魔物誕生
スライム時代
第11話
分裂を繰り返すアメーバが居た、その周りではその分裂を補助する為に、必要な経験値を作っているアメーバ達。彼らは今一つの目的の為に行動をしている。
―――
レベル50
残りLP35
取得種族
アメーバレベル42
マザーアメーバレベル42
水棲アメーバレベル42
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・アメーバコロニー中枢・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
スキル
捕食レベル42・細胞分裂レベル41・畑創造スキルレベル40・レベル注入レベル40・ファーマー創造レベル40・キャリアー創造レベル40・アメーバコロニー管理者創造レベル40・念話レベル40
ステータス
生命力44
魔力44
―――
細胞分裂を繰り返しそこには5㎤程まで成長した彼女がいた。
「さて、みんなそろそろ始めるけど大丈夫?」
目の前のコロニー管理者が代表して念話に答える。
「はい、我々最初のアメーバコロニー一同いつでもいけます。」
「そうですか、ではいきますよ。」
彼女は徐に彼らの下の向かう。彼女達はその時を待ち望んだ。マザーより生まれ、そしてマザーの下に帰るこの時を・・・。
コロニーの管理下に置かれている畑、ファーマー、キャリアー、管理者が膜に触れ取り込まれていく、その取り込んだものを彼女はゆっくりと自分の体の中で一つにまとめ上げていく。
生み出されて別々の個の意識を持った者たちが混ざり合い、彼女の中で別のものに変質していく。彼女達は幸福の中でその短い生を終え、ある一つの物を生み出した。
―――
種族ミニスライムが解放されました。
―――
事を終えた後にいるのは、向こう側が透けて見える程の薄い青い色をした、5㎤程の小さなスライム。その体の中には紅色の球があった。
ふう、彼女達は使い潰してしまう形になってしまいましたか。それぞれが持つ機能を纏める上げようとした結果ですね。
だけど、貴方たちは姿かたちこそ変わってしまいましたが、これから私の共にこれからも生き続けていくのです。
さて、しんみりするのはここまでっ。早速種族を取得しましょう。
―――
レベル50
取得種族
アメーバレベル42
マザーアメーバレベル42
水棲アメーバレベル42
ミニスライムレベル7
体積5㎤以上の小さなスライム。
その体内にある魔核が見える透明度の薄青色の体を持つ。
この世界で初めて魔核を持つに至った魔物である。
魔物特性魔核レベル1を取得しました。
全ての魔物に備わる核。
この魔核の有る無しが、魔物かどうかの判断となる。
魔核の数、大きさは魔物の強さに左右される。
魔物特有の魔核という部位は経験値を生み出す。
魔力1
取得職業
ファーマーレベル2
キャリアーレベル2
取得称号
原初生命体・創造者のお気に入り・アメーバコロニー中枢・自分殺し・自分喰い・同族殺し・同族喰い
称号最初の魔物を取得しました。
この世界で最初に生まれた魔物に送られる称号。
レベルアップ時の取得LPにプラス1の補正
スキル
捕食レベル42・細胞分裂レベル41・畑創造スキルレベル40・レベル注入レベル40・ファーマー創造レベル40・キャリアー創造レベル40・アメーバコロニー管理者創造レベル40・念話レベル40
スキル魔核創造を解放しました。
ステータス
生命力44
筋力1
魔力44
―――
一つ一つ確認をしていきましょう。
まず私は魔核を持ち魔物と呼ぶ存在になった。これにより自然に経験値が蓄積してく存在になったわけです。そして現在の種族はミニスライムとなりました。
さらに称号最初の魔物を取得、これによりレベルアップ時にLPが追加で1LP増え、レベルが上がる毎にLP6が取得できるようになりました。
さらにさらに、スキル魔核創造の解放。これの詳細は後でレベルを上げてから確認です。最後にステータスの項目に筋力が追加されていますね。この体に筋肉が発生したということなのでしょうかね?
ざっとですが、今回の変化はこんなところでしょう。
以前の私と比べてどの程度能力に変化があったのかは、これからゆっくり調べて行かないといけないですね。
まずは、どの程度の運動能力があるのか調べつつ、レベルが上がるのを待ちますか。
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