第2話:行動
12/24のお昼過ぎに駅で待ち合わせた。
こういうイベントの時に何を着ていくか迷う。
特に冬は手持ちの着るものが限定されているので制服の上に来ているコートとマフラーはいつもと同じになってしまう。
ボトムは寒いからジーパンですませてトップスはセーターで・・・まあデートだとしても普段とかわらなくなってしまう。
それにしてもデートがDate(日付)である意味がいまだにわからない。
そんなことを考えているといつもの格好とかわらないカオルが見えた。
カオル「おまたせ~」
ユウ「さて、どこから回る?もう欲しいものって決まってるんだっけ?」
カオル「・・・決まっているけど、見て回ろうかな」
ユウ「そうか・・・雑貨?アクセサリー?」
カオル「両方みたいかな・・・ピアスなんかもいいね」
ユウ「あれ?穴あった?」
カオル「プレゼントしてくれるなら開けてもいいよ」
ユウ「・・・なるほど」
カオル「ユウは?ほしいもの」
ユウ「考えてはいるんだけどね・・・迷うよ」
そんな話をしながらお店を見て回った。
ユウ「どこかで休憩しよう、あったかい物が飲みたい。」
カオル「プレゼントはそれかい?」
ユウ「いや」
カフェで飲み物を買って席に座る。
カオル「なんだろうね~いざ買ってもらうとなると、もったいなくてお願いできない」
ユウ「そうだね、そんなきがする」
カオル「どうしようか、このあと」
ユウ「時間あるなら本屋によってもいい?」
カオル「いいよ、何時までいれる?」
ユウ「そうだな・・・あんまり遅くなるとうるさいから・・・19:30までかな」
カオル「うん、お店が締まり始めるじかんだからそのくらいかな」
本屋に移動して
ユウ「ちょっと奥に行って来るから・・・てきとーにみててよ」
カオル「え?なに見に行くの?」
ユウ「趣味の本だよ」
カオル「エロいの?」
ユウ「・・・違う」
カオル「ついて行っていい?」
ユウ「お好きにどうぞ」
店の一番奥に進んでいくとデザインのコーナーで画集をチェックし始める。
ユウ「あ、これだ」
カオル「へ~そういうの見るんだ」
ユウ「うん」画集をみている横顔をのぞき込む
カオル「ねぇ、ユウ」ユウ「ん?」顔をあげるとそこにカオルの顔があって・・・
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