第1話 管理者からの説明

向かったらそこには僕と同じくらいの年齢の男女がたくさんの人がいた。

みんな思い思いに喋っている

「ねぇ、君なんて名前?」「えーやだ、教えたくない。可愛くないし」「ゆーてここ人達みんな27って数字が付けられてるらしいよ」「アルファベットはみんな違うらしくて俺見たくN27になるっぽいわ」


こんな様子だ、しかし僕はさっきの機械のことが気になって誰とも話す気にはなれない


『静粛に』


スピーカー越しに大きな声が聞こえた

そして壇上にモニターが写った


『諸君、仮想人生お疲れ様。さて、ここからが君たち自信の本当の人生だ。向こうで死んでもここで目覚めるだけたが、ここでは確実な死だ。だから死なないようにね』


そんなことは当たり前だ

向こうでもここでも同じように死ぬような無茶をしなければいいだけだ


『さっき機械から説明があったと思う。余談だが1部の人は壊れたような音がしたと思うがあらは誤作動だ。悪かった。それはさておき階級がB~Zまでっておかしいと思わないかい?思うだろ?いや、思わないはずがない!

それはね、この階級はここで変動させることが出来るからなのだよ!!B以外の人はすぐには変動できないが定期ごとの試験で同じクラスのなかで1位ならば一つずつあげることが出来る。だが最下位なら一つ下がるZは下がらないから安心して、まぁドベってことに変わりわないが』


なんだただのテストじゃないかそれなら学生の頃何度もやったよ

『問題のBは今から1週間テストをしてもらうAの枠とBの枠には一人しか入れない今AとBは埋まっているテストで勝てば上に上がれるBもそれなりの高待遇だがAは更に上だ行きたくないわけが無いだろう、だがねここのテストは半端ではない。Zはテストは1個だがYはテストが2個そうやってくとBは25個Aなら26個だ、これに耐えられるかな、まぁだから1週間もやるんだけどね』


そして試験が始まった、だが、みんな気づいたのだろうかこのテスト今まで27回も行われてるらしいがこのまま行ったらCの教室だけ異常に多くなることになってしまう。だってこんなテストやってたらBの脱落者はC教室に行くはめになるそれが何回もCはそんなに多いのか?



そして、1週間B以外の人はクラスにまだ分けられずその人達でこの世界の所で遊んだ、ボーリングしたりカラオケしたりしたそうだ

僕は一人が良かったから本を読んでいたんだけど

気になることがあって本屋には人はたまにいたが遊んでる人が僕達の他にいなかった


1週間だった日壇上に2人のBが立っていた17代Bと僕らと同じく27代Bだ

最後のテストが先ほど終わり結果発表らしい

何だか二人ともやさぐれてるが17代の方の顔が真っ青なような気がする


『さてさてお待ちかねの結果だが、17代目の勝ちだおめでとう』


「やった...良かった...これでまた生き残れる...」

ん...


『じゃあ17代目死んでね』


それは軽い一言だった

そして17代目は落ちてきた大きな剣のよって僕らの目の前で真っ二つにされた

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まだ始まっていない人生 吉野 兎角 @miyata_zeta

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