3.ニラロ夜行〔後篇〕
魔儀、という。
地上に残された神々の言葉。儀文字と呼ばれるそれを唱えたり、物体に刻んだりすることで、神秘の力を現す手法。
「はッ!」
唸る拳はボクの耳を掠め、同時に放った回し蹴りが、相手の胸に直撃した。
そいつは吹き飛び、壁に激突し、そこに縦横の亀裂を走らせる。家全体が小さく揺れる。
なのに。
べしゃりと床に倒れた後、そいつは再び立ち上がった。
最初と同じく、気絶したまま、見えない糸で引っ張り上げられるみたいに。
「……おいおい」
我知らず、苦い声が漏れる。
今のはそこそこ本気だった。生身の人間がまともに受けて、変わらず動けるはずはない。
魔儀の効力なんだろうけれど――
立ち上がった男が向かってくる。
愚直な、だけど異様に早い突進。
ボクの後ろにはユナがいる。避ければ暴れ馬が突っ込むようなものだろう。
その対処はいい。
あえて前に出て、速度が乗り切る前に足を刈る。そうして宙に浮いたところを捕らえ、元来た方向に投げ返す。それで済む。
だが、受け身も取らずに落下しておきながら、敵はすぐにまた起き上がったし、遮二無二振り回した手足は床板に穴を開けた。
怪力化。意識のない人間の操作。付随する負傷や苦痛への耐性。
――問題は、どうやってそれを打ち破るかだ。
確実に最善と言える手は、駒なんか無視して術者を叩くこと。
当の灰髪の男は突っ立ったままだ。ただし、その周囲は傀儡と化した他の男たちが囲んで守っている。
「……その見た目で随分とやる。何者だ、お前は」
本人もそこは織り込み済みなのか、落ち着き払って訊いてくる。舐めやがって。
とは言え実際、おかげで奴を直にぶん殴ってやることはできない。向こうの護衛と戦っている間に、ユナをやられるに決まっているからだ。
「自分から名乗りなよ」
「やめておこう。この場限りの関係にしたい」
「は。ごもっとも」
適当に返しながら、考えを巡らせる。
幸い、操られていない――つまり意識のある連中は、すっかり戦意を失って壁際に寄り集まっている。敵は駒になっている部下どもだけだ。
そいつらを無力化するにはどうすればいい? 立ち上がる時の動きを見ると、手足を折っても止まらないかもしれない。
さすがに殺せばたぶん終わるけど、こいつら相手にそこまでするのは気が引ける。
「……チオチェ」
「名前呼ぶな。あと袖を引っ張るな」
そもそも、向こうが一気に攻めてこないのはなんでだ?
複数でユナを狙われるだけでこっちは相当キツくなる。それをやってこない理由は何だ。魔儀による支配に制限でもあるのか?
くそ。ボクはその手の専門家じゃないんだよ。
専門家は――
「チオチェ」
「ああもう、気が散るだろ! なんださっきから!」
「強い膂力が発揮できるひとは、操られているうちの一人か二人だけです」
なんだって?
袖を引かれるに任せたまま、ボクは灰髪の男を見た。無機物めいた印象の顔の、それまで無表情だった目が、僅かに大きく開かれるのを見た。
「あの儀文字の組み合わせで、即席の術ですから。人の身にある霊気の量では、それ以上は望めません」
そうだ。ユナは魔儀使いだ。唱える用法はてんで駄目だけど、儀文字の語彙や法則の知識は、まあ天才的なものがある。
だとしても――いや、だからこそ。他人の魔儀の式を聞いただけで、その欠点まで把握するなんて、人間業じゃないと言っていい。
魔儀にはゆらぎがあるからだ。ボク自身、こいつがそんなことできるなんて思ってなかった。
「……不意の来客が揃って難敵とは。俺は夜魔に魅入られでもしたか」
「どうも悪いね。そっちもなかなか不運じゃないか」
「そのようだ。だが、あいにく引き下がるわけにも行かん」
男が身構えた。
戦力の底を暴かれて、向こうも勝負に出ざるを得ない。そうなれば、こっちにもチャンスがある。
「チオチェ。わたしのおかげで勝てそうですか?」
「ああ。でかした。だからそろそろ離せ」
「むう」
自分の手をユナから取り上げ、ボクは改めて敵と対峙する。
相手は五人。けれど、実質の脅威は二人か三人だ。
ふらふらとした足取りで、操られた四人が扇状に広がる。こちらを囲む位置取りの仕方。
ボクはゆっくりと銃を抜き、左手で構え、狙いを付ける。灰髪の男は駒の後方。その手には抜き放たれた短刀。
「動くなよ」
――銃声が轟いた。
影が閃く素早さで、男は飛来する弾丸を避けた。代わりに壁が弾痕を負う。やはり。こいつはなかなかやる。
それを開戦の合図にして、駒の四人が突っ込んでくる。
掴みかかってきた両腕を避ける。拳を横から打って逸らす。蹴り足を高く跳んでかわし、さらに相手の胸板を蹴って、背後の四人目を宙返りで飛び越す。
上昇が下降に転じる中、天地逆さまの状態から、撃つ。
「ぐっ!」
灰髪の男は怯んだ。
鮮血を散らすその腕は、あと少しでユナを捕らえていた。当然そうしたかっただろう。ユナがちゃんと動かずにいたおかげで、予測した通りに狙えば当たる。
眼前に迫った床を右手で受け止め、跳ね起きる勢いで飛び蹴りを放つ。
「そらっ!」
「――舐めるな!」
男はユナを人質に取るのを諦め、無事な腕でこれを防いだ。さすがにあの姿勢からじゃ威力が足りない。
着地するまでのわずかな隙に、鋭い刃が幾度も襲い来る。ボクは銃身で受け止める。鉄と鉄とがぶつかり合い、その度に細かな火花が散る。
靴裏が床を踏みしめる。再び攻守が入れ替わる。ボクが繰り出す手や足を、男は後ろに下がって避ける。
それでいい。もっとユナから離れろ。
「チオチェ!」
「分かってる!」
なぜって、敵はこいつだけじゃないから。
最後に大きく薙ぐ蹴りで牽制し、ボクは後ろを振り返った。目の前に駒の二人がいた。片方はさっきまで戦っていた、怪力化の効果が出てる奴だ。
そいつらの肩越しにあとの二人が見えた。そっちはユナに近付いている。明らかに危なくても、ユナは逃げない。ボクが動くなと言ったから。
ボクの妹はなに考えてんだか分かんないし、めちゃくちゃ世話が焼けるけど、それでもボクを疑いはしない。
そんなの守ってやらなきゃいけないだろう。
ボクは跳んだ。天井の高さに感謝する。跳びながら銃をホルスターに収め、敵の脳天を踏みつけてさらに跳んだ。
跳躍と落下の勢いを乗せて、ユナに手を伸ばす二人の男を、斜め上からまとめて蹴倒す。折り重なって転がったそいつらの、片方の男の足首を、両手で掴んで引き摺り上げる。
これで決めてやる。
ごきり、と音がして、足がひしゃげる感覚があった。
下を見る。倒れたままの男の拳が、ボクの左足に半ばまでめり込んで、不自然な形に曲げている。
……そういえばこいつ、扉に潰されて、その後吹っ飛ばしてた奴だっけ?
こう忙しない中じゃ区別つかないよ。
「んっ――」
体勢が崩れる。
傾いていく視界の端から、後ろに残した駒の二人と、灰髪の男が迫ってくる。
勝利を決定付けるために。
させるか。
ボクは強引に、体重の全てを残った右足側にかけた。勢い余ってむしろそちらへ倒れ込みそうになりながらも、手の中にあるものは離さない。
男たちはもう間近だった。ボクは両手を思い切り振るった。そこには足が握られていて、その持ち主の体は必然、横一文字の軌跡と共に仲間たちへと向かっていく。
倒れた男を武器にしての、手加減無しの薙ぎ払い。
「――やあああああああああっ!」
「ぐはあっ!」
直撃した。
それは機敏さが仇となった灰髪の男にまず直撃し、駒の二人にも直撃し、ついでにボクの足を折ってくれやがった野郎にも、立ち上がる途中のところを直撃した。
全員が大きく弾き飛ばされ、その身をしたたかに床に打ち付ける。ボクは役立ってくれた男を手放し、気合いを振り絞って片足で跳ぶ。
灰髪の男に影が重なる。ほとんど覆い被さる姿勢で、彼の上に落ち、押さえ付ける。男は即座に抗おうとした。だけどその手が動くより早く、銃口が彼の額に接している。
「魔儀を解いて、手下どもと一緒に消えろ」
決着を示す静寂の中で、自分の言葉がいやに響いた。
互いに息がかかる距離。相手の目の中に己が見える。ボクが映り込む男の瞳は、虚無へと落ちる空洞のように、黒く、そしてどこまでも暗い。
しかし今、その温度のない目は、どこか意外そうに瞼を上げた。
「……殺さんのか?」
「死にたいわけ?」
「いいや。……温情に縋るとしよう」
周囲に満ちる不可視の力が、ふ、と緩む気配があった。
続いて、人の倒れる音が数度。操られていた連中の術が解け、力を失って再び崩れ落ちる。
まあ、こんなところじゃないだろうか。
こいつが結局どういう立場か分かってないわけだし、妹の目の前で殺しはしたくない。
……一部手荒く扱っちゃったのもいるけど、たぶん誰も死んでないよね?
ただ、念は一応入れておこう。
上体を起こして手を伸ばし、男の足先を抱き込んで、膝のところから逆向きに折る。
他人のでもちょっと背筋に来る音がしたけど、男は小さく呻くだけで耐えた。
やりすぎとは言わないでくれ。こいつを戦える状態で放して、退却を反故にされたら今度こそきつい。
「さ。後はどこへなりとご自由に」
「そうさせてもらう。……おい。聞いた通りだ」
跨っていたボクがどき、男が顎でしゃくって示すと、ごろつきたちはようやく自分が動けることを思い出した。
未だ混乱し戸惑いながらも、気絶した仲間たちを背負い、雑多な荷物を抱えて運び出す。
ボクが言うのもなんだけど、案外素直に従うんだな。部下を魔儀でいいように操り、自身も深手を負ったボスに対して、反抗する奴もいるかと思っていた。
「これをやる。俺の名乗りを」
座り込んでそう考えていると、部下の肩を借りて立った男が、こちらへ何かを投げて寄越した。
受け止めたそれは小さな金貨だ。この辺りで使われてるものじゃない。しかも加えて奇妙なことに、横に半分に割られていて、断面は鍵のような凹凸がある。
「その上で訊こう、チオチェとやら。お前は、何だ」
「……はは。なるほど」
そういえば言ったっけ、そんな風に。
どう答えるか少し考えて、ボクは肩を竦めて見せた。
「騎士役を押し付けられた、根無しの半端者だよ」
「……そうか」
喜色も落胆も見せず、男は背を向けた。
そのまま歩き出し、外の闇へと消える。彼の部下たちも次々続いて、間もなく家の中にはボクとユナだけになった。
渡された半分の金貨を見る。
灰髪の男と手下たちは、遊女の失踪に関わっている。だけど遊女を攫い、どこかに流し、一連の痕跡を隠蔽するまで、全てを彼らだけでこなせるとは考えにくい。
共犯関係の何者かがいるはずだ。そいつらを全てとっちめない限り、事件を解決することはできない。
本当はあいつを捕まえて、洗いざらい吐かせるのが最良だったんだろう。だがそこまでの余裕はなかった。あいつもこっちを始末できないにせよ、ボクがどういう立場でいて、〈一夜郷〉がどう動いているのかははっきりさせておきたかったと思う。だがそこまでの余裕はなかった。
とにかくお互い、今夜は不本意な遭遇に過ぎた。だから探りは最低限にして引いた。あとは各自で勝手に調べる。
……別にわざわざ手掛かりをくれる必要まではなかったと思うけど、何だろうね。サービスなのか罠なのか。
ともあれ。
「……ふーっ……」
しばらく待って、奴らが戻ってこないことを確かめて、ボクはようやく一息つくことができた。
まったく予定外の災難だったし、さらに言えばまだ終わった話でもない。
戦いの最中は無視できた左足が、今になってじくじく痛み出す。ここからどうやって宿まで帰ろう。
と。
「あなたの服ですよ、チオチェ」
「ああ、ありがと」
背後からユナの声がして、ボクは受け取ろうと手を伸ばした。
けれど掌に触れる物体は無い。代わりに肩にかぶさる布地があった。その両端を持った白い手が、首の前へと回り込んで、一つ一つ合わせ目を留めだす。
「……あの。自分でできるんだけど」
「いいですから」
結局、我が妹は、人形を着せ替えるみたいにボクに外套を身に着けさせた。
のみならず、今度は正面に回り込み、背後を見せてその場に屈む。
何のつもりだ、それは。
「おんぶです」
「いらない!」
冗談じゃない。ボクだっていい歳なんだぞ。
ところがユナは無暗に頑として譲らなかった。後ろ向きのままこちらに寄って、ずいと背中を押し付けてくる。
腰まである長い金髪が、まるで騎手を待つ鞍のようだ。
「無理は駄目です。いくらチオチェでも、まだ歩けないでしょう」
「だからってそんな方法でうわっ」
ユナの両手がボクを引き寄せた。
片足では踏ん張りが効かない。あとこいつの動作はいきなりなので反応しにくい。
気付けばボクはユナに身を預け、両腿もしっかり抱え込まれて、自発的な移動を封じられていた。
紛うことなきおんぶの姿勢だ。
「おい、降ろせって!」
「降ろしません」
「いやほんと頼むから――ってこら! 歩き出すな!」
あれよあれよといううちに、ユナは屋内をまっすぐ横切り、入口をくぐって外に出た。
冷たい空気が顔に当たる。ニラロの夜は変わらず静かで、出歩く人間もやはりいない。
だけど安心はできなかった。たまたま誰かと出くわして、この格好を見られたらどうする?
それにこう密着していると、ただ単純に気恥ずかしい。布地で何枚も隔てられていても、心臓の鼓動まで伝わってしまいそうで。
「チオチェ。暴れないで、しっかり掴まっていてください」
「……だから、嫌なんだって、これ。降ろせよ」
「掴まってないと」
不意に、ユナの靴先が段差に引っかかった。
生じる浮揚感。傾き。次の瞬間に訪れる地面との衝突――
「うわああ!」
――それが現実になる前に、辛うじて体勢が立て直される。
「こんな風に、転んでしまうかもしれません」
「ば、ば、ば、馬鹿おまえ……!」
ボクは咄嗟にしがみついていた。
心臓はもはや早鐘のようだった。絶対に伝わっているだろう。つまづいた本人が平然としているのが尚更理不尽で、腹が立つ。
腹が立つ。腹が立って――溜息と共に、それを受け入れる。
こいつと付き合うにはそうするしかない。まるきり弱っちくてすっとろいくせに、やろうとしたことは絶対に止めないから。
「……くそ。かっこ悪いなあ」
諦めて大人しく背中に揺られながら、ボクは頭上の暗い空を仰いだ。
騎士。雑な戦いで怪我をした挙句、守ったレディにおぶわれて帰る騎士なんてどこにいる。
やっぱり、ボクにそういうのは向いてない。
「かっこ悪くても、チオチェはわたしをちゃんと守ってくれました」
「否定しろっての、そこは」
まあ、我ながらずいぶん頑張りはしたけど。
なんだかんだで妹に傷を付けることもなく、見えなかった敵の尻尾も掴んだ。
雑であれ、一応やることはやった。そう考えた方が精神衛生上いいのかもしれない。
「……で。そもそも、お前はなんで外にいたのさ」
少し落ち着いて、最初の疑問を口に出す。
今は夜。当然、娼館にとっては書き入れ時だ。ユナはボクが買っている扱いだから客の相手なんてしなくていいだろうけど、それでもとりあえずは店にいるものなんじゃないか?
ユナは答えた。
「チオチェの帰りが、遅かったので」
「はあ」
「迎えに行ってもいいですかと訊いたら、ディアドリンさまが許してくださって」
「へえ」
「それで劇場に向かっていたら、男の人たちと会って。近道を知っているというので、ご一緒していました」
「……なるほど」
これだよ。
ボクは額を押さえた。
こいつは、本当に――危機意識というものが、ない。
昔からそうだ。ボクと父親が森に入ったのを、子供一人で追いかけてきたり。暴走の危険がある魔儀を、躊躇なく実行に移したり。
さらに悪いことに、そうした行動が、しばしば信じられないような偶然を呼び寄せる。
奇運、とでも言うべきか。こいつに目を付けたばっかりに色々台無しになった男たちも、思えばえらく災難だ。自業自得ではあるけれど。
「お前はさあ。死ぬかもしれないとか不安に思ったことはないわけ?」
「平気です。危ない時は、チオチェがわたしを助けてくれますから」
……これだよ。
「それより、ちゃんと掴まってくださいってば」
「はいはい……」
ユナの肩越しに両腕を回す。
暖かい。柔らかい。そして細い。
一歩間違えれば、たやすく失われてしまうのに。本人はまるで気にしてくれない。
今日だって、そうだ。危なかっただろ、お前。
なのに、ボクなんかを当てにして安心してるなよ。あの場に居合わせたのだってたまたまなんだぞ。
こっちはいつも気が気じゃないんだ。お前が今度こそ取り戻せなくなるんじゃないかって。
「……本当、勘弁してよ」
「……はい。ごめんなさい」
わかんないだろ、何の話か。
悪態をつく代わりに、ボクはユナの肩に頭を預けた。
さらさらの髪が頬に触れる。
「……ん」
いいんだけどさ。ボクの都合だし。
規則的な揺れに合わせて、景色がゆるやかに流れていく。
寂しい通り。黒い建物。一定間隔で並ぶ梅燈の柱。
鬼火のような赤い光の、元々ぼやけた輪郭が、徐々に滲んで見え始める。
……気が緩んだせいか、少し眠たい。
〈一夜郷〉まではまだしばらくある。
身じろぎをして隙間を詰め、ユナの鼓動を確かめる。
大丈夫だ。ちゃんと居る。
瞼が重みを増していく。ボクは逆らうことをやめ、視界が暗くなるのに任せる。
こつこつと石畳を叩く靴音も、少しずつ遠くなっていった。
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