スキル統合
第23話
「魔法は・・・、生命魔法と生命創造魔法は取得している状態ですね。他の魔法と魔術はテスト中だけの様です。新たに取得し直さないといけないですね。」
「では、いつも通りレベルアップですか。」
「そうね、それは今後も続けていくとして、とりあえず自分に権能を使用して、ちょっと体を弄ります。」
彼女は自分に第4位階権能母を行使し情報を書き換えていく。書き換えた結果がスキルシステムに適用され新しいスキル擬態を獲得した。
―――
ユニークスキル擬態を獲得しました。
生み出した種族や生まれた種族に擬態できる。
擬態するためには、種族レベルを獲得する必要がある。
―――
「これで、今まで生み出してきた子たちや、これから自己進化で生まれてくる子たちに擬態できるようになりました。」
「母様、どんどん普通のスライムから隔絶した存在になっていってますね。」
「そもそも、普通のスライムって何でしょうね?」
因みに現段階での彼女の能力はこうなっている。
―――
第4位階権能母
レベル60
取得種族
生物
アメーバレベル42
マザーアメーバレベル42
水棲アメーバレベル42
百足レベル1
蠅レベル1
魔物
ミニスライムレベル20
スライムレベル20
水棲スライムレベル20
ペスモルトゥムレベル1
ディプテラレベル1
魔物特性
地上適正
水中適性
地中適正
空中適正
~~~
マナスレベル50
スキル
パッシブスキル
演算能力向上レベル15・算術レベル15
魔術スキル
魔素探知レベル50・魔素操作レベル50
ステータス
HP4/4
SP4/4
MP50/50
オド50/50
魔力50
~~~
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・生命の母・アメーバコロニー中枢・最初の魔物・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
スキル
パッシブスキル
演算能力向上レベル40・算術レベル40・記憶レベル15
成長スキル
捕食レベル50・細胞分裂レベル50
生活スキル
念話レベル50
移動スキル
水中移動レベル15
眷属スキル
レベル注入レベル50・畑創造スキルレベル50・ファーマー創造レベル50・キャリアー創造レベル50・アメーバコロニー管理者創造レベル50
魔術スキル
魔素探知レベル52・魔素操作レベル52
フィクシティスキル
マッピング
ユニークスキル
LP変換・擬態
魔法
生命魔法・生命創造魔法
ステータス
MP99/99
オド96/96
生命力76
筋力68
魔力69
―――
種族と魔物特性は獲得できていますが、スキルは獲得してないですね。そちらはレベルを上げ次第取っていきましょう。
それにしても色々増えて情報が読み取りずらくなってしまいましたね。統合しましょう。彼女はさらに権能の行使を行う。
―――
第4位階権能母
レベル60
取得種族
取得している全種族を統合し初まりの物レベル66を獲得しました。
生み出した種族、生まれた種族の情報をすべて持つことが出来る。
魔物特性
地上適正と水中適性と地中適正と空中適正を統合し陸水地空適正を獲得しました。
万能種へと進化可能になる。
~~~
マナスレベル50
スキル
パッシブスキル
演算能力向上レベル15・算術レベル15
魔術スキル
魔素探知レベル50・魔素操作レベル50・
ステータス
MP50/50
オド50/50
魔力50
~~~
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・生命の母・アメーバコロニー中枢・最初の魔物・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
スキル統合者を獲得しました。
複数のスキルを統合し新しいスキルを生み出した物に与えられる称号
スキル
生活スキル
念話レベル50
移動スキル
水中移動レベル15
魔術スキル
魔素探知レベル52・魔素操作レベル52
レアスキル
演算能力向上と算術と記憶を統合し天才を獲得しました。
演算能力が強化され、思考に関する様々な上昇効果が得ることが出来る。
上昇効果:中
捕食と細胞分裂とLP変換を統合し成長促進を獲得しました。
捕食することにより経験値を得ることが出来る。
レベルや生命力、MPやオドを使用し細胞分裂が可能。
レベルをLPに変換できる。
畑創造スキルとファーマー創造とキャリアー創造レベルとアメーバコロニー管理者創造レベルを統合して眷属創造を獲得しました。
取得している種族の眷属を創造できる。
レベルや生命力、MPやオドを使用して眷属創造が可能。
フィクシティスキル
マッピング
ユニークスキル
擬態
魔法
生命魔法・生命創造魔法
ステータス
HP4/4
SP4/4
MP99/99
オド96/96
生命力76
筋力68
魔力69
―――
「マスター彼女はいったい何なんでしょうね・・・。」
「さあ、あの世界の生命体の因子を一身に受けて誕生した特異個体としか言いようがないです。」
「しかし、当初の予定では複数の生命を誕生させる予定だったのに・・・。」
「それも、理由は今のところ判明していないので何とも。」
「これほど調べても何故因子の集中が起きたのかが解らないのは異常です。」
「今後も調べていくしないですね~。」
「それで解ればいいんですけどね。」
紫髪の女性の第3位階権能脳をもってしても理解が及ばない彼女の誕生。継続して理由を探りつつ、彼女に接触し情報の収集もしている。にもかかわらず未だに出た答えは異常だということのみ。
「と、言うか・・・。今やってることやめさせません?システムに負荷が掛かってしまって対応するのが結構大変なのですが。」
「システムへの介入は権能を与えると決めた段階で予想してましたよね?」
「そうでうが、彼女かなり無茶苦茶ですよ。」
「それは今更では?」
「いやいや、一言で済まさないでくださいよ。」
権能を使用してのシステム介入によって行われたスキルの統合。これ自体はすでに彼らも予想していたのだが、その規模が出鱈目であった。
第4位階権能が第3位階権能の処理能力を、それも情報処理に特化した脳の権能をもつ彼女に対して、負担を強いるほどの情報量である。
単純な権能の行使だけでこれはありえないことである。
「これだけの情報量、彼女の演算能力だけではないです。彼女の生み出した子供たちの演算能力も間借りして行っているようです。」
「なるほど、器用ですね。」
現在のアメーバ達の総数1億匹、その内の殆どがパッシブスキルの演算能力や記憶を保持している。いったいどれほどの情報量が彼女と子供達でやり取りされているか、そして、子供たちはまだいいとしても、それを一身に受けている彼女の負担は如何ほどのものか。
それを、平然と熟している彼女は一体何なのか。
その答えは、創世者たる儘にも、それを支える紫髪の女性も知らない。
一方その頃当事者たる彼女はというと、
「さーって、張り切って生命創造いってみよー。」
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