのである。

 また、持つて生まれた霊力れいりやくはトギやナトギの存在をわづかながら感じる程度の感応力かんのうりやくしかなかつた。

 己の力量を把握しながら、夢を諦めきれずにロウレンテイア神殿の神官登用試験を受け続けた結果は七回もの落選であつた。いづれも一次にさえかすりもせずに。


 そんな私のやうな神官への道に夢破れた多くのなれの果ては「コトトキ」であつた。

 民に神霊の大いなる力と恵みを語り、祭時には司を引き受け、時には人々の指南役しなんやく相談役さうだんやくにも応じるコトトキ――は、神官には及ばないものの、人々から歓迎され敬はれる存在だとロウレンテイア人である私は疑ひもなく信じてゐた。

 それは間違ひであつたと思ひ知らされたのは、若さゆゑの奢りと冒険心から、故郷以外の地へ赴いたときである。

 現実を知つた私は、逃げるやうにその地を去り、素朴なオレア島へと来たのであつた。


 大集落だいしうらくと違つてのんびりとした離島の世界ではコトトキは尊敬の対象でもあり、親しみやすい存在でもあるらしかつた。私は今までとは隨分と違ふその状況に大いに驚きながらも、気安く話しかけてくる島民に愛着あいちやくがわいた。

 島の人間とも徐徐じよじよに慣れ、世間話もするやうになつたその頃である。


 一人の漆黒しつこくの髮のをんながオレア島に現れた。


 そのをんな、着てゐる服はみすぼらしく、のぞいてゐる肌も汚れて真つ黒で、獣のやうなにほいを放つていた。ただ二つの黒目がちな大きな目がビカリと強く光つていた。

 島に訪れた乞食そのもののをんな正体しやうたいに、私だけは気づき、衝撃しやうげきを受けた。

 なぜなら、私のなけなしの感応力で察知さつちしたそのをんなまことの姿は。

 トギを宿やど稀人まれびと、ワノトギだつたからである。


「コトトキのライズリ樣。貴方は彷徨さまよへる悪霊あくりやうをご存知か」


 およそワノトギとは思へないをんなは、私を見るなりさう口を開いた。



 ***


 をんなの名はアガニと云つた。

 あまりにも酷い有り体に、私はをんなに湯浴みをすすめ、村人に頼んで衣服を用意させた。

 真つ黒な垢を落とすと、意外にも白くきめ細やかな肌が現れ、をんなはたちまち美しくなつた。身体に沿う女物をんなものの服は、それまで着てゐた服と異なり、をんなの身体の凹凸を浮き彫らせた。

 女――アガニは大層たいさうな美形であつた。歳は私より二つ上の二十八だといふ。

 アガニの本来の姿を目にした私は、激しく緊張きんちやうした。私は過去に、少年時特有の潔癖けつぺきさと偏見で、卑しくも神官を志すならば女性にうつつを抜かしてはいけない、との誓いをたててゐた。妙齡みやうれいの美しい女性と空間を共にする――ましてや、会話を頻繁に交わす経験などそれまでなかつたのである。

 つまるところ、アガニはそれほどまでに魅力的みりやくてきな女性であつたのだ。


 出自やこちらに来た理由などを問ふとアガニは、


「 私はダフヲデイル出身しゅつしんで、私の子供を奪つた悪霊あくりやうを追つて来ました」


 と答ゑた。

 だういふ意味か分からない、詳しく話してほしいと私が請ふとアガニは語りだした。


 ダフヲデイルの小集落しやうしうらく出身しゆつしんのアガニは十七歳で死霊しりやうに憑かれて神殿で試練を受け、神霊――風を司るヲン=フドワ――から欠片を預かりワノトギとなつたが、生まれついての霊力れいりやくは少なく、ワノトギとしての能力は格下だつたやうである。格下であらうとワノトギについての役割を求められることは変わりなく、アガニは悪霊あくりやうが現れるたびに自らの身体にトギを憑かせ悪霊を取り込み、めつしてゐた。

 三年前、アガニはある悪霊を滅するのに失敗し、悪霊を逃した。その際、悪霊は彼女が宿してゐた胎内の赤子の生命を吸収きゆうしうしてしまつたのだといふ。

 その悪霊は滅する途中で逃げた為、通常の悪霊と異なり、人に憑かうとせず「彷徨さまよへる悪霊」となつたのださうだ。

 その後すぐ、アガニは抜け殻となつた赤子を死産した。

 直ちに悪霊の後を追いたかつたのはやまやまだつたが、ときに疫病えきびやう流行はやつており、死霊しりやう悪霊あくりやうが次々と出現しゆつげんしたのと、彼女の家族もやまひに侵された為、身動きがとれなかつたのだといふ。数か月前に家族が死に、責務を果たした彼女はやうやく目的の悪霊を探す旅に出たのだつた。


「それは気の毒に」


 私は心からさう述べた。

 そして自らの出自しゆつじも告白した。

 実は私の母も、アガニと同じ「ワノトギ」であつた。私の母も霊力れいりやくは弱く、優れたワノトギとは云へなかつた。

 それ故、母は私が八つの時に悪霊あくりやうを滅する際、故人となつた。


「貴方のお母樣は幸せだつたのね」


 アガニは私の顔をよくよく見て、さう告げた。

 それは、だういふ意味であつたのか。


 ワノトギが所帯しよたいを持つことは稀とされていた。

 神霊の欠片を体内に取り込み、寿命が五十年近く延びるワノトギは、愛するものと時間の流れが異なる。また、畏怖の対象たいしやうとして異性から敬遠されることが多いからである。

 そのやうな存在でありながら私といふ子まで成した母のことを幸せな女であつた、とアガニは云つていたのだらうか。


 子供と共に逃げた悪霊の行方を追うため、アガニはヒヤシンス地方にゐる透視能力のうりやくを持つたワノトギ――ネママイアの欠片を内包する――ワノトギのところへ行つたのださうだ。そして、悪霊が離島のオレア島にゐることを突き止めたらしい。


 ヒヤシンス。

 さう呟いた私の顔を見て、


彼方あちらを訪れたことがおありですか?」


 とアガニは聞いた。

 ええ、少しだけ。

 さう答えた私の顔を見て、アガニは片眉と口の片端を上げる表情ひやうじやうをした。

 南部ヒヤシンス地方の人間がロウレンテイアの人間を厭う傾向けいかうがあることは皆の知るところである。アガニと同じ西部ダフヲデイルの人間にもその傾向けいかうはあるが。

 私はすぐに顔に出る性質であつた。

 アガニは私の心情しんじやうさつしたのか、それ以上いじやう聞いてくることはなかつた。


 そして私はアガニの求める悪霊あくりやう捜しに協力きやうりやくすることとなつたのである。


 ***


 実は私はオレア島へ来たときに、ある気配けはひを感じていた。

 今まで感じてきたワノトギが宿すトギとも自然精霊のナトギとも違ふ存在である。

 それは邪悪じやあくさを帯びた存在ではなかつた。

 離島には離島の変わつたナトギが存在するのかもしれない。さういふ楽天的な考へで私はその存在を無視してゐたのだ。


「その存在を感じる場所へ私を連れて行つてください」


 アガニに乞はれ、私はアガニと連れ立つて直ちにその場所へと赴いた。


 オレア島の岬には島民たちが建てた素朴な神殿があつた。石を組み立てた神殿のその奥の山道を登つていくと、小さなほこらがあつた。

 私はその場所に変わつた存在を感じていたのだ。

 島民の主な信仰対象たいしやうはナトギであつた。

 人口が少ないせいか、この島では死霊しりやうが人に憑く例は無きに等しい。トギや神霊しんりやうを頼る生活はしておらず、島民が自然そのものであるナトギに重きを置くのは当然と云へた。

 私はその生活こそが本来の人の生き方ではないかと思ひ始めていた。

 祠への道すがら私がさう語ると、アガニはまた片眉と口の片端をあげて私に同意だういした。

 アガニの出身しゆつしんであるダフヲデイルは砂と岩の貧しき土地でありながらも神霊の加護なしに長年発展はつてんしてきた地域である。


 ほこらへと山道を進むにつれ、アガニの頬に緊張きんちやうが走った。

 あのときの悪霊あくりやうで間違ひない、とアガニは云つた。


「子供を感じます」

「分かるのですか」


 母親ですから、とアガニは答えた。

 くだんの悪霊は、元は幼き子供がゐる母親の死霊で生前はアガニと顔見知りだつたといふ。


 祠が目に見えて来たとき、私自身も悪霊の気を強く感じた。悪霊は私たちの存在に気付き、明らかに反応してゐた。


『コナイデ、コナイデ、ココニイサセテ』


 私は初めて聞いたその「声」に吃驚びつくり仰天ぎやうてんした。

 私は気配けはひを感知するだけで、それまでトギや死霊等の声を聞いたことはなかつたからである。


『コナイデ、コノコトイサセテ、コナイデ』


 祠の後ろからもやがわき起こつた。

 悪霊は黒色、死霊は白色をしてゐるものだが、その彷徨へる悪霊は不思議な色をしてゐた。淡い灰色でありながら光沢かうたくがあり、ややもすると銀色にも見えた。

 その悪霊はゆらゆらと儚げに搖らめくだけで私には無害に感じた。


『コノコトイサセテ、コノコトイサセテ』

「私の子を返して、ホナミ」


 アガニは一歩いつぽ前に出て、それに向かつて語りかけた。


「それは私の子よ。あなたの子ぢぁない。……私が貴女を取り込んだとき、あなたを感じたわ。あなた、残した子供が心配でせうがなかつた。子供が愛しくてたまらなかつた。だから私の子を取り込んでしまつた」


 アガニの身体の周りが柔らかな紫色に変化し始めた。私はそれが彼女がトギに身体を明け渡さうとしてゐるのだと理解した。


「あなたを許しはしないけど、あなたの気持ちは分かるわ。同じ母親だもの。あなたも私の気持ちを分かつてくれる筈よ。だから、返して。……あなたの子は元気よ。あの年、あなたを含め、多くの皆が疫病えきびやうで死んだわ。でも、あなたの子は生き残つた。今でも元気に走つてゐる」


 彼女――アガニが代はつたのを私は感じた。

 トギが彼女自身に乗り移つたのだ。

 彼女を中心にして風が舞い起こり、私は舞い上がつた埃に思わず目を閉ぢた。

 彼女は搖らめく灰色のもやに手を伸ばす。灰色の靄はたちどころに彼女に吸ひ込まれた。


『ふう、手間をかけさせおつて。はた迷惑な悪霊あくりやうであつたことよ』


 アガニ、いやトギはさう云ふなり、地面に膝をついた。私はあわてて彼女を支えた。

 彼女は私の腕の中で苦しさうに私を見上げた。


『……アガニはこれから此の悪霊を滅するにあたり、数日、苦痛にさいなまれる。男、アガニの世話を頼むぞ』


 トギの言葉に私は頷くしかなかつた。


『かわいさうなアガニよ。霊力れいりやくが低いながらも私が憑いたせいでワノトギになつてしまつた……おお、なんと! 』


 トギの顔が突然輝いた。


『子供の霊はあの頃のまま、元気で居るではないか! なんと! なんと! ……これは一計いつけい、案じることができるやもしれぬな』


 自分の身体を抱くやうにしてはしやいだ声を上げ、笑みを浮かべたトギは、見下ろしてゐた私の顔をはたと見上げた。


『……なんと、お前か』


 途端に不快さうにトギは眉をひそめた。

 そこまでが限界だつたのだらう。

 次の瞬間、ガクリと脱力して私に身体を預けた。


 ***


 それから三日、アガニはした。

 私は、額に汗を滲ませ歯を食ひしばつて苦痛に耐えるアガニの手を握り、声をかけ汗を拭き水を飲ませてやつた。

 そんなことしか出来ぬ自分をもどかしく感じた。

 それが三日目の晩、アガニはそれまでの痛みが嘘のやうにケロリと臥所ふしどから起き上がつたのだつた。

 この苦痛はおさまる時は突然に治るものなのか。

 驚く私の前で、アガニは用意した食事をさも美味おひしさうに平らげた。それを見た私の心は安らひだ。

 食後の茶を飲みながら窓から見える月をアガニは眺めてゐたが、やがて口を開いた。


「ライズリ様。今夜は月齢が良ひ。子を成すのに絶好ぜつこうの日よりなのです」


 それは残念です、次の月までに貴女がご主人しゆじんのところへ戻られると良いのだが、と述べた私にアガニは奇妙きみやうな顔をした。


「私の主人はとふにやまひで亡くなつたとあなたにお話ししませんでしたか」


 それはお気の毒に。では、懇意にしてをられる男性のもとへ一日も早く戻られるやうお祈り申し上げます。


 さう告げた私にアガニはますます奇妙きみやうな顔をした。


「ライズリ様。貴方にその相手をつとめていただきたいと申し上げてゐるのです」


 それを聞いた私の衝撃しやうげき如何いかなるばかりであつたか。


 わア、わア、私はア、貞潔ていけつの誓いイをたててをりイますウ、と頬を紅潮こうちやうさせ声高に主張しゆちやうした私をアガニはよくよく見つめた。

 そのあまりにも大きく美しい黒目がちの目は、若かつた私の意志を溶かすのに十分じやうぶんであつた。



 ――その夜は、私の人生において最良さいりやうの夜であり、また背徳的な夜であつたと云はう。


「貴方はとても可愛かはいいわ」


 私の下で柔らかなアガニは何度も私にさう囁いた。


「貴方が悪霊あくりやうになつた時は、私がらつてあげます」


 男女の睦言むつごととは本当は如何いかなるものか此の私に知る由もないが、アガニの言葉はそれとはかけ離れた言葉だつたと思ふ。

 しかし私は彼女の腕に抱かれ乳房に顔を埋めながらその言葉を聞き、此世のものとは思へぬ甘さと温かな包容はうやう陶酔たうすいしたのであつた。私は、私の母をアガニに見出してゐたかもしれぬ。


 その後、行為こうひが終はるやいな早々さうさうに自らの寝所しんじよへと戻つていつたアガニに、女とは、いや母とはかういふものであるのかと淋しさを覚えたのはさておき。


 翌日、アガニは再びした。

 その様子に私は、昨夜のアガニはトギだつたのではないかと疑つた。

 トギがワノトギの身体からだを乗つ取ることは可能である。後日、その負担ゆゑにワノトギは寢込むことになるといふ。

トギなら何ゆゑそのやうな行動に出たのだらうかといふ疑問は残るが。


 アガニはそれからその夜のことが無かつたかのやうに私とせつした。私もアガニにその真偽を確かめやうとしなかつた。


 私は信じたかつたのである。あれが、アガニ自身であつたと。


 釈然しやくぜんとしない思ひを内に秘め、私は全快したアガニと別れた。――




 ――それから本土に戻り、各地を放浪はうらうしたのち。

 再びオレア島に来た私はここで永住えいじゆうすることに決めた。島民も私を歓迎してくれた。

 緩やかな島の時間が流れ、回想録を記してからさらに数年が経とふとしてゐたときである。


 上等じやうとうの衣に身を包んだ漆黒しつこくの髪の美しい青年が私の前に現れた。

 青年はワノトギであつた。


 ***


「コトトキ、ライズリ様。いつぞやは、私の母アガニがお世話になつたと聞いております」


 顔を伏せてさう云ふ、青年の片眉と口の片端が上がつてゐるのを見て私は直感ちょつかんした。


 この青年は、全てを知つてゐるのだと。


 凍りついたやうに門口で立ち尽くす私に、ある「声」が頭の中へと直接的ちやくせつてきに飛び込んできた。


『おい、ヨシユア。勿体もつたいぶらずにさつさと教えてやれヨ』


 その声に反応した私に、目の前の青年は目を見開いた。


「なんと、ライズリ様。私のトギの声が聞こえるのですか」

『そりや、話が早い。流石さすが親父殿おやぢどのだ』


 ついでトギの愉快さうに笑う声も聞こえた。


 青年は語り出した。


 自分は生まれた時から霊――自分の兄――に憑かれた赤子あかごであつたと。神殿で試練を受け、史上しじやう最年少さいねんしやうの零歳児にしてワノトギとなつたと。トギと自分は双子のやうに今まで育ち、他のワノトギとトギの関係をはるかに超える関係となつたと。


 私は、そのときに十数年前のアガニのトギの思惑をやうやく理解したのだつた。


 うしなはれた子供をまう一度アガニに取り戻させる方法。

 この方法はうはうにて、アガニは二人の子供を一度に授かることとなつたのだ。


「母は去年きよねんやまひで亡くなりましたが、あなたのことを最期まで気にかけておりました」

親父殿おやぢどのが、罪悪感ざひあくかんさいなまれてるんぢぁないかと思つてヨ』

勘違かんちがひされていたのなら申し訳ないことです。あれは母の演技でした」

『お袋自身の希望だつたんだヨ。気に入つた男の子供が欲しいといふ、ナ。なのに、後になつて恥づかしくなつてトギに乗つ取られたふりをしたんだつてヨ』


 アガニの息子たちの言葉に、私は後ろめたいあの夜の思ひ出がたちまち甘やかにいろどられるのを感じた。


「積もる話があります。立ち話もなんですので」

『さうさう。長旅で疲れてんだヨ、親父殿おやぢどの


 二人に急かされて、私はゆつくりと頷くしかなかつた。


 ――この人をつたやうな美青年こそ(私が七回にしてついぞ受かることのなかつた)ロウレンテイア神官登用試験をたつたの一回いつかい突破とつぱし、ダフヲデイル出身しゆつしんでありながら、しかもワノトギとして初めて神官に就任しうにんしたヨシユア神官であつた。


 そののち彼は、優れた人心掌握しやうあくじゆつにより史上しじやう最年少さいねんしやうで大神官にまで上りつめ、また、霊力れいりやくの低いワノトギや懐妊してゐるワノトギの悪霊あくりやう狩りを禁ずるといふ考へを各地に浸透しんたうさせるなど、ワノトギの人権向上かうじやう尽力じんりやくした人物となるのであるが、そんなことはそのときの私に知る由もない。


 ただ頷いて、彼を家の中に招き入れるのが私には精一杯せいいつぱいであつたのだ。


 戸を閉めるときにふと見上げた夕暮ゆふぐれの空には。

 あの夜と同じ月齢の月が白く昇つていた。



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