第6話『わからない』


自分は彼女に連れられて路地裏に入って行った


「さて、どうでした?私は」

「…………」

「無言はやめてよ〜なんかあるじゃん?可愛かったよとか楽しそうだねとか!」


それはお前の感想じゃね?


「なんで?」

「私は実際に楽しかったし〜ほら、私はクラスの中でも可愛い方でしょ?」

「……ごめんさっきの『なんで?』の意味はなんであの時やらなかったのか?という事」

「あ〜それはまぁ人がいたから?」

「自分が見てたよそれと気がついていたよな?」

「ウフフフ〜それはどうでしょう〜」

「……まぁ見ていたから自分がどうこうするわげじゃ無いしじぶんは『関係ない』を貫くからそれじゃあ帰っていい?」


まぁなんかしらの理由で返してくれないのだろう。


「いいよ〜ちゃんと私のことを理解してくれたみたいだからいいよそれにちゃんとお金も戻って来たからね」

「遊ばないあれがイレギュラーなだけだ」


この長い会話を済まして自分は家に向けて歩き出した………約束を忘れて


あの後何かを忘れている気がしたが忘れてしまったをのはしょうがないと割り切った自分はそのまま家に帰ったある程度は重要だったってことは覚えていたので本を読みながら思い出そうとしたが(考えていない)そのうち重要だったことも忘れて眠った



《次の日》

で、今は昼の10時を少し過ぎたところだ…寝すぎたか?まあ休日だし用事もなかったと思うのでもうすこしゴロゴロしてから昼ごはん兼朝ごはんを食べようかなと思っていた

自分は一人暮らしだ 家族?母親と妹がいるまぁそんなことはどうでもいいそれよりもさっきから鳴りっぱなしの携帯電話だ先に言っておくがあいつ遠坂ではないメールアドレスも電は番号もだその鳴りっぱなしの携帯電話の通話ボタンを押すと怒鳴り声…ではなく泣きじゃくった声が聞こえてくる「ね〜ね〜出てよ〜寂しいよ〜なんでだよ〜」

「……」

相手は自分が出たことにまだ気づいていない

「ね〜ね〜ね〜子〜ね〜」

「おい、今一回干支の方の子を言っただろ」


声だけ聞くと分かりにくいわフリのように聞こえただろうが


「やっと出た!巻貝くん!」

「だから声だけじゃ分かりにくいわ」


………なぜわかるかって?カンだカン


「で、こんな清々しい朝を邪魔してくるとは清々しい気分が台無しだよ」

「いやいや朝じゃないし外曇っているしさてはまだカーテンを開いていないな〜後、気分が台無しなのはこっちだよ!なんで昨日私の所来なかったの?約束したじゃん心配して電波に出るまでメールに500本で電話100本いれたよ!ついでに町中の監視カメラをハッキングして探したよ!昨日はコンビニ行って出て来たらこっちに来ると思っていたら立ち尽くしてそのあと帰っちゃうし!」


ついでにで町中の監視カメラをハッキングするのか……

そんなことを考えていたらさっき言われた「約束」でやっと昨日のことを思い出した


「あ〜そうだったなすまん」

「すまんじゃないよ!お詫びとして今からうちに来ること!」

「どこへ?」

「私の所!」

「わかったわかったすいません」

ギャーギャー電話口で喚くやつからの


電話を切り外へ出る用意をした。



着くと、


「あんたのことなんか待っていたんだよ!」

ツンデレかいや、ツンがないだろ

「それじゃツンがないだろ」

「あんたのことなんか待っていなかったんだよ!」

「じゃあとっとと帰りたいから帰るわ待っていなかったらしいしな」

「待つのじゃ!」


今度は『のじゃ系」かこいつは子供の容姿をしているから『のじゃロリ』に当てはまるだろうけどこいつ何才だ?昔からいるがあんまり変わってないよな?年齢を本人に聞いても8歳とずっと言っているが証明できるものが無いので嘘か事実かわからない…まぁ嘘だろうが


「お願いしますのじゃ〜」

「……わかったよ」


さて、今は『のじゃロリ』のこいつの紹介だ「鈴峯 成」これがこいつの名前だ……紹介以上


「ちょっと待つのじゃなぜ名前だけなのじゃ」


別に良いだろ


「よくないのだ」

「いま気づいたがさらっと心の中を読むなよ」

「ま〜魔〜別に良いじゃろ」

「『よくないのだ』…あと『魔』も良くねぇからな分かりづらいんだよ」

「わかってくれているじゃろ」


だからカンだよカン


「かんでもわかってくれるならそれで良いのじゃ」

「だから心を読むな毎回思うがどうやって読んでんだ?」

「それは乙女の秘密じゃ!」


また逃げられた


「それは良いとして何で昨日はわしのところへ来なかったのじゃ?」

「忘れた」

「嘘じゃな電話で言ったじゃろ「見てた」となおぬしがコンビニに行くまではわしの家へと行く時しか使わん散歩ルートじゃったろさっきも通っているのをみておったぞ」

「………はぁ、忘れたのは本当だよなるの所に向かっている時に色々と合ったんだよ」

「何をしていたのじゃ?」

「…感染を」

「おぬしも間違えておるじゃろ『観戦』だぞ……しかしおぬしが観戦とはな何か面白いものでも見つけたか?おぬしが観戦したくらいなのじゃからよほど面白いものじゃろうなどんなのじゃった?」

「『人』だったよ『ヒト』じゃない」


成は驚いた顔をして考え込んだまぁそうだろうなそんなに『人』がいたら困るしな


「まぁ儂がおぬしを呼んだのも『人』が二体ほどこの町に出たからそれの対策として呼んだのじゃからなやはりおぬしはなかなかやるな教える前からすでに一体と遭遇していたとはな」

「いつから現れたんだ?」

「去年の冬からあったのじゃが何故か反応が小さくての行動を起こして入れば見つかったかもしれんが我慢しておったのかの?」

「成が探さなかったからだろう」

「まぁそれもあるのじゃがな」


90%お前のせいだろう

まぁあらかたこうだろう去年の冬に何かしらあって二人が出てきて今年になって二人だ何かしらの形で会合してこの時に何かしらあって二人共抑えきれなくなって成に見つかったのだろうな

…あ自分も含むからもう一人は何でだ?……まぁどうでも良いか大体『人』かどうかは自分がわかるからな

それにしてもあいつかまぁそうだろうとわかっていたがあれはわかりやすいから監視しやすいだろうが問題はもう一人だなあいつの方から来てくれれ良いな〜めんどくさいな今までは一人ずつだったから良かったけど二人の場合同時にに収めなきゃいけないんだよな〜


「まぁおぬしがあった一体のことを監視して入ればわかるじゃろうからその一体はまだ壊さなくて良いじゃろ」

「ちょっと待て成あいつは既に『人』だろう?なんで成が見えなかったんだ?」

「………何故じゃ?」

「…………」


ようは成は機械には強いが他がポンコツ利なる時がある


「ポンコツなどではおらん!」

「………」

「そんな目をするなぁぁぁぁぁ!!」


あ、閉じこもったじゃあ帰るか

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