第29話 魔法使い
ブギーマンはロッキングチェアに座り、かなり前に書き上げた私の小説を読んでいた。タイトルは『ダニーとホイッスル』だ。
彼は私が部屋に入るとパッと顔を上げて私を見つめた。
「新しいのは書けたかい?」
私は首を横に振った。彼はがっくりと肩を落とす。
「君は筆が遅いなぁ。大体、最近の本は内容が薄いぞ」
私は彼の隣にストンと腰を降ろす。
「あのね、私は作家じゃないのよ。そんなに早く書けないし、本に出来る程面白い事を一杯知ってるってわけでもないんだからね」
「そういうのは怠慢っていうんだ。日々は喜びと悲しみ、楽しみと怒りの連続だ。君はそれを見逃しているだけだよ」
トンと彼は床を蹴ってロッキングチェアを揺らす。
「あんたは長生きしてるから本に書ける事だって一杯あるだろうけど……そうよ! たまにはあんたが自分の話をしてよ。そしたら私、それを本にするわ。それをあんたが読めばいいんだわ。そしたらあんた、これ以上自分の事忘れないですむじゃない」
彼は何も言わずにつぃっと私から視線を外した。
どうやら私の願いは拒否されたようだ。
「……別にいいけどね。新しい本が書き上がるのが増々遅くなるだけだから。マギー大先生の次回作にご期待くださいませ!」
私は病室から持ってきていたノートを開き、小説の続きを書き始めようとページを捲った。
「ものすごーく昔、こんなに夜が明るくなかった頃の話だ」
彼は唐突に喋り始めた。
本の音読でも始めたのかと思ったけど、私が書いた文章ではない。
「そこに僕はいた。そこがどこなのか思い出せないけど、兎に角、昔から僕はいたんだ」
私はノートを閉じて彼を見つめる。
彼は両手を膝の上で組み、眉間に僅かに皺を寄せて天井を見つめていた。黒い瞳は遠い日の思い出を辿っている。
「僕は鏡を見て思った。『何か変だぞ?』って。けれど何がおかしいのかわからない。僕は少しの間考え込んだ。そしてあるとても恐ろしい事実に気が付いたんだ。『なんだって僕はこんなに若いんだ! 僕はもう相当の年寄りのはずだぞ!』ってね」
私はゴクリと唾を飲み込んだ。
「あなたの半生を語るってわけね! 面白そうだわ」
「僕のかどうかはわからないよ」
「わからないって何よ。自分の話ならわかるでしょ?」
「多分、僕の話なんだろうけど確証はないよ。これはこの」
彼は壁に貼られていた羊皮紙を指差す。古いアルファベットがぎっしり書き込まれている。
「羊皮紙に書いてあったんだ。多分僕が書いたんだろうけど、書いた事を覚えてない。相当昔みたいだし、それに虫食いの後とかインクの滲みとかで、全部を読めないんだ」
「そうなの」
自分の事を忘れちゃうなんて、ちょっとマヌケ。
「きっと僕の話なんだと思うよ。自信はないけど。――それで僕は何百年か何千年かわからない長い間、あれこれ悩んでいたんだけど、とうとう覚悟を決めて病院に行く事にしたんだ。けど折角病院に行ったっていうのに、僕は猫みたいに首根っこを掴まれて外に追い出された。誰も僕の話をまともに聞いちゃくれなかったのさ。僕は腹を立て、昔の自分が描かれている肖像画を持ってまた病院に行った。すると今度は神経質そうな医者が出て来て『こんな絵が何の証拠になるんですか、こんな物まで作って人をからかうのはお止めなさい』と僕を叱りつけた。医者は僕を待ち合い室の椅子に座らせて、延々と説教した。僕はまた病院から追い出された」
私は無表情のままお説教されている彼の姿を想像して忍び笑いを漏らした。
「僕はもしかしたら自分はまだ若者で、自分で老人だと思い込んでいるだけかも知れないと思った。思い込みの病気ってやつさ。けれど、家には昔の僕を写した写真が残っていた。僕は悩んで悩んで『人よりも老けにくい体質なんだ』と結論を出した。50や60を過ぎているのに、若くて綺麗なままの女優もいるからね」
「馬鹿ね、彼女達はすっごい厚化粧をして、皺がわかんないように工夫して撮ってるのよ」
「茶々を入れるなよ」
「あんただって私が話ししている時は口を挟むじゃない」
「僕はいいの特別だから。で、僕は思いきって写真の女優に会いに行った。70才だけど写真では30才くらいにしか見えないんだ。僕は彼女こそ自分の仲間だと信じていた。……けど、実物の彼女は君の言った通り、皺々のお婆さんだった。僕はもう自覚するしかなかったんだ。自分が普通とはかなり違うんだってね」
彼は一度そこで言葉を区切り、首を横に曲げる。
次をどう話そうか考えているのだろう。
「僕は自分がなぜこんな風になってしまったのかわからなかった。だって僕の家族はちゃんと年をとったし、僕は神様や悪魔なんかに『いつまでも若くいたい』なんて願った覚えはなかったし、そんな呪いを受ける覚えもなかったんだ。悩んでいるうちに僕は自分の名前や、家族の名前や、産まれた土地の名前を全部忘れている事に気が付いた。僕は慌てて思い出そうとしたけれど、いい名前だった気がするだけで結局思い出せなかった」
「あなたの名前はルーカス・クリストフでしょう? プレートにそう書いてあったもの」
「それ、どうやら偽名らしい。そこの羊皮紙にはね」
彼は壁に貼られている羊皮紙を一枚指差し「僕の本当の名前はそんな平凡な名前じゃないって書い てあるよ。僕の名前は声に出そうとすると舌の上でバターみたいに蕩けて、文字にしようとするとペンのインクが蝶になって飛んでゆく素敵な名前とも書いてあるね」と言い、ピンク色の舌をペロッと出した。
「蕩けて、飛んでいってしまったんだ。だから、もうどこにもないのさ」
「……じゃぁ、私はこれからあんたを何て呼べばいいの?」
「好きなようにお呼びよ」
私は少し考えてから「わかったわ。ブギーマン」と返事をした。
「よりにもよってそれか。まだルーカスかピートの方がいい」
彼は不服そうだった。
「好きに呼べって言ったじゃない。マネキン野郎とか、ウンコリヴィッチとかでもいいのよ」
彼は「あぁ、わかったよ、ブギーマンでいいよ。どっから出て来たんだよ、ウンコリヴィッチって」と煮え切らない声で話を続けた。
「僕はもう一度だけ病院に行こうと思った。医学も進んでいるだろうし、原因がわかるかも知れないと思ったからね。それがこの病院というわけだ。それが間違いだったわけさ。僕は妄想症だって診断されて、酷い治療を受けたんだ。あの写真の通りのね」
彼は顔の半分に掛かっている前髪を持ち上げて見せた。
髪の毛で隠されていたおでこに、直径5ミリくらいの丸い傷跡が見えた。肉が丸く盛り上がっている。
「ここに鉄のピンを刺されて、電気を流された。ピンは脳味噌まで突き刺さった。電気のせいかな? 他の手術痕は全部消えているんだけど、これだけ消えない。もしかしたら僕の顔の筋肉が上手く動かないのも、これのせいかもね」
「顔が動かないの?」
私は驚いて聞き返した。
「動くさ。けど君みたいに派手に泣いたり笑ったりは出来ない。顔が痺れてるみたいなんだ」
「私、てっきりあんたが元々無表情なんだと思ってたわ」
「奇遇だね。僕も最近までそうだと思ってたよ。笑ってみようかなって思わなければ、ずっとそう思ってただろう」
「笑おうとしたの? なんで?」
彼が笑ってる所なんて全然想像出来ない。
彼はひょいっと肩を竦めた。
「友達を迎える時は、笑っていた方がいいんじゃないかと思って。好意は笑顔で示すべきだ」
私は自分の顔に血液がガーッと流れるのを感じて慌てて顔を伏せた。
「何?」
「何でもないわよ。早く続き、続き話して」
「変な子だね……まぁ、いいけど。ここに僕がいる事からわかる通り、実際僕は退院なんて出来なかったし、彼らが僕の『妄想』を治療する事なんて出来なかった。なにせ『妄想』じゃなかったんだからね」
ブギーマンの声は明らかに苛ついていた。余程嫌な思い出なんだろう。
「この秘密の地下室を作ったのはこの病院の医者達なのさ。僕を閉じ込めて、体を弄くり回したんだ。不老不死の男なんて絶好の研究対象だからね。彼らは僕の体を分解して、なんとかこの特殊な不死の病を解明しようとした。僕の意思なんて関係なしにね。麻酔すら使わなかったんだ。どうせ死なないからさ。でも、医者の1人が実に信心深い男だったんだ。彼は僕を天使か何かだと思い込んで、僕を助けてくれた」
「どうやって? 他のお医者様を説得してくれたの?」
彼は「まさか」と暗い声で笑う。
「他の医者達が僕の脳味噌を弄り回すのに熱中している時に、ピストルを取り出して……」
彼は右手の人差し指と中指を伸ばして手でピストルの形を作ると、それを自分の顳かみに押しあてた。
「バァーン! さ。死体はあの森の中に埋めたらしいよ」
「……それ、本当なの?」
「さぁね。僕にわかってるのはこの部屋の壁に5カ所、銃弾が突っ込んだ跡が残っているって事だけさ。彼は僕を助けるためとはいえ、人を殺してしまった罪悪感で潰れそうになってた。可哀想なくらいね。それで僕は彼に恩返しをしてあげる事にしたんだ。彼は僕を天使だと思い込んでいた。だから天使の振りをして彼を励ましてやった。『あなたは立派な事をしたのですよ。何も恥じる事はありません。神はいつでも見守っていますよ』って」
「……あんたが天使って、酷い冗談ね。つまり、その命の恩人のお医者様を騙したわけ?」
「人聞きが悪い事を言うなよ。僕はただ彼の背中を押してやっただけさ。信じるものは救われるのです」
彼は気取った口調でそう言った。
「それで吹っ切れたんだろうね。彼は一生懸命勉強して、出世して、この病院の院長になった。この本棚やロッキングチェアも彼が用意してくれたんだ。彼は実に親切な男だったね。僕を幸運を呼ぶ守護天使だと思ったらしい。彼が死んだ後も僕はずっとここで暮らした。一カ所に定住してのんびりしたかったのさ。暇な時は時々外に出て、夜の病院を散歩したよ。時には集中治療室の中に忍び込んで、死にかけてる子の手を握ってやったりもした」
「見つかっちゃったらって考えなかったの?」
彼は自信満々に「死にかけの子供の話なんで誰も間に受けないよ」とフンと鼻をならした。
「夜中に病院を走り回るような悪戯っ子は大昔からいた。君らみたいな子達がね。彼らが迂路ついている間、僕は病院の散歩が出来なかった。だから僕はそういうわがままな子供をお化けの振りをして脅かしたんだ。精々後ろからフーッて息を吹きかけるくらいの他愛ない脅しさ。言っておくけど、子供を袋に詰めたり攫ったりした事は一度だってないからな」
彼は念を押すように「いくらなんでもあの噂はないよ、変質者じゃないか」と言った。
「気が付いたら僕はブギーマンと呼ばれるようになった。最初にそう呼び出したのは誰かわからないけど、噂は勝手に広まって噂の中の僕はどんどんわけがわからない生き物になっていた。羽が生えてるとか牙が生えてるとか」
そこで彼は黙り、いぶかしげな顔で私に聞く。
「君達、基本的に僕をモンスターか何かだと思ってるだろ」
本当に戸惑っている彼の声を聞いて、私は思わず吹き出した。
「笑うなよ、全く、他人事だと思って」
彼は心外だと言いたげに唇を尖らせる。
「時々、君のように僕の正体を見破る子供もいた。50年か、100に1回くらいかな。彼らは大抵入院生活に飽き飽きしていて、とても夢見がちだっ た。サンタクロースの正体がパパやママだと聞かされると、ショック死してしまうんじゃないかって子達さ。で、彼らは僕に色々なお願いごとをした。病気が治りますようにとか、長生き出来ますようにとかね」
私には彼が急に100才近く老け込んだように見えた。
「最初のうちは全部説明していたんだ。そんな事は出来ないんだって。けど、そうすると子供達はひどいヒステリーになって泣き喚いたんだ。何もかも全部僕が悪いって、騙したなって僕に憎しみをぶつけて来た。たまらないよ。僕だってもし、本当に噂通りに魔法が使えたなら、彼らの願いを叶えてやったさ。……勿論、君の願いもね」
「……わかってるわ」
「その内僕はこう思うようになった。適当に話を合わせて彼らをその気に、つまり魔法にかけたって思い込ませた方がずっと楽だってね」
「つまり、前に天使の振りをしたみたいにするの?」
彼は頷いた。
「僕は彼らの願いを聞いていつもこう応えた。本当にそれを望むのなら出来る限りの努力をしなさい。あなたが本当に出来る事全てをしたら、願いを叶えてあげます、ってね。皆喜んで帰っていったよ。病は気からって言うだろう? 本当に病気が治った子だっていたんだ。これは大抵の場合上手くいった……大抵の場合はね」
彼は急に歯切れが悪くなった。
「上手くいかない場合もあったの?」
「……昔、とても可哀想な男の子がいたんだ。これは羊皮紙に書いてあった事じゃない。僕が覚えてる事だ。まだほんの50年前の話だからね」
彼はため息を吐いた。
「彼は長い間入院していたのに友達が1人も出来なかった。彼は病気のせいで顔の半分が崩れていてね、それが恥ずかしくて自分のベッドから外に出ようとしなかったんだ。彼の友達は本の中の妖精や魔法使いだけだった。彼にとって本だけが自分の孤独を紛らわせてくれたのさ」
「……なんだかあんたみたいね、ブギーマン」
彼は首を横に振る。
「僕とは違う。僕の場合はしょうがないのさ。どうやったって最後の1人になるんだからね。けど彼は違ったんだ。彼には手が差し伸べられていた。彼の病室には彼と仲良くなろうとしてる子もいたんだ。サラ・ルールブック。君達の元看護主任。彼女もここに入院していたんだよ。珍しい名字だったからよく覚えてる。昔からキビキビした子だったしね。彼女はその男の子と仲良くなろうとした。けど、男の子はそれを拒んだんだ。彼女が何か話しかけるとその鼻先でカーテンを閉めたのさ。君が今やって るみたいにね。噂になってるぞ、君がベッドに閉じこもってるって」
私は羞恥心を刺激される。顔の皮膚の下で炎が燃えるのを感じた。耳まで熱くなる。
「……だって、あいつら、嫌いなんだもん」
「彼もそう言ってた。最初から1人だったんじゃない。望んで1人になったのさ。彼が1番可哀想だったのは、それに気が付いていなかったって事だ。チャンスは幾らでもあったのに」
彼は指先で私の額を軽く押した。
「彼の願いは魔法使いになる事だった。どうしてそうなりたいのかって聞くと、彼はこう答えた。『魔法使いになればこの顔を治せる。それに僕を無視した連中の心を好きなように操れる。もう誰にも僕をフリークスだなんて呼ばせない!』」
彼は長い間黙り込んだ。視線は揺れていた。話すべきかどうか悩んでいるみたいで、彼の唇は何度か開いては閉じてを繰り返す。
「僕は永遠に生きる偉大な魔法使いになるには、まずは今を生きなくちゃいけないと言った。ベッドの周りを囲んでいるカーテンを外して、自分に差し 伸べられている手を掴めって。最初は居心地が悪い思いをするかもしれない。彼の変化を悪意で見る人もいるかもしれない。でも、それが一体なんだっていうんだ? 魔法使いになるには毎日針で出来たベッドの上で眠って、生の蝙蝠だけを食べ続けなきゃいけない。それに比べたら全然大した事じゃないだろうって」
蝙蝠とか針のベッドとかはデタラメだよ、と彼は付け足す。
「僕が言いたかったのは、とにかく、孤独にはなるなって事だった」
私は彼がその可哀想な男の子ではなく、私に向って語りかけているような気がしていた。
「彼には伝わらなかった。彼が実験用の蝙蝠を盗んで食べようとしたって話を後で聞いた。彼にとって変化するっていうのは、生の蝙蝠を食べるよりもずっと恐ろしい事だった。僕がそれに気が付いていればよかった……そうすれば別の結果が出せたのかも」
「その子は死んだの?」
彼は首を横に振った。
「いや、でもそっちの方がよかったのかもしれない。彼にとっても、君にとってもね」
彼は静かに私を見つめていた。
「その子は退院してから、本当に魔法使いになったんだ。とても悪い魔法使いに。魔法の薬だといって毒を売り、子供を誘拐するような魔法使いにね……。カカ・オ・マという名前の」
私も彼を見つめ返した。
何も言う事が出来なかった。
私達の間には長くて凶暴な沈黙が巨大な蛇のように横たわった。どちらか一方が不用意に動けば、その蛇は目を醒して暴れ出し、何もかもをズタズタに引き裂いてしまうのだ。
「……あんたのせいじゃないわ」
私は蛇が目を醒さないように慎重にそう告げた。
「もっと上手いやり方があったかもしれない」
「あんたに何が出来たっていうのよ。あんたは精一杯やったんじゃない。その子のためを思ってやった事よ。それに、どっちにしろ私はここに来ていたわ。この世界に悪い魔法使いは1人じゃないもの」
彼は頷いた。彼の瞳は、とても悲しそうだった。
「こんな事が永遠に続くんだ。ずーっと、ずーっと、永遠に。これがこの病気の辛い所だな」
彼は悲しそうな顔をしたまま僅かに目を細めた。これが彼の見せる唯一の笑顔っぽい表情だった。私は笑うのを立ち上がり、彼の前に立った。
「話はもう終わりだよ。後は君も知っての通りだ」
「……寂しい?」
「まさか。もう慣れたよ。何百年闘病してると思ってるんだ。それに僕には本がある。本は素晴らしいよ。永遠に側にいてくれる」
「でも、本はあなたに話しかけたり、挨拶したり、ハグしたりしないわ」
彼は首を弱々しく横に振った。 私はつま先で立って彼の頭をぎゅっと抱き締めた。
「……止してくれ。どうせいなくなってしまうのに、僕に触れるな」
彼は強がるようにそう吐き捨てたが、私の手を振り程こうとはしなかった。彼はまるでとても小さな子供のようだった。そう。自分自身の姿に怯えていたジャックみたいだ。
それに彼は、私に似ている。
私はとうとう彼に週末になったら病院を出ていくのだという事を、伝えられなかった。
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