墓守女子の体内食堂。

第122話 雲珠そばを頂く。

　そして雲珠そばを見ると7つの薬味がある事を知り、そばは薬味があるけど、まずは水だけでそばを食べてその味と風味をしっかりと頂く事にした。

　その方が言うまでもなく良い味ができるからだ。

　そういう意味で、まずは水を入れてそれからそばを食べる準備をした。

「では、いただきます。」

　そして私は頂く挨拶をしてこれからご飯を食べる準備をした。

　それから水を入れた蕎麦を入れてこれからごちそうを食べる準備をした。

　すると直紀さんが私がそばを食べる様子を見て…、

「おぉ、絵理奈ちゃんも水だけをつけて食べるのは凄く良いね。俺もそうやってよいそばを食べるのは当たり前だと思うし、一本の蕎麦を何回も味わって食べる風潮があっても良いと俺は思うよ。」

　と、非常に喜んでいる顔をしていたので私はそれだけで非常に嬉しかった。

　そして私がそれで癒される状況は非常に良いと感じた。

　ゆえに私はその為にも…、

「成程ね。直紀さんもそばの風味をしっかりと味わう為に、そういう食事作法を知っているとは逆に驚いたよ。」

　と直紀さんに素直に返答した。

　直紀さんも私もそういう食事作法をしっかりと覚えているのが逆に凄い。

　逆に言えばこういう食事をしているからこそしっかりと食べたい思いがここまであるのだと私は強く感じた。

　そういう思いを感じながらこれから直紀さんと共にそばの味を堪能する事にした。

　そして1本の蕎麦が私の口の中に入り、そこから舌の絨毯で堪能する事になり、そこからどういう味を感じるのか私はよく噛んで味わってみた。

　ゆえに私はそのような問題をしっかりと感じ取った上で、本当の意味でそばを食べることへのうまみをよく感じ、この雍州路の蕎麦をしっかりと頂く事にした。

　そしてそのそばを食べた瞬間…、

「うん。食べたら味がどんどん出て凄くおいしいね。そしてこの蕎麦を食べてみると口の中で風味が広がり、味わっただけで蕎麦の美味しさが広がってくる。そしてお腹の中に入ると体内墓地が綺麗になってしまいそうな程、健康的になる味は非常に良いね。だから好きになるね。」

　といいながらこの蕎麦の感想についてしっかりと話した。

　この味をしっかりと味わった事で私は非常に元気になってきたような状況でもっと食べたい思いが非常に強く現れるような気がしてこの蕎麦を更に味わおうとしていた。

　だからこそ、私はこの蕎麦を食べきる頃にはどういう状況なのかわからないが、それでもこの蕎麦を食べることは非常に大きな意義があると思った。

　そして口に食べた蕎麦をほおばると確かにおいしくて非常に良い感じがするし、食べていて非常に良い印象がする。

　だからこそ、私はこの味をしっかりと味わう為、2本目の蕎麦を口にほおばり、味わった。

「絵理奈ちゃん。あんたの食べっぷりを見とると非常に品があって美味しさを感じとるから蕎麦をしっかりと味わって感想を出そうしとるのがよくわかるで。」

「えっ。結衣ちゃんはそんな作法知らなかったの?」

「いや。私も知っとるけど、流石に2本目はそうまでして食べたいと思わんな。」

　そういう事か。

　でも、確かに最初だけでも良いが、やっぱりみずだけで食べてその味をしっかりと味わいたい風味があるのも当然だと感じたから私はそれにしよう。

　だから私は…、

「そうなんだ。」

　と返答し、結衣ちゃんは私と直紀さんを見て…、

「でも、直紀さんも絵理奈ちゃんも2本目も同じ食べ方をしとる状況は確かに品を感じるし。だから、あんた達が料理に対して非常に力を入れとることがようわかってこちとら非常に嬉しくなっとるで。」

　と素直に喜んだ。

　当然、私は彼女が喜んでいたので…、

「ありがとう。結衣ちゃん。」

　と素直に感謝した。

　結衣ちゃんに褒められた私はこういう蕎麦の味をここまで楽しんでいる状況は確かに凄いなと感じた。

　そして私はこの蕎麦の味と風味をしっかり味わって本当に良いものを食べたと思いつつ、これなら高くても直紀さんと一緒ならまた寄りたかった。

　すると、夕菜ちゃんが妙に何か気になったせいか、彼女は何をしたいのか話しかけてみた。

「ねぇ。夕菜ちゃん。」

「絵理奈ちゃん。べっ。別に何でもないから安心せい。」

　彼女は何かを隠しているあたり、非常によくわからないけど

　それでもこの状況にしっかりと残したいものだと思うと確実にビデオカメラだと思った。

　故にビデオカメラを持っている状況だと思うとこれから私はある事を考えた。

「ねぇ。夕菜ちゃん。」

「どうしたん?絵理奈ちゃん。」

「夕菜ちゃんがビデオカメラで残したいものがあるなら私達が食べる料理をPVで撮影して私と直紀さんを一緒に食べる撮影はどうかな?」

　どうせ食べるなら一緒にPVで直紀さんと私の2人でしっかりと雲珠そばを食べる準備をしてこれから私達のPVをしっかりと残そうと思った。

　そしてビデオカメラで良いPVを撮影する為、これから一緒に撮影してね。

「うん。ありがとう。」

「こちらこそ、ありがとうございます。」

　私はこれからPVに残す為、良い蕎麦の食べ方の撮影を直紀さんと共に行った。

　そして動画撮影が始まり…、

「では、始めるで。」

　といい、私はこれから…、

「はいっ。いただきます。」

　と直紀さんと共にPV撮りながら蕎麦の撮影を始めた。

　私と直紀さんはまずは水でそばの風味を嗅ぎ、それからそばをしっかりと頂いた。

「はいっ。凄く良い風味で良い味がしてきますね。直紀さん。」

「あぁ。俺もこうやって食べたら風味と味が双方で伝わってよかですね。」

　そして私はそばを食べた後、次は麺汁を入れてこれからそばをしっかりと味わおうとした。

「これから麺汁を入れます。」

　そしてそばを麺汁に少量で入れ、それからしっかりと味わって、かみしめた。

「直紀さん。噛めば噛むほどおいしくなる蕎麦ですね。」

「そうですね。そういわれるとそれだけで俺もこうして良い食べ方して元気になりますね。」

　私と直紀さんは互いにそばをよく噛んで味わいながらこれから薬味をいれた。

「そばの味を味わい、麺汁を食べた後、そこから薬味で良い風味が広がるのは非常に美味しさを元気を頂くようです。」

「そうだね。絵理奈ちゃん。俺もここで元気をもらったかのような味がしますよ。」

　そう思いながら蕎麦を味わい、元気をもらった。

　これが私の為にも良いかと。