第34話
一流の証明
年末年始やたら働いたせいか右肘に痛みが走るようになった。負荷がかかると痛む。もしかしたら将来的に手術をしなくてはならないか、死ぬまで痛みと付き合っていくしかないのだろうか。ただ同時にこんなことも考えていた。
「僕もついにダルヴィッシュや大谷翔平君と同じレベルまで来たか。」
アホな奴。
だがある日ピキッという感覚が右肘にして、それ以降痛みがなくなった。いったい何だったんだろう。でも普通で良かった。でもちょっと残念。
錦織圭君に期待すること
昔からのテニス・ファンで時間が合うとたまに見ている。それでこの間の全豪オープンも気になっていたのだが、錦織圭君について一つ確信をした。彼がもう一つ上のレベルでプレーして、ナンバーワンを目指すためにはこれしかない。
「手を抜くこと。」
あまりにも彼が真面目すぎるために、そして追いつこうと思えば追いついてしまうために動き過ぎてしまうのだ。その結果消耗が激しくなり上位選手と対戦する時にはボロボロになってしまっている。それを避けるにはズルく勝つしかない。追ってもポイントになりそうにない時は追うのをやめる。それに彼ももうベテラン選手の域に入ってくるのだから体力ではなく経験値で勝負しなければならなくなる。
だがそんなことを考えていて、ふと思った。
「動かない錦織圭は、果たして錦織圭なのか?」
おそらくそんな錦織圭君は誰も見たくない。だとしたら彼は今のスタイルのままで、誰にでも愛される名脇役としてキャリアを終えてもらうのがいいのだろう。
ただもう少しジョコヴィッチをてこずらせてくれ。
『そっち』に近くなってきた
先日骨董のフェスティバルで出店していた有田焼の店主と作品を見ながら話をした。そこでこう言われた。
「なかなか目利きでいらっしゃる。」
ああ、僕もついに『そっち』の世界に近くなってきた。
その帰り道、気になっていた音楽のCDを試聴して買って帰った。
さて聞こうかと思ったらケースの中には何も入ってなかった。試聴して中身を忘れて来たのだ。
ああ、僕もついに『そっち』の世界に近くなってきた。
しつこいようだが2月29日は忘れな草の日
今年も幻の僕の誕生日が近付いてきた。
For get me not!
私を忘れないで!
また忘れな草を買ってこよう。
それより明日は日本中寒くて大変なことになるらしい。お気をつけて。
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