5

 次の日、眠い目を擦りながら登校し、自席に着くと、机の中になにやら見覚えのないものが入っていた。

 なんだこれはと思い、おもむろに取り出してみると、それはかわいらしいラッピング袋に入れられたクッキーだった。一口サイズの星型やらハート型やらのクッキーがたくさん詰められている。それぞれ形や大きさが少しずつ違うのを見るに、それは手作りされたものに間違いないだろう。透明な袋の口はピンクのリボンで結んであり、メッセージカードまで添えられていた。

『昨日は助けてくれてありがとう。私が作ったクッキーです。よかったら食べてください。 陽菜子』

 これまたかわいらしい丸字で書かれたメッセージカードを読み、思わず狂喜乱舞しそうになる気持ちを必死に抑える。

 そしてこのステキなプレゼントをくれた本人を振り返ると、向こうもこちらを見ていたらしく、笑顔で手を振ってくれた。

 俺がだらしない表情で彼女に手を振り返していると、

「オーッス、悠太」

 突如宗介から声をかけられ、俺は跳ね返るように机の上に身体をダイブさせた。

 なぜだか分からないが、そのクッキーを他人に見られるのはとてもマズいような気がした。

「? 朝っぱらからなにやってんだ、おまえ?」

 机を抱え込んだまま微動だにしない俺を訝しげな表情で宗介が見下ろす。

「いや、これはなんでもないんだ。ただの運動だよ」

「まったく、学校でエロ本なんて広げんなよな」

「……すまん」

 呆れ返ったように宗介が自席に戻るのを確認してから、俺はクッキーの包みをそそくさとカバンに押し込んだ。

「あの子、なかなかやるわね」

 腕組みをしながらその事態を静観していた音葉だったが、最後に意味ありげにそうつぶやいた。



 それから地獄のテスト週間が終わり、その翌週、「テストの点、勝負しようぜ」と宗介がいつもの調子で言ってきた。

 今日からテストの返却が始まる。

 一学期の中間テストから宗介とは毎回点数を競い、ジュースやら昼飯やらを賭けていた。とは言っても、二人とも点数は赤点ラインをちょっと越えたぐらいの、レベルのひっくい戦いなのだったが。

 だがヤツは知らない。今回の俺は、いつもの俺とはひと味もふた味も違うと言うことを……。なにを隠そう、今の俺には勝利の女神がついているのだから!

「いいぜ。俺が勝ったら、ノワールのケーキ二つな」

「な、なぜそんな女子が欲するようなものを……」

 しかもそれ高くねえ? と驚きと不満を口にする宗介。

 しかし、ここで引くわけにはいかない。宗介が勝った場合にもそれなりのものを要求して良いという条件で、なんとかその賭を成立させる。なぜなら、このテスト週間で、俺が音葉におごらなくてはならないケーキの数は、最終的に五つにまで膨らんでいたからだ。

 そして俺は、今回のテストで大躍進を遂げた。

 音葉に解いてもらったケーキ五つ分の五教科、数学と古文、英語の文法に長文、そして世界史は平均を大きく超えた九十点台。そして自力で解いた他の教科は赤点ギリギリという、カンニングを疑われかねない幅のある点数をもぎ取った俺は、もちろん宗介との勝負は圧勝。教科別では学年の掲示板に初めて名前が刻まれるという快挙だった。

 俺の名前が載っているとの情報を聞き、意気揚々と掲示板を見に行ったときにたまたま会った三國さんが、

「宮本くんってすごいんですねー。数学なんて学年トップですよ。あ、それから、ありすのことはありすって呼んでくださいね」

 と誉めてくれたが、総合点で掲示板に名前を載せる三國さんの方がもっと凄いだろう。というか、教科別で名前が載ってるのに総合点で名前がないのって、他の教科がダメダメなのを衆目に晒しているようで、よくよく考えるとかなり恥ずかしいのだが……

 とまあ、そんなこともありつつの、テスト騒ぎのひと段落着いた、秋のさわやかなある放課後のこと。

「宮本くん、ちょっとお願いがあるんだけど」

 家に帰ろうと、机の中のマンガ雑誌をカバンに放り込んでいると、井口さんが声をかけてきた。

 なにやら生徒会の仕事で、書類を生徒会室に運ばなければならないのだが、量が多いので手伝って欲しいとのこと。

 井口さんが生徒会に所属していることに驚きながらも、特に断る理由もないのでその頼みを快諾する。

 さっさと帰ったところで、別にやることもないしな。

「へー、手伝ってあげるんだー。悠太、井口さんには優しいんだねー」

 という、嫌味満載の声が背後から聞こえてくるが、それは無視する。こんなの優しいとかそういうもんじゃないだろう、荷物運び程度断ったら自分自信も気が悪いだろうに。

 職員室で受け取った書類の多さに面食らいながらも、井口さんの後に付いて生徒会室へと向かって歩く。

 井口さん曰く、生徒会室は一般教室のある校舎とは別に設けられた、特別棟の三階にあるらしい。

 特別棟は、それこそ特別教室や部室などに使われている校舎で、特に部活に所属していない俺にとってはあまり馴染みのない場所だった。

 校舎を降りて特別棟に移動し、また階段を上る。たしかに女の子一人で荷物を運ぶには、大変な距離だろう。

「こうして宮本くんが手伝ってくれるの、二回目だね」

「二回目? そうだっけ?」

「覚えてない? 入学したばっかりのとき、私がクラス委員に選ばれて。クラス全員分のプリントを職員室から運ばなくちゃいけなくて、それを宮本くんと如月さんが手伝ってくれたの」

 そういえばそんなことあったな。

 たしか、高校に入って一カ月も経たないような、本当に入学して間もない時のことだった。廊下でプリントの山を抱えた井口さんの姿を見つけた音葉が、当然のごとく「手伝うよ」と井口さんに声をかけた。そして、当然のごとく俺もプリントを運ぶのを手伝わされた。

 まあ、あえてなにがどうとは言うまい。俺だってそこまでケツの穴の小さい男ではない。荷物運びを理不尽に強要されたくらいでぐだぐだ言ったりはしない。

 でも、そんなことよく覚えてたな、井口さん。

「あのときの宮本くんと如月さん、すごく仲良さそうでうらやましかったなあ」

「そうかな? 全然そんなことないと思うけど」

「私目立たないし、如月さんみたいに明るい性格でもないから友達とか少なくて。ましてや男の子の友達なんてもってのほか。……ねえ、荷物運びの手伝い頼んじゃったの、迷惑じゃなかった?」

「いや、別に迷惑じゃないよ。どうせ暇だったし」

「よかった。やっぱりやさしいね、宮本くんは」

 井口さんの言葉に、なんだか照れくさくなって思わず視線が泳いだ。悲しいかな、他人から、それも女の子から褒められるなんてほとんどない俺にとって、その言葉はとてもこそばゆかった。

 部活で賑わう特別棟の廊下を進み、一番奥まで進んだところに生徒会室はあった。さすがにここまでくると、人の声もなく、静かなものだ。

「今日は生徒会の活動自体はないから、誰もいないんだ」

 荷物を持った手で部屋の鍵を開けようと苦戦する井口さんに、俺は腰を低くして、自分の書類の上に井口さんのも乗せるように促した。

「あ、ありがとう」

 井口さんは少し頬を赤らめながら、静かに自分の持った荷物を俺の書類の上に重ね、扉の鍵を回した。

 扉を開ける井口さんの横を抜けて、荷物を持った俺が先に部屋へと入る。

 生徒会室は、広さ十数畳程度の部屋だった。普通の教室の約半分くらいの広さだろう。室内は殺風景なもので、壁に沿って置かれたキャビネットと、ロの字に並べられた長机が部屋の中央にあるだけだった。

 とりあえず電気もつけないままに、長机に荷物を置く。

 室内は西日が差し込んでいて、明るさは十分だった。

 窓から見える樹木の葉が、少しだけ赤みを帯び始めていた。その深い赤は、西日を受けたせいだけではない。深まる秋に色づき始めた紅葉の赤だろう。色づく木々の葉の先には、グラウンドで活動する、運動部の姿が見えた。

「井口さんって、クラス委員もやって生徒会もやって、大変じゃないの?」

「ううん、そんなことないよ。クラス委員になったのは自分の意志じゃなかったけど、やってみたら結構楽しくて。だから生徒会にも入ったんだ」

 俺の取り留めもない質問に井口さんはきちんと答えてくれる。

 ふーんと、窓の外を眺めながら適当な相づちを打つと、井口さんは「手伝ってくれて、ありがとうね」と消え入るような声で言った。

「ところでさあ、生徒会ってどうやったら入れんの? 普通の部活とは違うんでしょ?」

「宮本くん、生徒会入りたいの!?」

 興味本位で聞いた俺の問いに、井口さんの声がきらめく。

「いや、別にそういうわけじゃないんだけど、ただ──」

「私は!」

 なんの気なしに適当にしゃべっていたところ、急に井口さんが大きな声を出したので、思わず口をつぐんでしまう。

「私は……宮本くんが生徒会に入ってくれたら、すごく、うれしいな」

 井口さんがうつむいて言う。そして、扉の前に立っていた井口さんは、なぜか後ろ手に扉の鍵を閉めた。

 ガチャリという重たい音が、静かな生徒会室に響く。

「あの……井口さん?」

 なぜか生徒会室に閉じこめられてしまった俺は、不安を露わにして目の前の少女を見る。

「あのね、宮本くん。私ね、私……」

 井口さんが、言葉途中で黙り込む。息詰まるこの状況で、俺は続きの言葉をじっと待った。

「私……宮本くんのことが好きなの!」

「えっ……マジっすか?」

 ……事態は、急展開を迎えていた。

 しかし、来週には続かない。

「あの日、男の人たちに絡まれてるのを助けてくれたときから……ううん、ホントはもっとずっと前から。一学期の頃からずっと、ずっと宮本くんのことが好きだったの!」

 ええええええっ!? と、驚きの声を上げる間も与えずに井口さんが畳みかけてくる。

「でも、私なんかじゃどうやっても宮本くんとは釣り合わないと思って、がまんしてたの」

 いや、むしろそれはこっちのセリフだぜ。井口さんとどこぞの馬の骨のような俺とじゃ、そりゃどうやっても釣り合わないって。

「それに、宮本くんは如月さんとつき合ってるものだってずっと思ってたから……」

 言って井口さんはこちらに駆けてきて、俺の胸に手を当てがうように身体を預けてきた。

 井口さんの黒髪がふわりとなびき、甘いシャンプーの香りが広がる。その小さな手に触れられた瞬間、一気に血液の流れが加速し、その大半が下半身へと集中していく。

 必死に血液の流入を止めようと試みるが、もはやそれは理性の効くような代物ではなかった。しかし、男ならば仕方のないことだろう。

 井口さんを抱きとめるわけにもいかず、腰が引けた状態で手をワキワキさせていると、

「私……最低な人間なの」

 顔を上げた井口さんは、頬を赤く上気させ、目には涙を浮かべていた。

「井口……さん?」

 今にも泣き出してしまいそうな井口さんを見て、思わず彼女の肩に手が伸びる。本当に細い、小さな肩だった。

「私、如月さんが亡くなって、クラスメイトが亡くなって、本当に悲しかったの。なのに……なのに、心のどこかで、これで宮本くんを私のものに出来るかもしれないって思ってる私がいて……」

 井口さんの瞳から涙があふれだす。それを隠すように井口さんは、俺の胸に顔を埋めた。

「この間、助けてもらったときだってそう。宮本くんと如月さんがつき合ってなかったって聞いて、すごくうれしかったの。ホント最低だよね、私……如月さんが亡くなって、宮本くんが悲しんでるっていうのに……。私になんて、本当は宮本くんを好きになる資格なんてないの」

 ごめんなさい、ごめんなさいと、嗚咽の混じる声で井口さんは懺悔するように繰り返す。

「……でも、どうしてもがまんできなかった。宮本くんのことが好きで、好きで、どうしようもなかったの」

 再び顔を上げた井口さんが、涙の跡の残る、とろんとした瞳で俺を見つめる。塗れたピンク色の唇からは、乱れた吐息がゆっくりと漏れる。そして井口さんはおもむろに俺の手を取ると、そっとその手を自分の胸に押し当てた。

 クラスでもトップを誇る、あの井口陽菜子のあの胸に、俺の手が当てがわれる。

 思わず絶叫しそうになったのを、唇を噛んでこらえた。

 ヤバイ、これは本当にヤバイ。血液の流れが尋常じゃなかった。脳味噌までボーッとして、頭が沸騰しそうな勢いだった。まずい、このままではまた鼻血が……

「ねえ、聞こえる? 私の胸、すごくドキドキいってる」

 聞こえなかった。全くと言っていいほど聞こえなかった。井口さんの胸が余りにも豊満すぎて、心臓の鼓動を感じるまでに手が至らない。感じるのはその、手がめり込むような弾力のある柔らかさだけだった。

「──ちょっとあんた! いつまでやってんのよっ!!」

 そんな必死に鼻血をこらえていた俺の後頭部に、怒声とともにともに飛んできた厚さ十センチを越えるハードカーバーの本が見事に命中し、俺は激痛に身もだえた。

 音葉の存在を完全に忘れていた。

「ゆーうーたー……私にあんなことをしておきながら、こんな女にうつつを抜かして、デレデレしやがって……」

 え、しやがって? 今、しやがってって言いました? 音葉さん。

 気づくと、部屋は紫色の深い靄に包まれていた。

 これは以前に見たことがある。音葉が本気で怒ったときにどこからか出てくる靄だ。

「ゆーうーたー……」

 もはや恐怖で血の気は引け、あれだけ充血していた下半身も、すでに降伏状態にあった。井口さんの胸の感触はかろうじて感じられたが、もはやそれどころではない。

 そっと目線だけで背後を確認する。

 ……ダメだ。俺はきっと殺される。

「井口さん、あのね、俺ね、ちょーっと帰らなきゃいけない用事ができちゃってさ」

 そーっと井口さんから身体を離し、さりげなーく部屋を出ようとする俺に、

「お願い待って! 宮本くんが如月さんのこと好きなのは分かってる。私は二番目でもいいの! だからお願い!」

 叫ぶように懇願し、必死に俺の手にすがりつく井口さん。

「いや、だからそうじゃなくてね、好きとか云々じゃなくて、今は命の危険が……」

「どうしてもあなたのことが好きなの!」

 これはうれしい。本当にうれしい。

 だがしかし、しかしだ。今は命の危機が迫っている。ここで死んだらなんにもならない。頼むからそれを分かってくれないか、井口さん!

「いや、だから、その……」

 しどろもどろになる俺に、井口さんがまた泣き出してしまいそうになる。

「もう、悠太なにやってんのよ! もういいから、私に代わりなさい!」

 とうとう堪忍袋の尾を切らした音葉が、言って俺の身体に入り込んでくる。

 全身に気持ちの悪い悪寒が走り、とたんに身体の自由がきかなくなる。

 くそ、音葉のやつ、俺の身体をのっとって……

『やめろ、音葉! おまえ勝手になにするつもりだ!』

『うっさいわね! 悠太があまりにもだらしないから、私が代わりに断ってやるって言ってんのよ!』

「井口さん、ありがとう。君の気持ちはすごくうれしいよ」

 言って、音葉は俺の身体を使ってやさしく井口さんの手を離す。

「でもね、僕はやっぱり音葉のことが誰よりも好きなんだ。他に人を愛することなんて出来ない」

『やめろおおおおおおお!! なんだそのイケメンふうの虫ずの走るしゃべり方は! 俺はそんなセリフ死んでも吐かねえぞおおおお!』

 自分の口から出た言葉だが、聞いていて思わず鳥肌が総立ちした。

『あんた今さらなにを言ってんのよ! 私にあんなことまでしておいて、私よりこんな乳デカ女を選ぶって言うの?』

『また、誤解を生むような言いがかりはやめろー! 俺はまだ魔法使いへの道を捨てた覚えはねーぞ!』

『言いがかりってなによ!? ひどい、私のおっぱい揉んだくせに! それに、あんたが未だにホグ○ーツ魔法学校への切符を捨てられないのは、あの土壇場で鼻血なんて出すのが悪いんでしょうが、このヘタレ野郎!』

 ──ヘタレ野郎

 ──ヘタレ野郎

 ──ヘタレ野郎

 グサリと、俺のガラスのハートに辛辣な言葉が突き刺さった。

 男としての尊厳を、えぐるように傷つけられた。

 俺はもう、男として生きていけない……。

「あ、あの……宮本くん、大丈夫?」

 話の途中で、急に挙動不審になりだした俺に、井口さんが不安そうな表情を向ける。

「あ、ああ、ごめんね。僕は大丈夫だよ」

 悪意ある一言で意気消沈した俺をいいことに、音葉は井口さんとの会話を続ける。

 けど、ここで負けてしまっていいのか? 音葉にいいように身体を乗っ取られ、好きだと言ってくれた女の子に勝手に断りをいれられ……それでは、俺は本当に男としてヘタレ野郎じゃないか。

 そんなヘタレでは、本当に将来魔法学校行きだ。そんなことでいいのか? 魔法って、幻想って、そんなにいいものなのか? この世は辛いことばかりかもしれない。でも、その幻想を打ち壊し、戦士として立ち上がり、この世界を生き抜いていくっていうのが男なんじゃないのか!?

 今立ち上がらなくて、いつ立ち上がるっていうんだ!

 立てよ! 宮本悠太!!

「だから井口さん、申し訳ないけどさっきも言ったとおり──」

『俺の身体を、勝手に使うんじゃねえええええええええ!!』

 全身の気を集中し、身体全体でフルバーストさせる。

 と、「きゃっ」という短い悲鳴とともに音葉が俺の身体からはじき出された。

「やった! 身体の自由が戻った!」

 中腰の状態で全身に力を入れながら叫ぶ俺を見て、井口さんはまた不安そうな面持ちを向けていた。

 音葉は急にはじき出されたせいだろうか、空中に浮かびながら、くるくると目を回していた。部屋に充満していた紫の靄もいつの間にか消えている。

 井口さんへのフォローをしたいのは山々だったが、逃げるならば今が好機!

「ごめん、井口さん。ホントにもう帰らなきゃなんないんだ。この話はまた今度」

 言って、井口さんの言葉も待たずに鍵を開けて部屋を飛び出す。

「あ、それからこの間のクッキー、すげえ旨かったよ。ありがとう!」

 俺はそれだけ言い残すと、きょとんと立ち尽くす井口さんを残して、一目散に廊下を駆けだした。

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