スカーレットとアネメニ

紅黄大陸の北部に雪が降り積もり天使が降り立つような世界、オラージュ雪原。その彼方に聳える全てを拒絶する純白の巨大要塞エトラスカン。その要塞は近づく者を永遠の幸福へと誘う天国の白い大宮殿のように煌びやかである。ひらめく赤い旗にヴェスタ帝国の自然の圧力と権威を象徴する荒々しい熊のモチーフが描かれている。しかし天国の宮殿を守る壁に目を向けると戦艦が持つような巨大な主砲が四方を警戒するように4つ聳えている。まるでその光景は職人が丹精を込めて作りあげた純白に覆われる宮殿模型の美術品を声1つ漏らさずに守衛する精強な4人の軍人のようである。


その要塞から送り出される兵の軍勢はシスル公国の前線を押し戻す程強力であった。


グリュンは生きていた。そして何処かもわからない地下の牢獄で倒れている。右脇腹には血の染みた包帯が巻かれていて、動こうとすればナイフで刺されるようにずきんと酷く痛む。仰向けになると小さな雫が鼻先に落ちて-弾ける。青白い一筋の光が岩を削って作られた牢獄の手の届かない高い天井からさしている。1匹の小さな鼠がグリュンの横で息絶えていた。二十日鼠だったのだろう、外傷や血が流れた跡はない。ただ、仰向けになって死んでいる。きっと自分もこの鼠のようにゆっくりと死んでいくのだろう。その事実が心に堅く突き刺さる。


僕はそこで-やっと生きていることに気づいた。アネメニ、蒼髪の彼女が僕の脇腹を撃ち抜く冷たい姿が、最後に動いた赤い唇の鈍い光りの幻覚が消えていく。その血で動けなくなり気を失った僕はヴェスタ帝国の装甲車両の中で意識を取り戻した。最初、自分は想像を絶する深い痛みで死んでしまってこの薄暗くて狭い地獄で目覚めたのだと思った。傷だらけの両の手のひらを見ても何も感じない、ただ何も感じない。座っていた椅子が揺れ動いてがたんと音を立てた。左横から強い陽光が差したかと思えば2人の赤い軍服姿の男に掴み上げられて外へ、外へ連れ出された。思い出す感覚がある。


『アンナの酒樽』で最初に見た神話に登場する雲の上の天国のような景色-


しかし、そこには僕を迎えに待っていたような幸福の頂点に達する雪の白さよりも白く輝く巨大な宮殿要塞がある。その紛れもない純白の壁面には今にも動き出しそうな黄金の熊や子狐が住まう。雲一つ無い青空に向かって聳える五角錐の屋根には均等に並んで5つの方角へ向かう石像があり、その一つ一つには噴水が設けられて湯水と水彩画のような湯気を噴き上げている。その海中から姿を現し天に登ろうとする馬車に乗った太陽神が槍を振りかざしている姿や大きな蛙が口から湯水を噴き出す姿をした石像達はヴェスタ帝国の凍りついたどこまでも続く雪原の海の行く先を見守っている。


僕の感覚は全て殺され、後には流れていく景色だけ。


正確に切り出して築かれた石造りの階段を血にまみれた手枷を丈夫な紐で兵士の手に引かれながら登っていく。宮殿の正面扉は天空へ続く扉のように天を指す2つの直角三角形の白い直角を向き合わせた段作りの壁面の枠に収められている。そして左右合わせて太い4本の石柱で強固に支えられている。左右に重く開く黒鉄鋼の扉にはそれぞれが上から縦に輝かしい神話の物語が黄金の正方形でできた5つの枠の中に描かれていた。


扉が開いたと同時に白く光る雪風が水面の波紋のように広がり、赤い絨毯を照らした。


豪傑を極めたヴェスタ家一族を戴天するヴェスタ帝国。宮殿内の装飾は全て軽薄な白、鮮やかな赤、華美なる黄金で彩られている。ところどころに木造の骨組みが通っており、天井には1匹の子熊が次第に権力を高めていき森の様々な動物達を束ねる大熊の冠を被った帝王に成長していく壮大な物語を刻んだ天井壁画がある。歩けば石造りとわかるほど堅い床にルージュの存在感ある赤色で満ちた豪華な絨毯が敷かれ、その上を兵士の手枷に引かれずともグリュンは死んだ骸のように俯き歩いていく。窓の外、まるで下界のように見えるオラージュ雪原は白一色である。よく見れば雪の表面には光の粒が溢れてちかちかとして眩しかった。


そこから長い道のりを歩かされて地下牢にたどり着く。牢が開かれて背中を蹴り飛ばされ、冷たい床に倒れ込む。鉄格子の扉が勢いよく閉まり鉄の悲鳴がこだまする。


そして僕は小さな鼠の死を見つけた時-生きていることに気づいた。右脇腹にとてつもない痛みが走る。唇を血が滲むほど噛んで痛みを押し殺すグリュン。


しばらくして自分の受けた傷の痛みが襲い来ると狂ったように叫び散らし、鉄格子を掴んで引き千切ろうとした。しかし身体も精神も引き裂かれかけていた自分に気づいた時には力を失って鉄格子にもたれかかり、地下牢に漂う死臭に吐気がこみ上げていた。


もう、死んでしまうのか。


戦闘長靴の裏から苦しみが立ち上ってくる。苦しみは赤い火を放ちながら僕の体全体を覆い隠そうとする。それでも僕は今日を生き残る。蒼髪の彼女の雪花に照らされた微笑みが頭をよぎり、苦しい痛みと強い意志が心臓に立ち上る。生きてもう一度、彼女に会わなきゃいけない。人は死を強く感じる程に生を欲する。もしかしたら人は生を感じるために自らの死を覚悟するのかもしれない。


-助けなきゃ、助けなきゃならない-


グリュンは暗闇の中で寒さと飢えと深い苦しみを耐え忍んだ、さながらその瞬間を待つ虎のように。


まだ、生きなければ。


「どうだい少年?気分が良いだろう」


グリュンは牢屋から手枷をつけた状態で出され大きくて豪勢な客間に連行された。豪華な肘掛け椅子に座らされ、上に金銀の器群に金銀の蓋を乗せた食卓の芸術を設けた長机。それを挟んで対にある肘掛け椅子に腰掛けて此方を氷を湛えた微笑みで一瞥するヴェスタ帝国の冷酷な雰囲気を放つ男と向き合う。彼は軍記章をじゃらじゃらと付けた胸と袖に純金の刺繍が光る赤い軍服に身を包んで短く整えられた茶髪と茶髭に深い永久凍土の冷たさのある茶瞳が印象的な紳士だ。優雅に髭を指先で巻いているその男に深い緑を燃やすような眼光を覗かせている。


この宮殿要塞を治めているのだろう、その身に溢れる支配力は洗練された様相となって立ち上っている。その身体には真の暴力と極まった芸術が折り重なっていた。


「そんな怖い顔をしないでおくれよ少年、うちのシェフがこさえた上等品だよ」


「………」


「君はうちの子から随分手荒な挨拶を受けたそうじゃないか。礼節がなってなくて本当に申し訳なかったね、まったく…私の指導不足だ」


機械で録音したような淡々とした青大陸の言葉を連ねた彼は長机の横にある壁に掛けられた祈りを捧げる天使と猟銃を片手に握っている男が対面する様子が描かれた大きな絵画を眺めている。


「それはそうと、君に謙虚な私からささやかなオネガイがあるんだが」


彼は金でできた杯を白手袋をはめた長い右手指で弾いた。金属と金属がぶつかる少し重く弾けた音がする。


「この私の話を幾つか聞いてはくれまいかね-」


「蒼髪の少女はどこにいる!!!彼女の居場所はどこだ!!!」


彼の言葉を遮り勢いよく重い手枷で机を叩き、僕は立ち上がる。しかし目眩がして姿勢が前に少し崩れた。ぜえはあと息が切れる。


「おっと、落ち着きたまえよ若き紳士。高級な机に傷がついてしまうよ。まったく気が強いんだな君は、敵に捕まってその強気な態度とは…見上げたものだね。こういうのを英雄、というのかな?」


茶髭の下に添えられた尖のある口で右手の白手袋をゆっくりと取り外す茶瞳は薄く笑っている。


彼の手は-手では、無かった。


一本一本の黄金と黒鉄鋼とを磨いてできた指は半分に分かれて10本になり、その手が中指の先から肘にかけて左右を境に半分に割れていく。肘の先から指先まで密度の高い煌びやかな鉄の歯車と特殊な加工が施された金属の骨が覗いている。


その美しさに一瞬気を取られたグリュンはその瞳に強い警戒心を露わにした。


その笑う茶瞳に映る金属製の義手は、神話に描かれる8つの頭を持つ大蛇。不死身の恐怖、ヒュドラのように怪しく揺らめいていた。


「これが恐ろしいかい?恐ろしいのは戦争だよ、こんな身体を作り出してしまうのだからね」


彼は身体が機械になった理由を話した。僕が産まれる前の昔、この土地で干渉を行なっていたシェルコーラル軍とヴェスタ帝国軍の戦争が始まっていた。そこでまだ少年だった彼はシェルコーラル軍の侵攻による大規模な航空爆撃により死の淵を彷徨う重傷を負った。彼の父はヴェスタ帝国生粋の機械開発科学者の権威であった。「それ故に父は死体になりかけていた私を機械仕掛けの神に生まれ変わらせたのだよ」彼は歳を重ねる毎に改良を加えられている。階級は特務大佐、「君の国では蒸気で戦車を動かすらしいが、この身体には君たちの頭では到底理解できないような動力が使われていてね」彼は金色のヒュドラの手を滑らかに動かしてみせた。微かに鈍い虹色の光の襞が揺れていた。


側にあった金の杯を音も無く握り潰す。


「大丈夫だ、食卓を血で染めるのは紳士として相応しくない、安心してくれ。それに君は自分ではわかっていないらしいが、とても貴重な存在なんだよ」


後ろから音もなく近づいた兵士2人が僕の胸前に2本のライフル銃を突き出した。横からその銃を節度よく交差させて僕から再び一切の自由を奪う。


「そういえば君は17歳の誕生日を迎えたそうだねフィくん、誕生日おめでとう。その目、綺麗だよね…父親から受け継いでいるのかな?」


冷たい何かが宿った几帳面な声はグリュンの身を強張らせる。僕はその言葉の真意を知り、胸ポケットに目をやる。


父からの手紙が-ない。


額の傷と右脇腹の傷の痛みが消えていく、代わりに強い憎しみと怒りがこみ上げてくる。


「手紙を…返せ…」


「-彼女に会いたいと言っていたが、アネメニのことかな?彼女は優しかったかい?」


茶髭の男はその整っている顔を笑う悪魔のように歪ませた。


若きグリュンの透明感ある肌に青筋が立ち、目つきが怒りに満ちて変わる。茶髭の男は机に置かれたグリュンの父からの手紙を目線の前にゆっくりとかざす。


「この手紙がどうしたというんだい?-」


客間に一筋の風が吹く。


2発の乾いた銃声の後、ぎりりという聞いたこともないような金属同士が擦り合う共鳴音が響き金属の折れた音がする、その後に続く少年の小さな呻き。


一瞬であった。グリュンはすかさず胸前に置かれたライフルの銃口1つに手枷の鎖を引っ掛けて対面する茶髭の男に向かって投げる。そして自分も同じ方向へまるで建物から飛び降りて壁に身体を擦りつけていくように大きく高飛びをして長机の上を勢いよく立膝をつき無駄の無い動きで束の間の突風のように滑っていく。投げたライフル銃の引き金を引けるように手枷のついた右手で掴み取る。立膝をついた左前足膝に細い銃身を乗せて滑り込みながら狙い、連続して2発撃つ。まさに一瞬の神業であるグリュンの動きで放たれた銃弾。蜂蜜がゆっくりと垂れていく感覚のようにその1発は小さな火花とともに発射されて宙に舞う金銀の食器達に当たり、まるで糸で吊るした紙に息を吹きかけたように弾く。その影に茶髭の男の眼差しが映る。そこに向けてもう1発の弾丸は飛んでいくが、避けた男の頬に一線の切り傷を作って終わる。白いテーブルクロスにはグリュンの右脇腹から流れた血が滴って真っ直ぐな点線が描かれていく。食卓の色彩豊かな食物が血に染まりグリュンの瞳から赤い閃光が揺らぐ。最後に川面を滑空する燕のようにライフルの先端に取り付いた銃剣で男のにこやかな顔に突き刺そうとしたが、男は素早くそのグリュンの突撃の姿勢と組むように鉄の右手のみを使い勢いよくその尖端は折られた。空を切り床に落ちて転がり、動きを止めた鋭い銃剣の尖端が右脇腹から血を流して呻くグリュンの敗北を告げた。


彼女は…どこに…いる…


グリュンの姿や声色はもはや人間ではなく、獲物を食い散らさんとする血を流した虎のように制限なき凶暴さを放っている。


「ヴェーゼ、リトベスロクティルーセ」


呆然として固まっていた2人の兵士に命令した茶髭の男は苦しむグリュンの首根っこを掴み、部屋の入り口へまるで塵でも棄てるように勢いよく投げた。白いナプキンを胸から取り出して身体にこびり付いた汚れを丁寧に落とす茶髭の男。


「…知っているか少年、素晴らしい絵画というものは一色だけでは描かれないものなんだよ。見てごらん、この『天使降臨』の絵画には様々な色が組み合わさっている。暗い色、明るい色、鮮やかな色、燻った色、潤っている色、乾いた色、熱い色、冷たい色。それら全てが塗り重ねられて素晴らしい芸術が出来上がるのだよ。見事な演劇が見れて素晴らしかったが、ジェクトルベスヘルク。もう少し調和を知りたまえよ少年」


小さな拍手をして部屋を後にする茶髭の男。


扉の前で身体を丸めて呻くグリュン。


2人の兵士に連行されたグリュンは地下牢に再び閉じ込められる。


雪の溶け水が滴る地下牢の暗闇で石の階段を降りてくる足音が近づいてくる。


その美しい女性の木漏れ日のような笑顔と人を殺す目を、僕は知っている。


彼女を守りたい、最初はそう思った。しかし、その思いは打ち砕かれて残ったのは深海よりも深い憎しみだ。しかしグリュンは望みを捨てなかった。彼は彼女から微かに感じた何かを信じて疑わなかった。目に見えない、聞こえない、それでも何か暖かいものが彼女の中に溢れていることを感じていた。


精霊の舞う蒼髪を揺らしたスカーレットは赤い軍服に身を包み背中に大剣を携えている。その翼の無い天使のような背に背負われた身の丈程もある黒鉄鋼の大剣が納められた鞘には荒々しい熊の紋様が刻みこまれている。蒼髪に透ける表情はブリュトン横丁で見た人形劇団の操り人形のように命を感じない。グリュンの瞳には深緑の憎しみと赤い愛の熱が、雪舞う冬の静かな海のように揺らいでいる。


「スカー…レット…」


-返事はない。


「スカーレット…」


ラグーングリーンが底に漂う深海とコバルトヴァイオレットの神秘的な夕闇がそこで出逢う。


「スカーレット…」


美術展に飾られるように丸みを帯びた膝をつき鉄格子にその柳の木を磨いたように綺麗な手を触れてグリュンの傷つき、憎しみに満ちた虎の表情を静かに見つめている。


「…スカーレット…」


スカーレットに静かに近づき、彼女の青白い光に照らされた細い首筋にゆっくりと手をかけるグリュン。その深緑の瞳には憎しみが渦巻いている、グリュンの身体は心を離れて自分を傷つけた女性の首をただ絞め殺そうとする。コバルトヴァイオレットの瞳は徐々に締まっていく強張った白い手を静かに受け入れて凍っていく水のようにゆっくりと閉じていく。


「…何故…な…ぜ…」


自分の身体の容赦のない殺意と、それに対して静かに受け入れていくアネメニの柔らかな身体が理解できずに困惑するグリュン。


次第に力を失って下を向き呟いたグリュンの、白くつやつやとした頬に冷たく細い指先が触れる。


-醜い私をどうか…許して下さい、神様-


見開かれたスカーレットの、アネメニの瞳が赤みがかり。そして青空に実りをつけた紅のパプリカのような豊穣の光りが僕の目に焼き付いた。


「-夕凪に宿りし君よ、満ちる月夜に吹く凪に繫ぎ止める名を朽ちさせたもうこと無かれ-」


ガラスの声には冷たい夜風が吹き込まれている。


グリュン・フィヨルドの傷だらけの身体が鈍く赤い光りで満ちる。身体中の傷は癒えて消えていく。


不思議な暖かさだ、冷たい岩の地下牢全てが暖まっていく感じがする-


「スカーレット…君は…」


「私のことなんて、知らなくていいのよフィ。私はアネメニなの…もう時間がないわ、あなたに出会えて本当に嬉しかった。愛してくれとは言わない、あなたは生き残るべき人なのよ。だって、私が最後に愛した人だもの」


身体の痛みと意識が次第に遠退いていく。風景がぼやけていく。宮殿の緊急事態を知らせる大鐘の鳴り響く音がする。


「…何故…最後に…なん…て…」


振り絞る力でさえも頼りない。全て、間違っている。こんな最後は…ない。


彼女が何かをしようとしている。闘おうとする者の真っ直ぐな眼差しが彼女のコバルトヴァイオレットの瞳に溢れ出している。


岩盤から落ちた雫がアネメニの目尻に落ちた。涙のように落ちていく。


「…一緒に、逃げよう。アネメニ…」


「また、会えたら。次はもうちょっとあなたのことを大切に、大事にするわ。そのときはもっとちゃんとあなたから言ってよね」


頬に触れた冷たい手の先に天使の笑顔がある。


「おやすみなさい、大好きなフィヨルド」


スカーレットの優しさに溢れた唇からはっきりとその言葉が聞こえた。


「大丈夫…君を…助け…る…から、守り…たい…から…一緒に…」


-愛してるよ、スカーレット…-


もう身動き1つ出来なくなり最後まで声にならない気持ちが表情に滲むグリュン。


「これを…あなたに…」


アネメニは首にかけていたペンダントを外してグリュンの擦り切れてボロボロになった軍服の胸ポケットに忍ばせ、そのまま額に触れるようにそっと口付けをした。


彼女の曇り1つない勇ましい天使の表情に-触れたかった。彼女の顔は赤い炎で照らされて薄暗闇へと沈んでいく。


凄まじい爆発音と地面の揺れを最後に、大剣を携えた天使の姿は深い闇に溶けていった。




















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