『醒めない夢なら〜』というタイトルにぴったりのお話でした。
自分が夢中になれるものから離れて「現実的に」生きようと模索する時期。でも、さらに大人になると、自分が夢中になれるもの(それが子供の頃に夢中になっていたものとは違っているとしても)を活かしていくことこそ、自分なりに現実と折り合って生きていく方法だと気づいたりするんですよね。
作者からの返信
純太 さま
応援コメントありがとうございます!
おっしゃる通りです。ずっと遊びのままでいい、という現実も選ぶことが出来ますが。そうじゃない道を選びたいと思って、でも全て自分の思い通りにならないと理解した時に、どこで折り合いをつけられるか自分で決めることも、大人になる過程のひとつだと思います。
うちの息子もプラレール大好きです。気分のムラが激しくていろいろ難しい子なんですが、プラレールを繋ぐのはびっくりするくらい上手です。
自分の中にある「好き」は、自分そのものなんですよね。それを否定せず大切にする心が、人生というレールを走っていくためには必要なんだと思います。
自分に素直になれない時期があっても、いつかそのことに気づけたら。
我が子のことに重なって、すごく胸を打つお話でした。
作者からの返信
すずひめ さま
いつも応援コメントありがとうございます!
うちも息子(幼児)もプラレール好きです。なのでこの話の参考はうちの息子でした。
自分にも、書くことが好きなはずなのに、離れてしまう時期があって。発達心理学ではそれを「モラトリアム」というそうです。いろいろと葛藤するのも、成長ですね★
自分に必要だった時間だと、気付けている彼は私よりもずっと大人でした。
作者からの返信
二條 有紀 さま
応援コメントありがとうございます!
好きなのに手に付かない出来ない! となった時。その期間はどんなにつらくても、自分には必要な時間だったんだと振り返ることができれば。過去の自分は報われるかもしれないなあ、と思って書いた話でした。