墓守女子の体内食堂。

第92話 場内(体内)見学。

　私は歩奈（ふな）さんと勝鬨（かちどき）さんが実は築地で取引している中だと思うと彼女が寿司に拘る理由も実は築地に関係あるのだとはっきりと感じた。

　だから私は、これから彼女のに勝鬨（かちどき）さんとの関係についてしっかりと聞こうと思っていた。

「つまり、勝鬨（かちどき）さんが、歩奈さんと共に築地の場所まで一緒に歩いている訳ですか?」

「ああ、俺は場内市場で彼女と共に卸している仲だからむしろ俺がいなければ彼女は寿司職人に目覚めなかったと思うぞ。」

「へぇ～。そうなんだ。それは意外でしたね。」

　話を聞くと、勝鬨（かちどき）さんは築地に対しての思い入れが強いし、歩奈（ふな）さんはその情熱で寿司職人になったのも非常に判ってくる気がした。

　そして勝鬨（かちどき）さんが歩奈さんの仲介役になっていると思うと、彼女が寿司に対する拘りは彼の影響があるからだと感じてきた。

　ゆえに彩海のお腹の中で寿司屋さんをできたのは非常にwかある気がして安心した。

　すると、その話を聞いた歩奈さんが凄く嬉しそうな顔をしながら、私をじっくりと見つめた。

「で、絵理奈ちゃん。私が寿司に対して拘りを持つようになったのはやはり築地市場が壊される事に対して大学時代に取り壊し反対運動を行ったことが理由だよ。」

「へぇ～。そうなんだ。つまり、歩奈（ふな）さんは築地を守りたい思いが非常に強く感じてくる訳だね。」

「その通りだよ。私はこの築地が無かったら寿司職人に目覚めなかったから猶更、ここに感謝しているんだ。」

「なる程。そういう事ね。」

　私は彼女がこんなに強い目をしている状況を見ると彼女がこんなに築地に対して非常にこだわっている状況は実はこんな理由があるのだと思いながら私は彼女に詳しい話をしたい理由が実はここにあるのだと感じた。

　それ故に私は彼女がこんなに寿司に対する拘りは勝鬨（かちどき）さんからきているから実はここを守りたかったのだと感じた。

「で、私は勝鬨（かちどき）さんと出会ってそれでここを守る為に運動を行っていたんだよ。」

「そうなんだ。つまり、歩奈（ふな）さんと勝鬨（かちどき）さんはそういう理由で築地を守る為に動いていた訳なんだといえるんだね。」

「そうだよ。私は勝鬨（かちどき）さんと共に行動しているから猶更、この市場を守りたくなった。じゃないとこの市場を守る気分にはならなかったと思う。」

「ありがとう。歩奈（ふな）さん。あんたがそうやって素直に話すだけで私も築地に対する思い入れが強くなるのもわかつてきた気がした。」

　私はその話を聞いて彼女がこんなに市場を守りたい理由がここまで来ているのだと思うと本当に私は非常に嬉しくなった。

　だから私は本当に社会を変えたい思いが来ていると思うとその言葉に一理あると感じた。

　だから私も場内に入りたくなったので、これから場内に入る為に彼らに許可を取ろうと思っていた。

「じゃぁ、私も場内に入っても大丈夫。」

「勿論。今日は俺が許可して入っても良いぞ。」

「うん。ありがとう。勝鬨（かちどき）さん。」

　私は彼に場内に入る許可証を出してくれたと思いながら、これから場内見学をする決意をし、これから入る事にした。

　そして私は歩奈さん、彩海と共に勝鬨（かちどき）さんや関係者の許可で場内市場に入り、これから私はこの場内市場に入って何をするのか非常に気になっていた。

「へぇ～。ここが場内市場なんだな。」

「そうだよ。俺はここが場内市場と呼んでいる。場外と違って非常に関係者の人間が非常に多いでしょ。」

「うん。そうだね。確か、許可を出せば観光客もここに来れるといえるんだね。」

「そうだ。築地のブランドを守る為に実は観光客の人も多く入るようにしてあるから猶更なんだよ。」

「成程。つまり、場内を楽しむためにはこういう場所も確保しておかないといけない理由が何気にわかってきた気がしてホッとした。」

　私は彼らが築地を守りたい理由は実は場内市場に入って判ってきた気がした。

　築地には築地しかない味があってそれは豊洲では味わえない状況なんだと思うとそれは確かに良い味が出ているんじゃないかと感じた。

　だから私は彼がこんなにこの場所を守りたい理由がはっきりしたのはこの市場を見学してはっきりとわかった体にほからないと感じたからだ。

　故に私は彼がここを守りたい理由をしっかりと示した事で大きな方向が生まれたのは何気にわかってきたのも築地市場を私が見てなる程、と思った次第だから猶更だった。

　故に私もこの中を見たら本気で築地を守りたい思いが強く表れるのは非常にわかってきた気がした。

　なので、私は本当に自分でこの市場を守りたい思いが中に入り、市場関係者の声を聞けば聞くほど、本当にこの市場を守る事ができると思うのはやはり彼が築地を守る事が出来たからだと感じたのが影響なのだと感じた。

　だから私はこの場内市場を見て本当に守るものを守れたのだと感じた。

　故に彼らの力を借りてこれから本当に築地をよくしてゆきたいなと感じた。

「勝鬨（かちどき）さん。こんな市場をご覧になって非常にありがとうございます。」

「あぁ、ありがとう。俺はこの場所を守れただけでも非常にありがたいと思っているから猶更、あんたに言われて良いと思ったよ。」

「うん。私は体内墓地があって本当にその為に私のお腹の中で埋葬された人間が沢山いる。彼らを埋葬する為に必要な存在があるのだと思うとそれだけで非常に嬉しくなると思っているの。」

「あぁ、そうだな。あんたがいたお陰で非常に嬉しくなるのは非常に判っている気がするから今度、またおいで。」

「うん。ありがとう。勝鬨（かちどき）さん。」

　私は勝鬨（かちどき）さんに感謝しながら場内市場を楽しみに歩奈（ふな）さんや彩海と共にこれからこの市場を変えてゆきたい思いが非常にあると思いながら、同時に守ってゆくことも非常に大事だと感じた。