寂しく無機質な世界の中で、ささやかな温かさが美しい

人類が全て去った後の世界、という退廃的な世界観に冒頭から一気に引き込まれました。
淡々と、そして透き通るような文体が物語ととてもよく合っていて、心動かされます。
排他的なロボットと友人は、ちゃんとした友達になれるのでしょうか。