第14話
―――
レベル100
取得種族
アメーバレベル42
マザーアメーバレベル42
水棲アメーバレベル42
ミニスライムレベル19
魔物特性
マナスレベル19
スキル
魔素探知レベル18・魔素操作レベル18
ステータス
MP19/19
オド19/19
魔力18
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・アメーバコロニー中枢・最初の魔物・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
スキル
捕食レベル42・細胞分裂レベル41・レベル注入レベル40・畑創造スキルレベル40・ファーマー創造レベル40・キャリアー創造レベル40・アメーバコロニー管理者創造レベル40・念話レベル40・魔素探知レベル18・魔素操作レベル18
ステータス
MP18/18
オド18/18
生命力44
筋力18
魔力44
―――
「切りがいいですし、レベル上げはこの辺りにして体積を増やすとしましょう。」
彼女は細胞分裂をし始めた。
実のところこの50レベル分を使用した細胞分裂はスキル外の技能なのであるが、彼女はまだ理解できていない。彼女にとってスキルとは、あくまで補助としての役割でしかないため気付けていないのだ。
実際スキルだけで細胞分裂をしようとした場合、一回の分裂で使用できるレベルは現在のスキルレベルだと41迄となる。
因みにではあるがマナスはスキル以上の力を行使しているのに気づいてはいるが、彼女がスキル外技能だと認識していると思っているため、この件について深く言及をしたことが無い。
1レベルで1㎣体積が増やすことが可能だ。因って50レベル分で10㎤程の体積になった彼女にいつもの声が届けられる。
―――
種族スライムが解放されました。
―――
「ふー、終了っと。新しい種族スライムが解放されましたよ。」
「それは、おめでとうです。母様。」
「いつもの流れであれば、レベルを上げてLPを使い種族を取得という流れですが・・・。今回は一つ試したいことがあります。」
「どんなことを試すのですか?」
「レベルを消費してLPを獲得できないか試してみます。」
「・・・、それが可能になれば、すごいことだと思うんですが・・・、システム的に可能なのでしょうか?」
「彼らが何かしらの対策を講じていたら無理でしょうが、おそらく大丈夫でしょう。あの人大雑把ですし。」
「はあ、そうなんですか。」
マナスは思う、創世者ともあろう人がそんなに抜けているかと、しかし、それと同時に母様なら、対策を講じられている状況でもやり遂げてしまうだろうとも。
―――
50レベル消費して250LP獲得しました。
―――
ユニークスキルLP変換を獲得しました。
―――
「出来ちゃいました。」
「流石です母様。まさかこんなにも簡単にやってのけてしまうとは。」
「そうですねー。私も持った苦労するかと思ったのですが。意外と何とかなっちゃった。」
この時この事をモニターしていた管理者サイドでは、ひと悶着あったりして結果、大急ぎで新しいスキルをユニークスキルに分類することになっていた。
「でも、今までと違い解放じゃなくて獲得になってますね。」
彼女は今までと違うことに疑問を持ちつつステータスの確認をする。
―――
ユニークスキル
LP変換
レベル1を消費して5LPを獲得できる。
―――
「レベル1消費でLP5を獲得ですね。称号最初の魔物の効果が及ばないのが残念ですが十分な成果でしょう。」
「たしかに、それは残念ですが正直それでも大概なスキルだと思いますよ。」
―――
レベル50
取得種族
アメーバレベル42
マザーアメーバレベル42
水棲アメーバレベル42
ミニスライムレベル19
スライムレベル10
体積10㎤以上のスライム。
魔物特性
マナスレベル29
スキル
魔素探知レベル29・魔素操作レベル29
ステータス
MP29/29
オド29/29
魔力29
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・アメーバコロニー中枢・最初の魔物・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
スキル
捕食レベル42・細胞分裂レベル41・レベル注入レベル40・畑創造スキルレベル40・ファーマー創造レベル40・キャリアー創造レベル40・アメーバコロニー管理者創造レベル40・念話レベル40・魔素探知レベル29・魔素操作レベル29
ユニークスキル
LP変換
ステータス
MP43/43
オド43/43
生命力44
筋力43
魔力44
―――
「さて、今回のLP使用で一つ新しい発見がありました。どうやら私のステータスとスキル上限は私の取得している種族と職業、さらにマナスレベルによって算出されているということです。」
「そうなんですか?私からは母様のステータスが見えないのですが。」
「あら?そうなの。私からはあなたのステータスは見えるのに不思議ね。ちょっとまってて・・・。これでどうかしら。」
「あ、見えましたよ。」
「で、今のステータスを見ればわかると思うのだけど。」
「はい、確かに私のレベルが合算されてなければ、このステータス値まで上昇させることは出来なくなってるはずです。」
「これで多少だけど、同系統新種族獲得時のデメリットは緩和されたかしらね。」
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