第82話 お聖人さんの峠の釜めし。

 私は峠の釜めしの容器を直紀さんと歩奈さんに渡しても結局、非常に余っている状況なのでこの状況をどうやって乗り切ればよいのか非常に悩んでいた。

 そうだ、私の墓守女子を担当しているお聖人さんに頼めばこの問題は意外と解決するんじゃないかと感じた。

 だから私はお聖人しょうにんがいる日を狙ってお寺に訪問した。


 そして、これから峠の釜めしの容器をお聖人しょうにんさんに提供する為にこれからお聖人しょうにんさんに峠の釜めしの容器を見せた。


「ねぇ。お聖人さん。この釜めしの容器を見て何か良い道具に使えないかな。」


「絵理奈ちゃん。本当に峠の釜めしの容器を用意してくれたのか。俺はこの容器があればあらゆる料理に対応できるし、接待もできるから非常に嬉しくなるね。」


「ありがとうございます。お聖人しょうにんさん。あなたに言われると非常に嬉しくなって喜んでしまいます。」


「いえいえ。こちらこそ。」


「で、お聖人しょうにんさん。この容器はお寺の接待でも使えるのですか?」


「あぁ、十分に使えるさ。この容器を利用してごちそうパーティーをするためにこういう容器を沢山出来るから猶更だね。」


「ありがとうございます。お聖人しょうにんさん。用意して嬉しかったよ。」


 本当にお聖人しょうにんさんに喜んで貰うと私は凄く嬉しく感じた。

 だから、私は本当にお聖人さんに感謝しながらこれから料理に協力しようと思ったのでこれから料理の協力をやろうと思った。


「そうだ。絵理奈ちゃん。これから万願寺や水ナスが取れているからこれを利用して新しい釜めしを作るが大丈夫かな?」


「うん。大丈夫だよ。私もそういう事に関しては非常に良いと思っているから猶更大丈夫ですからね。」


「うん。ありがとう。お聖人しょうにんさん。これから料理を作ろう。」


「あぁ、そうだな。」


 私はこれからこの釜めしの容器を利用してこれから新しい料理を作ろうとする期待感から非常に進んでいた状況が多くあると感じた。


 だから私は本当にその釜めしの内容を見た事で本気でお聖人しょうにんさんはそういう料理を作りたい思いが非常にあるのだと感じた。

 だから彼は本当に料理を創作する態度を強く示す状況が作られたのだと思った。

 それ故に私はお聖人しょうにんさんと共に峠の釜めしの容器を利用して野菜の天ぷら釜めしを作ろうと思った。


「よし、絵理奈ちゃん。今日は雪ノ下ゆきのしたふきとう、人参、万願寺まんがんじ唐辛子、水茄子みずなすを利用して調理するから大丈夫だよ。」


「お聖人しょうにんさん。本当にありがとうございます。私も凄く嬉しくなるので非常にありがたいです。」


 私はお聖人しょうにんに感謝しながらこれから私は天ぷらの料理を作りながら本当にこれが最高の料理なのだと感じた。

 水茄子みずなす以外は確かに天ぷらにするのは非常に良い事だし、これが進める事で非常に多くの料理が進んだのは確かだった。

 だから私はこの料理を作ろうと思った。


「で、お聖人しょうにんさん。これで良い料理ができたけど、大丈夫なの?」


「あぁ、大丈夫だ。そして水茄子みずなすだけは揚げずに酢飯と混ぜれば完成だ。」


 成程。

 確かに水茄子みずなすは揚げちゃうと美味しさが落ちちゃうから、酢飯に混ぜるだけで非常に良い料理ができるのは非常に納得しちゃうね。

 故に、私はその水茄子みずなすが入った酢飯の上に天ぷらがあるとなると確かにこの料理は非常に嬉しい状況ができたのだと感じた。


 だからこういう料理をしっかりと作り出すことが非常に大事な方向性なのだと思うと非常に嬉しかった。

 故にこういう料理をしっかりと作る事で、ある意味この寺から料理を接待するときに非常に良い料理のなるのは間違いないと実感した。

 だから私はお聖人さんに感謝しようと思い。


「ありがとう。お聖人しょうにんさん。こういう料理ができると確かに非常においしくなって食べたくなります。」


「勿論だ。水茄子みずなす。そして酢飯の愛称は非常に良いし、その上に天ぷらを乗せると非常に良い美味しさを醸し出すでしょう。」


「成程。つまり、水茄子みずなすと酢飯が非常に相性良いからこういう料理をしっかりと作るのが非常に最適なわけだね。わかりました。」


 私はこういう発想の料理を作れるなら間違いなく私でもできる料理だと思いながら私は凄く興奮した。

 そしてその料理を食べ始めた。

 そしてまずはその天ぷらを峠の釜めしの容器から掬い上げると…、


「すごい。こんなにおいしい料理があるとは思いもしなかったよ。これは京都や兵庫の丹波から山陰本線さんいんほんせんの峠を越える釜めしになるね。」


「あぁ、そうだろ。これが京都の峠の釜めしだ。野菜を天ぷらしてこういう料理を作る事で非常においしい料理ができるから猶更だ良いだろ。」


「うん。そうだね。私もこの料理なら間違いなく作りたい料理だと思うし、これなら非常においしくなるから猶更、可能性が見いだせた。だから、お聖人さん。本当にありがとう。」


「あぁ、ありがとうね。」


 私は本当にこの料理を食べられるようになれば本当においしい料理の可能性があると思いつつ、天ぷらと水茄子みずなすが入った酢飯は意外と相性が良いのだと改めて感じた。

 確かに水茄子みずなすの感触とご飯を混ぜると確かに非常においしい味がして非常に良いね。


 この料理をうまく利用して本当に峠の釜めしを利用してこういう料理の可能性があれば、三回忌などの料理にも非常に最適なのだと感じた。

 だから私はそう思いながら、お聖人さんに感謝しつつ、食事が終わった後にこれから三回忌の祭壇の上に寝て顔を覆いながらお腹だけ出して、お腹の中で眠る亡くなった人を供養する状況を作り出した。

 そして、とある遺族の三回忌の法要が始まった。

 暫く、お聖人さんの激しい太鼓の音を聞きながら私は遺族の皆さまがお焼香をしながら私のお腹を見ている。


 私のお腹を見て確かに興奮する人もいるが、大部分は死者の私の体内で埋葬する事から、清らかにする意味から私はそういう状況にならざるを得ないと思う。

 だからそう思いながら私は本当にこれが非常に大事な状況だと思いつつ、こういう事も墓守女子なら乗り切る必要がある事感じた。

 おそらく、御巣鷹山おすたかやまや軽井沢のバス事故でなくなった人の供養にもなるから猶更だと、私は感じた。

 そう思うなら私は非常に嬉しくなると。

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