第十四話…「火を見る者とその身を心配する者」
カンカンカンッと鉄を打つ音が鳴り響く。
ティカの前には、そんな職人の技を食い入るように見る事無く、前屈みになって、その横のかまど覗き込んでいる少女の姿があった。
熱いし危ないし、ヒヤヒヤしながら見ていたけど、その興味津々な少女ジョーゼちゃんは、平気だと返してくるだけだ。
いや、実際に平気なのかもしれない。
これは屋敷での話だけど、ジョーゼちゃんは火の扱いがとても上手だった。
火の番もよく自分からしていたし、他の人たちだったら汗をかくような状況でも、少女は汗一つかかずにその作業を熟すほど。
面倒を見るように言われているティカからしたら、とにかく心配に思う事ばかりで、一度ご主人に相談した事もあった。
---[01]---
だって、ジョーゼちゃんの体には、いくつも消える事の無い火傷の痕がある…、それは言わずもがな…少女が見ている火が付けた傷だ。
その腕に、足に、背中に、額に、肌を焼かれた痕がある。
ティカだったら…、もし…少女と同じ立場に居たとしたら、怖くて火を使った作業なんてできない。
だからご主人に相談した…、ジョーゼちゃんには、火を扱う手伝いはさせないようにした方がいいよねって聞いた。
でもご主人はその質問に、ティカの言葉に、首を横に振る。
その必要は無いと、縦に振る事は無かった。
だからか、普段は明るくジョーゼちゃんを見ているティカも、この時ばかりはヒヤヒヤしながら、そして心配であたふたしながら見守り続けている。
---[02]---
そんなティカは、ジョーゼちゃんと共に、今日もキャロちゃんにご招待されて、宮殿へとやってきていた。
正確には、今日は宮殿に隣接している軍施設…の中にある鍛冶場へ見学に来ている。
国を守る軍…、サドフォークで言う所の騎士団の役目を担う場所であり、むさ苦しさを感じなくはないけど、嫌いじゃない空気だ。
むさ苦しい…というのは、鍛冶場に関わらず軍施設全般に言える事だが…。
軍施設と宮殿は、有事の際、早急に王を守れるようにと、隣接し、行き来するための通路も通っている。
それがきっかけで、こっちの方に足を延ばす事になったが、ジョーゼちゃんの興味は軍施設よりもかまどに傾きがちだ。
---[03]---
やはり…火なのか?
「ジョーゼは、鍛冶に興味があるの?」
王様であるキャロちゃんがいる中での、緊迫した中で作業する鍛冶職人達、そしてその作業を延々と見続けている…ように見えなくもないジョーゼちゃんに、王様は首を傾げた。
いやまぁその疑問はごもっとも。
食い入るように見る…という意味では、下手をすれば宮殿の方よりも力強い。
不思議そうに首を傾げる少女に、ジョーゼちゃんは視線をこちらに向けて文字を綴る。
…かじも、気になるけど、でも、一番は火の方…
「火?」
コクッ…。
---[04]---
ジョーゼちゃんの頷きに、王様の首が、最初よりもさらに傾いた。
…いつも見てる火よりも、ここの火は力があって楽しい…
「楽しい…?」
王様の表情が、疑問を浮かべたソレから、答えの出せない難問に行き当たったようなモノに変わる。
「おおうッ! キャロちゃん、気をしっかり持つのだ」
疑問で傾げた首が、曲がりに曲がって、その歳相応の小さな体が倒れそうになるのを、ティカは慌てて支える。
「これは、魔法使い特有のモノだ、きっと」
普通に考え続けても、絶対に出ない難問に、ティカは助け舟を出す。
それはご主人から聞いた事の受け売りだ。
「魔法使いは自分の魔力の属性を、他の人たちよりも強く感じ取ってて、その属性と同じモノに惹かれたりするらしい」
---[05]---
「そうなのですか? わたくしは、魔法に関して勉強こそしていますが、そこまでの事はあまり…」
「うんうん、ティカもご主人に初めてソレを聞いた時は、よくわからなかったから大丈夫だ」
こちらのやり取りに、今度はジョーゼちゃんが不思議そうに首を傾げた。
「ご主人の話だと、なんか同じ属性を持つモノに親近感めいたモノを感じる時があるとかでな。ジョーゼちゃんの魔力は火属性らしくて、火属性…なんて言うだけあって、ティカ達の身近にある火にも、火属性の魔力が宿ってるとか」
「なんかややこしい話になってきましたね。ん~。生き物に魔力があるように、草花や土、水に至るまで、あらゆるものに魔力があり、空気中の無の魔力を除いて、それら全ての魔力が属性を持つ…と習ったような…、つまりそう言う事ですか?」
「・・・たぶんそうッ!」
---[06]---
多分ッ?
たーぶーんーッ!
ティカは、魔法とか専門外だからなぁ~、ご主人がそんな風な事を言っていた…て程度の知識しかないが…、確かにそんな風な事を言ってた気がする。
「という事は、ジョーゼは火の属性の魔力を操る事ができる…という事ですか?」
コクッ…。
キャロちゃんの質問に、ジョーゼちゃんは頷く。
「確か、ご主人もジョーゼちゃんと同じ火属性の魔力だったよね」
…そう。だから、おにぃの近くに居るとあったかい…
「なるほど、あったかいか~。なんとなくわかる気がする」
ティカは魔法の事よくわからないけど、ご主人の近くに居ると、日向ぼっこしてるみたいな心地よさを感じる時があったりして、つまりはそういう事だったんだろうか。
---[07]---
「興味があるので質問なのですが、火なら火の魔力を感じで、それを感じる…というのは、どんな状態なのか、見なくても感じたりできたりするのですか?」
「ん? それはどういう意味?」
「あ~、聞いた話なのですが、人や動物以外の存在が持つ魔力から「精霊」が産まれる事があると聞きまして、精霊は「成長」という特性を持ち、宿る魔力を持つ存在を大きく成長させるとか。当然魔力も大きくなるでしょうし、その大きくなった魔力を使い、目で見る事無くどこに何があるのかを把握する魔法使いがいるとかいないとか聞いたのです」
見なくても周りの事がわかるとか、なんて便利な機能なんだ。
完全にティカの鼻の上位互換、臭いで周囲の状態を何となく把握するのとはわけが違うじゃないか。
ティカの同じ種の獣人種の皆がびっくりして転げまわっちゃうよ。
…あたしは、精霊とか見た事ないけど、精霊魔法で、そういう事ができるって、聞いた事、ある…
---[08]---
「ま~、それは興味深いですわね。・・・といっても、甲人種であるわたくしでは、仕組みを理解できても、使う事は出来なさそうですね」
キャロちゃんは、年齢相応に胸躍らせ、楽しそうな表情を浮かべるも、その後すぐに、残念そうに表情を曇らせる。
「何かやってみたい事があったのか?」
「だって、とても便利そうじゃないですか。夜に目が覚めて、真っ暗な中でも、どこに何があるのかを見られれば怖くありませんし、精霊魔法という事は、精霊さんの力を借りるという事なので、遠くにあるモノを取ってもらったりとかもできそう」
「読書中に、読み終えた本の片付けと、次の本を持ってきてもらう…とか」
「ええ、ええ、夢が膨らみますね」
…精霊におこられそう…
バチバチと、かまどの中に追加された薪が弾ける。
魔法の話でひとしきり盛り上がった後、再びかまどの方へと視線を戻したジョーゼちゃん。
---[09]---
正直な事を言えば、ティカには何が面白いのかわからなかったりもするのだが、ジョーゼちゃんがソレを見ているだけで楽しそうにしているのは、嬉しかった。
『ここに居ましたか』
そんな至福の空間、鍛冶職人たちからしてみればやりづらい空間に、邪魔者が、救世主が現れる。
「あ、あ…あら、アット、どうかしましたか?」
姿を見せたのはアット・バイネッタ様、チェントローノにキャロちゃんと共に来ていた、王の代理を務める、補佐だ。
彼はキャロちゃんの前で膝を付き、視線を下げる。
「使用人たちが、なかなか部屋に戻られない王の事を心配していましたので」
「そ…そそそう。大丈夫よ。友人達に案内をしていただけだから」
キャロちゃんはティカ達を紹介するかのように、手を広げて、こちらへ視線を向けようとする。
バイネッタ様はと言えば、会釈するティカ達を一瞥し、微笑みながら会釈を返すも、すぐにキャロちゃんの方へと視線を戻した。
---[10]---
「それは分かっていますが、体調の良い日が続くとは言え、使用人たちは王のお身体を心配しております。せめて宮殿内を案内するだけではいけませんか?」
「それは…、ん~」
キャロちゃんの今の姿は、まさに親に諫められている子供のようだ。
ティカ達といる間、今の所は、その体の不調と言うモノを見せた事は無い。
いったいどういう不調を来すのか、それは知らないけど、その事で、やはり周りは心配でたまらないようだ。
「すいません。自分達の期待に応えるためとはいえ、王様に負担を強いてしまい…」
知らないからこそ、今のキャロちゃんがティカ達にとっての全て、情報としてわかっていても、知らないからこその愚行…というモノを踏んでしまっていると感じ、ティカはバイネッタ様に対して頭を下げる。
「え、あ、すいません。そんなつもりだった訳では」
ティカの行動に驚いたのか、バイネッタ様は慌てたように声を荒げる。
---[11]---
「使用人たちが王の事を心配するのはいつもの事です。別に責めている訳ではないので、きになさらず…」
バイネッタ…、アリエスご主人様の隊に所属するレッツォ・バイネッタさんのお兄さん、キャロちゃんと話をしていた姿とは打って変わり、紳士的な姿から、気さくさをうかがわせるお兄さんのような顔を見せる。
「お友達が国に滞在している間は、きっと何回も呼ぶ機会があると思います。部屋以外に足を運ぶ事も多くあると思うので、せめて誰か勝手のわかる使用人を付き添わせれば、彼らも安心するでしょう」
「あ…はい」
バイネッタ様の言っている事は、一理あるというか、まさに正論そのものだ。
年長者であるティカが気付くべきだった…、年甲斐もなくはしゃいでしまっていたな。
キャロちゃんの落ち込む姿が、実に申し訳ない。
---[12]---
そして見える少女のバイネッタ様に対しての緊張と頬の火照り…、そこにピンッと来たティカは、バイネッタ様の方へと視線を向ける。
「バイネッタ様、この後のご予定は?」
「自分…ですか?」
「もしよければ、その付き添いの話、今日の所はバイネッタ様にお願いしたいのですが…可能だったりします?」
「あ…」
さすがに王の補佐のお方、王がキャロちゃんで、他国と比べてその仕事量も多いだろう。
まぁダメ元…というヤツだ。
それでも、その可能性に興味津々な子が1人…、彼の返答を今か今かと、不安と期待の入り混じる目で待っている。
---[13]---
「・・・」
その存在にバイネッタ様も気づいてか、ぎこちない笑みを浮かべた。
「自分の方は、これから軍の方に顔を出し、今後の戦兵育成に関しての方針を決める会議に出なければいけませんので…」
「・・・あぁ…」
それを聞いて期待の籠っていた子の目は黒一色へと変わっていく。
「ん…ん~」
実に困った…、そんな事を口には出さずに顔で表現するバイネッタ様は、頭をカリカリと掻き、堪忍したかのようにため息を吐いた。
「いいでしょう。といっても自分の方は会議に出なければいけませんので、それほど長く付き添っていられないのですが…。それでも構いませんか?」
「…ホントッ!?」
出てきた答えに、こちらが返答する暇もなく、キャロちゃんが満面の笑みで目を輝かせた。
---[14]---
これで幾分か失態の挽回ができただろうか。
ご機嫌取り…という意味では、これ以上の成功は無いと思うけど…、いやはや、博打とはいえ、言ってみるものだな。
これが正解かどうかはともかく、やっぱこの国の人、王様に甘すぎでは?
いや、相手が王様なのだから、その言う事には首を縦に振るのが普通だと思うけど、・・・考えてると頭痛がしてきそうだ…、王様がまだ子供だからなのか、なんだかんだ了承してくれるんだな、きっと。
国にとって、民の笑顔は宝だ…、子供の笑顔とくれば、何物にも代えがたい価値がある…、王様の健康もまた同じ、王様が元気に国の事…民の事を思う姿は、それもまた価値のあるモノだ。
王であり、子供の笑顔を持つキャロちゃんは、まさに国の至宝…と言っていいモノではなかろうか?
まぁ、ティカが勝手に思っているだけだけど、それでもその大切さを感じているからこその、ここの人たちの甘さだ…と思う。
---[15]---
「…ゴホンッ。ですが、王よ。あまり無茶はなさらないように。一応すぐに対応できるように使用人も何人か来てもらいますが、それでもよろしいですか?」
「ええ、ええ。構いません。アットが付き添ってくれるだけで、わたくしは嬉しいので」
「あはは…、それは光栄ですね」
バイネッタ様が現れた時の、緊張が走ったかのような様相とは打って変わって、歳相応の笑みを浮かべるキャロちゃんはとても上機嫌だ。
「では時間もあまりありませんので、行きましょうか?」
「はい、はいッ!」
バイネッタ様は、キャロちゃんの手を取り、行きましょうと言わんばかりに、こちらへ視線で合図を送ってくる。
さあ行こう…と足を前へ出そうとした時、あまりに静かで忘れていた子の事を思い出す。
「ジョーゼちゃん、行きますよ?」
---[16]---
鍛冶の為のかまどを今の今まで見ていたジョーゼちゃん、少女はこちらに顔だけ向けてくる。
…あたしもいくの?…
「う…うん、そうだよ」
ティカにはわからない部分ではあるけど、ジョーゼちゃんは、大層ここのかまどの火を気に入っているようで、一緒に行く…と言われなければ、勝手に行ってきてください…なんて言っちゃいそうな勢いだ。
名残惜しそうにかまどの方へと視線を戻す少女の体を、ティカは腕の下へと手を通して、軽々と持ち上げる。
かまどへの名残惜しさからか、若干力が入ったジョーゼちゃんの体を、少しだけ重いと感じながらも、そのままの体勢で先を行く王様たちを追った。
「そんなにあのかまどを気に入ったのか?」
コクッ…。
「何がそんなにいいの?」
…あそこの火は、すごく元気…
---[17]---
「元気?」
…自分がやるべき事を、ちゃんとわかってる。それを見てると、なんか元気になれる…
ん~、焚火の火を見ていると、心が落ち着いたり、身体を温めると同時に心まで温まる…みたいな、そんな感じの話か?
…あの火で、ご飯とか、作りたいね…
「あは~、そんなことしたら鍋とか全部溶けて無くなっちゃうね~。それはダメだ~ッ」
…あの火は、すごく、やるきだったのに…
「やる気~? 火がそんな事言ったのか?」
…そういってるように、感じただけ…
「そうか~」
魔法使いならではの感覚を、ジョーゼちゃんも、やっぱり持ってるって事なのかな。
軍施設なだけあって、宮殿とは違い、やっぱり物々しさが目立つ。
---[18]---
通り過ぎる人は、掃除を行う使用人から鎧を着た警備兵に代わり、宮殿には至る所に緑が生い茂るような作りをしていたのに対し、こちらはそう言ったモノが無く、まさに無骨というか…なんというか…、殺風景だ。
これはこれで嫌いじゃないティカだが、女の子たちを連れて歩く場所ではないな。
『今は、戦兵達の気も立っていますので、もしかしたら不快なモノを見る事があるかもしれません。あらかじめ謝罪をさせてください』
前を歩くバイネッタ様は、申し訳なさそうに眉をひそめて、こちらに顔だけを向けて謝罪の言葉を口にする。
「いやいや、今の所そういうのは一切見ていませんので、お気になさらないでください」
彼からしてみれば、あくまでティカ達は客人、こちらが何にどう思うのか…、それを気にしての事だろうが、そういった細かい事を気にしないティカとしては、余計な心配をかけてしまって、逆に謝りたくなるぐらいだ。
---[19]---
キャロちゃんの友人として来てはいるけど、それはつまり王様の客人でもある訳で、明らかに場違いと言わざるを得ない。
いまさらと言ってしまえば、いまさらだけど。
キャロちゃんが普通の女の子として、ティカ達と接してくれるから、どうにもその辺の感覚が薄れてしまう。
ジョーゼちゃんはともかく、ティカだけでもその事を肝に銘じておかないと、メイドの名が廃る。
にしても、ティカの心構えは、今は横に置いておくとして、バイネッタ様が言う様に、兵士の人たちの殺気立つとまでは言わないけど、わざわざ謝罪として伝えてくるだけあって、荒っぽさを感じる所だ。
そんな中で、こちらに寄ってくる兵が1人、慌てた様子で、一瞬だけキャロちゃんの存在を認識するまでに、多少の時間を要した。
「え? あ!? お…王ッ!? し…失礼しましたッ!?」
---[20]---
王に対して、失礼があってはいけない…なんて、そんな事は万国共通であろうけど、王というより、1人の少女の面が強いキャロちゃんにとっては、その恐縮ぶりは未だ慣れ無いようで、その兵士の反応にどこか驚いているようだ。
「落ち着きなさい。急ぎで知らせたい事があるのでしょう?」
「は…ははははい、すいません」
やってきた兵士は緊張しっぱなしで、その姿勢もビシッと直立し、指先まで伸ばすまでになっている。
「案内どころではなくなりそうですね」
バイネッタの仕事を邪魔してはいけない…なんて考えたのか、さっきまで彼と手を繋いでいたキャロちゃんは、名残惜しそうに握っていた手を摩りながら、こちらへと歩いてくる。
ティカは、そんな少女に、笑みがこぼれながら親指を立てるのだった。
「なんですか…それ…」
---[21]---
それに対してキャロちゃんは、意味を理解していないというより、感情を隠すように視線を反らす。
「まぁお仕事の邪魔になる用なら、部屋に戻る事を考えた方がいいな」
「はい、残念ですけど」
案内…て名目ではあったけど、施設が洞窟というか山を掘って作られた形になっているおかげで、探検気分だった。
キャロちゃんとは別の意味で、名残惜しさを感じていると、鍛冶場からずっとティカの腕の中で抱かれていたジョーゼちゃんが、その腕から抜け出し、走り出す。
「ぬわっ!? ジョーゼちゃん!?」
何事か…なんて思わず声を上げてしまったけど、彼女を追おうとした時には、そんな状態になった理由を理解する。
少女の走っていった先には、我がご主人の姿があった。
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