第54話
ユニクロ 高品質の罠
夏の暑さ対策のために今年初めてユニクロのエアリズムなるTシャツを買った。僕の仕事はとにかく夏場に汗をかく。「汗が素早く乾燥し快適な肌触り」なるものは果たしてどのくらい効果があるのか。
確かに肌の接している部分はそれ以外の部分に比べ若干温度が低いようだ。ただここまで暑いと着ていても暑いことは暑い。ただの気分の問題か。仕事を始めて汗をかき始めればわかるだろう。
そして絞れば水が出るほど汗をかき始める。いったん冷房の効いた室内に入ってクールダウンする。冷たい水分を補給する。それからまた日の当たる外に出て仕事。するとなんだかお腹が痛くなってきた。しばらく我慢していたのだが次の休止時間にトイレに駆け込んだ。水のように排せつ物が流れた。
一体何でこんなことになったのだろう。どういう力が働いて胃の調子を狂わせたのか。初めて着たエアリズムと何か関係があるのではないか。メカニズムとしてこんなことが頭に浮かんだ。
そもそもエアリズムは僕のように夏場急激に汗をかき涼んだ後また汗をかくという人を前提として作られてはいないのではないか。軽く汗をかいてすぐ涼しい場所に移動する人、汗をかいたらすぐ着替える人、そういう人たちがターゲットなのに違いない。僕のような場合、大量の汗が涼しい場所に移動することによって一気に気化する。そうすると科学の原理で言うところの気化熱が僕の体から体温を奪い去っていく。それにプラスして水分を補おうとして飲んだ冷え切った大量のジュースが内臓をさらに冷却する。結果胃が機能しなくなる。そうすると食べたものがすべて水のように排出される。完璧な推理。これはぜひユニクロに訴えなければならない。
ただ当然のことながらもう一つ十分考えられるメカニズムがあるのだ。
「前の日になんか変なもの食ったっけ?」
さよなら。そしてありがとう、韓国
最近お隣の国との問題について考えてみるのだが、どうやら考え方を改めたほうがいいのではないかと思うようになった。
文明が始まって以降常に朝鮮半島は良くも悪くも中国の子分だった。その親分の中国が今や完全復活を果たしたのだ。彼らがまた協調関係を取るようになったと言ってそれは異常なことではないのではないか。そもそも朝鮮半島は中国が危機的な状況にあった時、ご本家以上に中国的だったと言われる国なのだから。それぐらい両者には公約数が多いのだ。それなら韓国に好きなようにさせてあげるのがもしかしたら僕らの善意なのかもしれない。彼らが本当にそれを望んでいるならば。
ただ朝鮮半島と中国の結びつきが強かった時代というのは、倭寇や秀吉、明治政権などのように日本の大陸への野心をくすぐる時代でもあった。
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