退職後編6話:NYテロ、プーケット大洪水、ロンドンでテロ、株価上昇

 2001年九月に、アメリカ同時多発テロ事件が起こった。テレビでその様子を

見ていると、映画を見ている様で、にわかに現実に起こっている事件とは信じられな

かった。何かアメリカの時代の終わりなのかも知れないと思ったほど世界中を震撼

させた事件だ。情報も錯綜して何がデマで何が真実なのか後でわかった位だった。

 そのためか、この年は株は全く冴えなかった。それでも2002年後半から株も上昇

に向かい始めた。そんなある日、パソコンに今は亡き北野君のメールアドレスを

消さないで残しておいたのを思い出して何の気なしにメールを開いた。

当時の株の話などしていた時代の銘柄やコメントが残っていたので懐かしく、

それを再度みなおした。そこには日本精機とオリックスの名前が載っていたので、

こんな事、書いたか不思議に思い銘柄のチャートを見てみると上げそうな

銘柄である事がわかった。早速この銘柄を追う事にした。


 2003年1月10日に日本精機を3千株138万円、1月31日にゴールドクレストを150円

で8千株、120万円で購入。3月1日にオリックスを2百株で114万円で買った。

 そしてゴールドクレスト以外は以前と同じ様に2年様子見て、まだ上がる様であれば最長4年待ち十分に上昇確認後、利益確定する事を考えた。その後メルコを2004年1月に2千株、136万円で購入、同じ年の九月にCKDを千株、118万円で購入。

 

 今年の夏は涼しい信州へ二泊で旅行に出かけた。高原でのんびりして夜は温泉に

つかり疲れをとる様に努めた。秋は箱根、熱海へ冬は静岡、清水港から富士山を

眺めたりして楽しんだのだ。また年が明け2004年を迎え今年は東南アジアへ行こうとプーケットを予約したが女房の都合で2週間前にキャンセルした。

何と2004年の12月22日から27日のツアーだった。2004年12月26日に、スマトラ沖

地震でプーケットで大津波が襲い多くの死者を出す大惨事が起きた。

この事件も何か虫の知らせか亡くなった友人の知らせなのか偶然にキャンセル

でき大惨事から免れた。そして行き先をグアムに変更して更にノースウエストの

マイレージが夫婦共に10万マイルを超えてゴールドメンバーになり空港特別室を

使える様になった。また今回はマイレージを使いジャンボ機のビジネスクラスに

アップグレードした。ジャンボ機のコックピット側の約半分の二階部分に席を取ってくれ、非常に快適だった。そして今回はグアムPIC俱楽部、大きな庭と流れる川や

スポーツ施設の充実した個性的なホテルに泊まった。毎日の様にテニスやボート、

カヌーなど汗を流した。自律神経失調症の治療もかねての旅行。もちろんトニーローマのリブ、カプリチョーザのパスタ、ピザも楽しんだのは言うまでもない。そして

メーシーズのクリスマスセールで3千ドルの毛皮のコートを4割引クーポンと、更に値切って1400ドルで購入してきた。現在も毛皮のコートは北島家に、これしかない。帰る日にスマトラ沖地震のニュースが飛び込んで来た。ホテルで客が食い入る様にテレビの報道を見ていた。最初予定していたプーケット島が大津波に襲われ逃げ惑う旅行客の姿を見ると鳥肌が立つほど怖かったのを鮮明に覚えている。

 最初はプーケット島に行く旅行を計画してたが何故かグアムに変更したのだ。

 これは亡くなった親友の北野君が神様に頼んで北島夫婦を助けてくれたのかも

知れなと思い、神様の存在を身近に感じ感謝した。そして2004年も暮れて2005年を迎えた。ただスマトラ沖地震のショックで海外旅行の予定は立てずに、近場の温泉などに行く事にした。 


 2005年11月にメルコ2千株、7百万円で売却、純利益450万円を得た。

 2004年12月12日に日本精機を3千株で870万円、純利益508万円。

 2006年にゴールドクレストが上昇してきて、売り値検討へ2006年3月末に

10800円で2分割したので8百株、864万円で売却し、純利益607万円、

 続いて四月三日にオリックスを3万7500円で2百株、売値750万円、純利益、

504万円で利益確定できた。4月10日にCKDを2千株、405万円で売却、

純利益226万円、9月7日に、2005と2006年の純利益総合計、1550万円で終了。

 2006年終了時点での北島家の資産は4200万円。

2005年は7月7日にロンドン地下鉄で三カ所が同時の爆破テロ事件が起こった。

その後バスが爆破され多くの人命が奪われた。

2001年の米国のテロに続いて世界中がテロの怖さを改めて知らされる事件だった。

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