美少女モデルに触れてはいけない

「なんか悪いし… あたしにできる事あったら」

「できる事?」

「なんでもするから。言って」

「なんでも、、、」


『じゃあ、これを可愛がってもらおうかな』


と、ぼくは立ち上がり、栞里ちゃんの目の前でズボンをおろす。


『そそり立ってるよ。なんか、怖いよ』


そう言いながら、いきり立ったぼくのモノに、おそるおそる手を伸ばしてくる栞里ちゃん。

ギュッと握った栞里ちゃんの顔は、恥ずかしさで真っ赤に染まる。


『さあ、舐めてごらん』


ぼくの言葉に、栞里ちゃんはピンクの可愛い舌を口先からチロリと出し、股間に顔を近づけて、、、



一瞬、そんなエロマンガみたいなシーンを妄想してしまった。


バカバカバカバカ~っ!


『なにも望まず、泊め男に徹する』って誓ったばかりだろ~が、自分!

邪念を振り切る様に、ぼくは首を振って答えた。


「べっ、別に、、、 大丈夫だから! なんにもないからっ」

「あたしにできること、なんにもないの?」

「う、うん…」

「…」


栞里ちゃんはなにか考えてるみたいだったが、パソコンの方に視線をやって、訊いてきた。


「お兄ちゃん、女の子のイラスト描いてるんでしょ?」

「え? う、うん。描いてるけど…」

「じゃあ、モデルやったげるのとか、どう?」

「モっ、モデル?! ほっ、ほんとにいいの?」

「ん… お兄ちゃんの絵みたいなおっぱいはないけど、あたしなんかでいいんだったら、、、」


なんて唐突サプライズ

リアル14歳美少女をイラストのモデルにできる機会なんて、滅多にあるもんじゃない!

萌え絵を描くには、ふつう、モデルなんていらないんだけど、手足や指のポーズや筋肉のつき方、影の落ち方、服のしわのでき方とかは、やっぱり実際のものを見て描く方が、断然リアリティが出る。

そういうのを描きたい時は、ネットでイメージに近い画像を拾ってきたり、『CLIP STUDIO PAINT』に内蔵されている人形にポーズとらせて、参考にしたりするんだけど、栞里ちゃんがモデルしてくれた方が、ずっとイメージを掻き立てられそうだ!


ほしい!

よだれが出る程、モデルをしてほしい!


「い、いいに決まってるよ! 栞里ちゃんのモデルなんて、嬉しいよ!」

「ほんとに?」


栞里ちゃんは、わずかに瞳を輝かせた。


「あ、ああ! さっそくお願いしたいけど、ほっほっ、ほ、本当にいいの?」


どもりながらスケブと鉛筆を持って、ぼくは栞里ちゃんの気が変わらないうちにと、急いで駆け寄った。

ベッドにペタンと座り込み、彼女は訊いてくる。


「どうすればいい?」

「そっ、そうだな…」

「服。脱ぐ?」

「ぬっ、脱がなくていい。脱がなくて!」

「ふ~ん、、、」


彼女は本棚に飾ってある、成人向け美少女フィギュアの方にチラッと目をやって、悪戯いたずらっぽく笑いながら言う。


「あんな、エッチなカッコの絵を描くんじゃないの?」

「う…」

「パンツくらいなら、見せてもいいよ」

「いい、いい。大丈夫だから!」

「そう… ま、いっか。じゃ、どんなカッコするの?」


あっけらかんと言って、彼女はポーズの指示を待った。

とりあえずぼくは、ベッドに座ってる今の彼女を、デッサンする事にした。


「そのままでいいから。じっとしてて」


そう言ってぼくはスケッチブックを開き、栞里ちゃんの方をチラチラと観察しながら、からだのアウトラインを軽くスケッチしていく。

すらりとした脚をこちらに向けて、栞里ちゃんはベッドに軽く手をつき、ぼくの方を見る。

昨夜は寝姿だったが、こうして起きてぼくを見ている栞里ちゃんを間近で見るのは、また違う刺激がある。

呼吸のたびに小さな胸がかすかに上下して、微妙な息づかいまで聞こえてくる。

その様子が、なんともなまめかしい。

キャミソールの胸元はあまりふくらみはないけど、いちばん盛り上がったところから、薄い生地がドレープを作ってゆるく折れ曲がっているところに、ポッチの先端を感じてしまう。自分的には、ロリっは貧乳の方が萌えなので、この微妙な胸のニュアンスがたまらない、、、

って、やっぱり栞里ちゃんは、ぼくにはドストライクな女の子だ。

肩から腰にかけてのラインが、まだ熟しきらない青い果実みたいで、なんともいえないエロさをかもしてて、ピッチピチと水を弾きそうな太ももがショーパンのなかに伸びて、仄暗い隙間からはパンツの生地がわずかに見えてて、、


って、凝視してると鼻血が出そう!


い、いかん!

興奮しすぎて、スケッチどころじゃない!

ほんとに落とし穴とかないか?

こんなおいしいシチュエーション、なにかの罠じゃないのか?


「デッ、デジカメで撮っていい? 長い時間ポーズとってると、栞里ちゃんも疲れるだろし」


モデルに発情するなんて、プロじゃない(プロじゃないけどさ)。

彼女によこしまな気持ちを抱く前に、ぼくは適当な理由をつけて、バッグからデジカメを取り出した。


「デジカメで? いいよ」


栞里ちゃんも特に疑う事なく、レンズを向けるのを快諾してくれた。

やっぱり、リアル14歳の美少女の肉体は、女慣れしていないぼくには、刺激が強過ぎる。

写真という、2次元で接するので、いっぱいいっぱい。

自ら負け犬になる自分、、、orz


つづく

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