第2話咲へ

 咲という女子高生に恋をしているのというのも、危険なことだ。


 ノストラダムスが言った通り、この世がなくなる日は一緒になりたい。と思う。と思うんだ。

 僕は職員室のトイレで目を細めてそう思った。

 

 焼きそばパン食べたい。そう思うんだ。いつか世界を変えさせてくれよ。そしたら君とキスがしたいんだ。

 

 平成という時代はぼくにとって、うれしいことがたくさんあった。

 自分にとって大切なことを教えてくれよ。

 僕のハンディングソングがそうなった。

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