第6話 抽選会と2回戦
もうすぐ野田先輩世代の最後の夏が
始まろうとしている。
僕は1年だけどエースだ。
なぜかって?
前エースの篠田先輩から引き継いだんだ。
篠田先輩は今マネージャー。
僕がエースになってから練習試合は
山のようにやった。
でも負けなかった。
現在43連勝中!!
結局篠田先輩を襲った犯人は分からなかった
ただ僕は瑠偉が関係していると思ってる。
蛭田先輩の事も、篠田先輩の事も。
瑠偉に勝って聞いてやる!!
そして今日は抽選会
島内監督、野田先輩、篠田先輩、僕で行く
会場についた。
僕は驚いた。
人の山だ156チームいるからしょうがない。
にしても多すぎだろ。
でもこの中に熊谷実業もいるんだよな。
じゃ!引いてくるわ!
前回優勝した僕たちは一番に引く
そして当然Aシードの1番を貰った!!
熊谷実業もAシードの79番だ。
『決勝だな』
篠田先輩は僕に言った。
いよいよ先輩最後の夏が始まる。
そして僕も特別な大会が始まる。
勝って聞いてやる。
絶対に。
『決勝に力が入りすぎて目の前を失うな』
ごもっとも。
さあ2回戦だ!!
いよいよ試合が始まる。。。
『緊張してんのか?』
いや。別に。
『今日のオーダーはベストメンバーだ』
夏の始めはいつもベストメンバーらしい
僕は当然ながら先発!!
『整列』
審判の掛け声で集まる
ウァァァァァァァン
『プレイ!』
野田先輩のミット、表情がよく見える
後ろに守ってくれている事も分かる!
よしリラックス出来ている
夏の予選記念すべき1球目!
行きまーす!
ビュッ
グォーーーーーー
唸りをあげたボールがミットへ吸い込まれる
ドッパァァァァン
『ストライーク』
こうして夏の予選が始まった。
初戦は23-0でコールド勝ち!
その後もドンドン勝ち進んだ
一方熊谷実業は。。。
苦しみながら進んでいる
1開戦から一度もコールドがない。
銚子が悪いらしい。
でもそんな事は関係ない。
勝つのみだ!!
そして決勝が始まろうとしている。
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