多江さん、愛犬の帰りを待ってたんだねえ、テンちゃんがくるまってたタオルを握りしめて。
姿形は変われどもテンちゃんと再会できて本当に良かったね多江おばあちゃん……。
不本意ながら目から鼻水が出そうに。歳食ってくるとこういうシーンに弱いんですよホント困っちゃう。
彼女が抱いた球は、きっと38度ちょっとくらいのほんのり温かい球だったんですね。
もう私は確信しました。
この物語は作者様の体験談ですねそうですね。
球の修復シーンとか、素人が聞きかじって書けるものじゃない。
全部嘘だとかよくまあそんな「嘘」を!
『美術工芸品修復家「高羽慧」異考録』なんでしょう本当は(笑)
作者からの返信
鼻水を誘発できて何よりでした。
犬好きの方には、読めた展開だったかもしれません。
「全て虚構です。真に受けないでください」
注意書きしといて良かった(笑
私はダイバー能力も無ければ、ボッチモもいないし、修復業も営んでいません。
どの作品の主人公も、全然似てないですよー。
何ともしんみりしてしまうお話でしたね。
あの夫婦が完全に悪いんですけど、もう少し親子間の仲が良ければ、色々と違う結果になったのかな。
主人公、やっぱり言っているだけでオカルトと認識しているのでは……?
作者からの返信
見えない、知らない人が多い、ということは理解してるようです。
ただ、この話のラストの主人公のセリフは、どうとでも取れるようにしています。
因果関係を認めているようでもあり、ミキを喜ばせにかかったようでもあり。
そうであったら、一件落着だよね、という感じの桐治でした。
人の感情の機微に疎い人間ではないんです、彼。