6章 絶対なる力編

第24話~絶対能力~

 外傷は頬を切っただけで済んだが傷はとっくに塞がっていた。

 未だにまだあいつが偽物だったことが信じられない。

 透香が嘘をついてたりなんてこと……


「僕の能力を察知する感覚に間違いはないよ」

「あぁわかってる……」

 ジーニズが俺の考えていることを見透かした様子で断言する。


 透香の見せる笑顔は本当に幸せそうだ。

 父さんや母さんも不安なのかもしれないけど、そんな姿を見て嬉しそうだった。

 俺が早く決着を付けないといけない


 夜九時半、やることは終わらせてベットへ横になる。

 そもそも何故あいつは機械だったんだ?模倣できる能力にも限りがあるのか?


「そうなるな。だけどここで一つ疑問が湧くんだ。立体影と変化の能力は……」

「そうだよな。伝伸能力でどちらも似てる能力だ。なのになんで透香は無理なんだ?」

 ってことはその理由は能力の種類では無さそうだ。


「やっぱり竜化なのか……?」

「あと属性能力エレメントスキルもある。偽物の頬を切ったのは無属性、黒竜もだ。だけど彼女自体は光属性だ」

 ジーニズに問いかけると、偽物の時雨と透香の差は属性にもあったことを教えてくれた。


「まさか二つ目の属性の有無が関係して……愛美が『あの子はあたしの光属性を求めてた』って言ってたんだ。ってことは愛美が狙われたのは……」

「雷と光属性の二属性を持つから……もしくは別に何か理由があるかもしれない。あと奴を刺した時、現状の研究領域も若干分かってきた」

「どんな?」

「現状の奴等の研究具合では、二属性の人体複製装置を作るのは不可能だ」


(二属性のコピーを作れない?なのに透香を使って愛美を捕まえようとした挙げ句、透香を取り戻しに来た……?)

「実験のサンプルが欲しかったと考えるのが妥当なのか……」

 俺は組織の目的を考えて推測するとそう呟いた。

「兄さんもあの状況下で、鈴ちゃんじゃなくて愛美ちゃんを襲った。膨大な光属性や二属性を持つだけじゃない。彼女に何かがある気がする」

 ジーニズは愛美に何かがあると予測するが、そこで彼女の絶対能力さいのうの事を思い出す。

 でも彼の言う通りそれ以上の力を持つ、鈴を追わない意味が分からない。

(なんでここまで愛美に固執するんだ?)


「他の地区を探して吐かせるしかない。素直に教えてくれれば良いんだけどな」

 機械であってもそいつの気持ちを考えると……あまり手荒な真似はしたくない。

 まず自害されずに確実に眠らせることだ。


 そう思いながら寝返りを打つと紙に乗っかる様な音がした。

「ん?」

 布団の上からその紙を取り出して読んでみる。


『お困りですか!!??』

 白紙のプリントにデカイ文字で殴り書きされている……

 困った人に向ける態度か?

 帰ってきたとき俺の部屋の窓の鍵が空いていたのはそれか。ピッキングとか怖ぇよ……

「や、妬かれてるんじゃないか?」


 ジーニズに心配される口振りで言われる。

 勘弁してくれ……

 優華といると本当に目のやり場に困る。それを分かっててからかってるのか……

 でもこういう親切さはありがたい。明日の用心棒……務まるのか?


 そんな心配と希望に心を膨らませながら目を閉じた。



「ここは?」

 ここはどこだ?城があったりと大規模なテーマパークランドの地に足を踏みしめていた。

 周りには幸せそう家族や若者や大人達が、大きな道を埋める程いる。


「あっ……」

 あの赤い髪は……俺なのか?

 その近くには結衣と愛美と鈴がいる。

 あと見知らぬ男子が二人。俺とも仲が良さそうだ。

 皆幸せそうにグッズを選んでいる。


 ん?近寄ってきたのは、え!?

 未来と幸樹とその間に……子供が三人。

 一人の女の子は橙の髪をしていて、会うなり俺の刀……?に見惚れている。


 あれは……妖刀村正じゃない!

 手を伸ばしもっと近付こうとする。

「これは一体……」



「ふわぁっ……!?」

 目を覚ますと陽の光が差し込んでいる。

 手を伸ばした先には、俺を起こそうと乗っかっている鈴の……胸があった。

「ふぇっ……」

 彼女の目に大粒の涙が浮かぶ。


「えっ……!?」

「乱威智、流石にそれは……」

 困惑の声を漏らすがジーニズも呆れている。


 よしっ。

「落ち着け?寝惚けてたんだ。ごめんな。ほんと」

 俺は両手を上へあげて降参の笑顔を浮かべる。


「ふぅうっ……ぐすんっ……」

 彼女は泣くのを抑えながら、そして両手で胸を押さえながら、俺の黒いシャツに顔を埋める。


「とりあえず起きたから……降りてくれないか?起こしに来てくれてありがとな」

 そう言って彼女の頭を撫でる。


 涙を拭いながら俺の上から降りる。

 タオルケットをはいで時計を見ると……結構ギリギリの時間まで寝ていた。

「ジーニズ。お前は寝なかったのか?」

「そうだな。いつ地区の奴らが侵入してもおかしくなかった」


「すまないな……」

「別に良いんだ。刀だから寝る寝ないでそこまで変わらない」

 でも元気なさそうに聞こえる……

 もう少し安心させてやりたい。


「地区のやつらってなに?」

 落ち着いた鈴が無垢な表情で聞いてくる。

「あ、後で話すから皆には黙っててくれないか?」

「うん!」

 すごく嬉そうに部屋を出ていく。


「君の力になりたいんだろうな」

「あぁそうだな……お前も妬いてるのか?」

「寝るからよろしくな」

(スルーかよ……)



 そして時刻はあっという間に昼を過ぎる。

 校庭には暖かい光が差す。もう四月末か。

「今日こそ復帰するのか?」

 寝惚けた声でジーニズが問い掛けてくる。ぐっすり眠れた様子だ。

「あぁ勿論」



 午前の座学授業は科学だった。

 どんな内容だったのか?

 ざっくり説明するとこの星の役割だ。


 この八十三番目に値する銀河星。その中にある竜の星を赤竜神星あぎとと呼ぶ日本人。沢山の移民の中で今は共通文明を維持している。


 最初は地球へ移動する地赤船の仕組み等だった。

 高速で移動するために船長、船員、調査隊は、専用の移動特化の竜とパートナーを組み移動するということだった。


 年に一度の三月、地球からの移民を望む人が数組やってくる。

 全てが能力発動させた人だ。引っ越しを望む人と各国家との連携を元に、移国準備を済ませる。

 そしてステルス化させた地赤船ちせきせんにて移民させる。


 真助兄さんがいなくなってから、この星で迎える謁見に俺も居合わせる事になった。

 それでも地球に残る事を望む生活をしている人は、正式な星外調査隊が出向く。能力封印の儀式を地球の国家機密の元、密かに行うらしい。



「おい!お前何してんだよ!!」

 授業の事を思い出していると近くで聞き慣れた声が聞こえる。

「幸樹!あんたは下がってなさい……」

 体制を崩して座り込んでいた結衣が、砂を払い立ち上がる。

 その側には薄紫色の髪が二人……幸樹が兄の治樹の胸ぐらを掴んでいる。


「はぁ……またか」

 昔からだ。兄の治樹さんの事になると、幸樹は普段の冷静さが嘘になる程感情的になる。

 それに結衣はあの人を嫌っている。

 これも昔からだ。あの人の本意は真逆だって事にも俺だけは知ってる。


「おーい。戦闘はフィールドでやってよ。殺したりしない事は分かってるからさ」

 俺がゆっくり近付くが三人にすごい険相で睨まれる。

「静かにしてて」

「今は聞けない」

「黙れ」

(だ、だれかー。た、たすけてー)

「俺は三人の事それぞれ好きだけどなぁ」


「殺すぞ」

「治樹さん殺せないじゃないですか」

 いくらこの人の性格と言葉遣いが悪くて、感情的になっていても、人を殺さないことだけは絶対に断言できる。


 医者が悪意で人に死を下せるのか?出来たらそれはもう医者じゃない。

 星外調査隊騎士団の人だぞ?戦場でいくつも他人の傷を治してるはずだ。


「見透かした目しやがって」

 しかもこの人が本当の天の邪鬼だったという面を見てしまったのは事実だ。

 二年前、結衣の家族が竜の暴走を止める結界の反動で死に絶えた。実はその寸前に俺はその場にいた。

 次に駆け付けて来たのはこの人だった。


「俺と久々に耐久戦やりません?」

 唐突に治樹さんに決闘を申し込む。

 俺が特訓したいと言ったら兄さんがこんなスパルタな人連れてきたっけ。この体力の図太さはそのお陰もある。

「面白そうだが……今はそんな気分じゃない」


 ほほぉ。久しぶりの再会でお熱い様だな。

 これは……もう未来を呼んでくるしか。

「ちょっ!?ちょっと先生!あと結衣と幸樹も!喧嘩はダメですよ!」

 後ろを振り向くと急いで未来が近付いてきていた。


 この通り、未来は念力と銃などの遠距離戦闘の実践的な教えを説いて貰っている。

「あーはいはい。そんなことしてないさ」

「くそっ……」

 治樹さんは呆れた様子で素直になるが、幸樹は小さく呟いている。

 未来はこの兄弟の興を冷めさせる特効薬だ。


「幸樹!」

 未来が少し頬を膨らませる。

「はーい。すみませんでした」


「あたしは許してないわよ」

 ひ、引き下がってよ……

「結衣。勝てそうに無かったらどうするつもりだ?血の涙を流してまたあの人達を心配させるのか?」


「…………」

 彼女は黙りこんでいる。

「血の涙?お前が治したのか?」

「いや。ジーニズの能力のお陰ですよ」

 治樹さんは驚きながら聞いてきたので、ジーニズのお陰だと妖刀村正の鞘に触れた。


「神と人間は体と精神の仕組みが違う。程々にしとけよ」

 治樹さんは忠告を放ち、その場を離れてしまう。


「あれ?乱威智。その頬の傷は……?」

「研ぐときに切っちまった」

 幸樹に頬の傷を指摘されたが無表情で適当にごまかす。


「えっ……怪我したの?もう気を付けてよね」

 少し気にするような雰囲気で結衣に心配された。

(やっぱりこの調査に皆も誘うべきなのか?でも透香に時雨の今の状態を話すのは……)


「で未来は何か用事があったの?」

 続けて結衣は向かってきた未来に理由を聞く。

「あっそうだ。私も調子戻ってきたし、手合わせお願いしたくて来たんだよ!」


「じゃあ僕と……」

「えーだって幸樹だと弾とか念力とか全部弾いちゃうじゃん」

 未来は幸樹の誘いへ不満そうに答える。

「それより幸樹。一つ試したいことがあるんだ」


「まーさーかー、あの二つ目のやつ使うんじゃないでしょーね?」

 結衣が俺とジーニズを凝視する。

「あっ」

「それはちょっとお姉ちゃんも見過ごせないかなぁ」

 図星だったので声が漏れた。未来も少し眉をひそめている。


「無茶しないなら構わないよ。手合わせなんて前の学校以来だな」

「そういやぁ……そうだな」

「楽しもうな」

 幸樹はそう言って、校庭の南西にある第三フィールドへと向かっていく。


「敵わないって分かってる癖にかっこつけちゃって」

 未来はまた頬を膨らませて彼の後ろ姿を見ている。


「えっ」

 や、やっぱり未来にも気があるのか?なんか複雑だな。

「ちょっと意外かも」

 結衣もそんな彼女を見て驚いている。

「あっ!そ、そんな目で見るなぁ!」

 結衣にじゃれついている未来を後ろ目に、俺も草木が生い茂る、自然の第三フィールドへと向かう。


「準備は出来たか?」

「あぁ僕はもう大丈夫だよ」

 幸樹も戦闘準備が出来たのか、盾と機械化された鋼の槍を構えている。

 こいつの武器を見るのは初めてだ。

 というのもいつもは槍を収縮させて携帯出来るようにしていたから。


 じゃあ早速先手を取らせてもらおう。

 空気を抵抗を減らし一瞬で近付いてから、空中で村正を抜刀する。


 まずは俺自身が高速で動く事で現れる立体影。その二つの視点から交差斬りを放つ。

『ガガッ!ガッ!カァァン!』

 村雨の弾かれる音がする。


 俺はパリィの余裕など見せない速さで、次の下からの斬り上げの軌道に入る。

『ゴゴンッ!カンッ!カァァン!』

 まずはこの大きな鉄盾を看破する。そのためにはある程度、彼の左腕を疲労させなくてはいけない。


 その後は間髪入れず左下から二つの斬撃を重ねる。

『ガガガッ!ガガガガッ!』

「それを使うなら背後からやった方が良いんじゃないか?」

 彼はまるでその攻撃を誘うように提案してくる。


 だが俺は盾に向かって左から右、右から左へと瞬間的な斬りを放つ。

 何故そうしないか?それには大きなリスクがいるからだ。

「隙を!狙ってるだろっ!」


 地に付いたり跳びながら盾で防げる方向からひたすら連撃のみを放つ。

 俺の素早い攻撃が、時々盾で見えてないのに完璧に防げている。



 そう。彼は全てで察知している。


 これは能力なんかじゃない。守ることに特化した彼の絶対能力さいのうだ。

 完全防衛パーフェクト


 この絶対能力が彼から見付かった時、大昔にいた無敵の騎士のあだ名が付いた。

 治樹さんも昔からそれに頼る彼が気に入らないのだろう。


 前に愛美と戦った時、未経験の技をイメージして実現化出来たのも、創造現壊イメージパスカルという絶対能力さいのうの力。


 絶対能力も伝伸能力のように子供の頃から存在する。だが二つには決定的な違いがある。


『伝伸能力の一番の欠点、それは脳と中枢神経系に干渉できない事』

 それに影響を及ぼす程、伝伸能力で末梢神経を使い切れば、俺や結衣のように必ず自らの体に影響が出る。


 伝伸能力ですら稀に現れる能力だ。

 そもそも遺伝と本人の力で成長する仕組みで、常人とは違い神経内に運動細胞というものが存在する。


 的確な鍛錬による運動細胞の成長で上達し、末梢神経系にしか干渉しない安全な能力だ。

 運動神経がずば抜けて良い。というような子供はこの可能性が高い。


 でも絶対能力さいのうに恵まれた人は、中枢神経や脳にも運動細胞を張り巡らせている。


 つまり脳や神経系自体が特化している事。

 そんなことが極稀にあり、その人はあらゆる法則を無視した絶対的な能力を保持している。


 だからこれが絶対能力さいのうだなんてのは直ぐに分かる。

 その前ではどんな物理法則、呪いの魔術も何であっても通用しない。


 能力の内容を聞いて目にすればこれはチートだ。そう分かってしまう。そんなレベルなんだ。


 だから愛美が、俺なんかに才能があるなんて言うのは間違っている。

 あえて言うなら嗅覚位だろうか?これを彼女に言ったら殴られる事間違いないだろう。



 考え事をしながらも速さを落とさず二連撃を続ける。

 俺が前から二連撃以上でしか攻撃をしないのは……守備だけにこいつの意識を集中させるため。


「はぁっ!!」

 幸樹の声と共に鋼鉄の六角槍が左から見える。

 うつつを抜かしていることがバレたか。でも好都合だ。

 いつも通りの動きをちょっと工夫してみよう。


 槍が俺の脇腹まで約一メートルを切った。

 今だっ!

「おらああぁぁ!」

 村正を右手から両手に持ち変えて、左下に向けた剣先を槍先に添える。

 跳んで槍を軸に空気抵抗を減らし、高速回転する。


 回転力で幸樹の腕ごとこちらに引き寄せ、槍の中心と地面の間に村正を挟み込む。

 そして村正を中心軸に、槍をシーソーみたいにして、てこの原理を使う。素手で槍の先端を掴んで幸樹ごと槍を押し上げた。


「こんなもんかい!?」

 俺が槍から手を離し、村正の柄を持ち直した。

 それと同時に、幸樹は槍を持ったまま空中から体を回転させる。そして地面に槍を叩きつける。


 草どころか土までえぐり、周囲に茶色い土煙をあげる。

(そうか!あいつがこのフィールドを選んだ理由は、濃い色の土煙で人影を見えなくさせるためか……!)


「はああぁぁぁ!!」

 跳べ!とジーニズの声が頭に響く。

 土煙を振り払うように槍の突き攻撃が来る。

 だが俺を捉えたはずの幸樹の突きは空虚を刺す。


「地面か?」

 幸樹は呆れたように呟く。

 逆だ。俺は上空から物凄いスピードで催眠の居合い斬りを放つ。段々とその攻撃を包む透明のオーラが赤く染まっていく。


 彼は勿論気付いてガードする。

 村雨は盾で強く弾かれたが、オーラだけは寸前で変化を起こし盾を迂回して彼を襲う。

 そう見えたがただ二つの分身分離でぶつかって別れたように見せただけだ。

 つまり二体をフェイクにもう片側から俺本体が攻撃した。


「うっ!」

 幸樹は呻き声をあげるが槍を振り払って分身を掻き消す。

「ふっ、やっとわかったよ……」

「何がだ?」

 彼は笑いを溢しながらゆっくりと立ち上がる。


「今まで見てて……麻酔にしては何かがおかしいと思ってたんだ」

「おい乱威智!こいつまさか毒属性の能力も持ってるのか!?」

 彼の震え声を上げる中、ジーニズは慌てた様子で俺に聞いてくる。


「え?そうだけど何かあるのか?」

 まだ全然うまく使えないと、本人が少し前に話していた。

「強酸性の毒は鉄をも溶かす。その毒を僕の治癒力と緩和させて睡眠作用だけを引き起こさせるんだ」


(なるほど。そんな仕組みだったのか。ん?でもなんで麻酔を使わないんだ?)

「麻酔は使えないのか?」

「能力を動かしてるのは何だ?」


 十歳を越えた子は誰もが知っている。能力を管理するのは脳、それを動かすのは身体中の末梢神経だと。

「体の末梢神経と脳を含む中枢神経だろ?」

「能力作動中にそこをいきなり麻酔で断ち切るとどうなる?それに彼は絶対能力さいのう保持者なら中枢神経から直接使う。つまり確実に能力に支障が出る。この星にも多少なりともそういう争い事があったからな」


「説明はっ、終わった……か?」

 幸樹がそう聞いてくるがどうも様子がおかしい。

「つまり彼の岩、鋼属性能力も毒で溶かすと一時的に力を失う。それも狙ったんだ」


「道理であんな無茶苦茶な指示を……」

 必ず盾で防御されるから分身を使えと空中で指示されたのだ。


「だがそれで溶けた鉛が硬質化するまでの回復中、毒の属性能力エレメントスキルだけが暴走を引き起こすんだ……」

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