第75話 アニメイトや静鉄ストアを巡る。

 私は墓守女子の島の事を考えながらマルサン書店で書物を購入し、マルサン書店を出発した。

 そしてこれから、直紀さんと共に沼津駅南口の商店街を巡りながら2人で歩いた。

 そこから北へ少し行くと静鉄が見え始め、信号機の手前の左手側にはアニメイト沼津が存在していた。

 私はそこが気になったのでそこで何か見ようと思った。


「へぇ~。ここがアニメイト沼津なんだね。」


「あぁ、ここが例のアニメイト沼津だ。以前は小さい場所にあったが、現在は駅前に移転したから凄く近い場所に遭って楽だぞ。」


「成程。で、ここはハートライブの特集が多いな。」


「あぁ、確かハートライブの舞台だからそういう特集をやっていると聞いたぞ。」


「成程。でも、沼津駅が高架化したから利用者が増えたんでしょ。」


「そうだ。沼津駅は春日部駅と同じく高架化したから利用者が増えたのは間違いない。高架化せず、東西の移動が不便だと中心市街地がすたれる上、その市の人口も減ってしまう。」


「確かに、高架化せず、市街地が分断されている場所は人口減少が酷く、中心市街地が廃れている場所が多いね。」


「あぁ、橋上駅舎だとどうしても制約が多くなるから自転車などの移動を考えても高架化のほうが非常に有効的なんだよ。」


「なるほど。つまり高架のほうが移動が楽だといえるんだね。ありがとう。」


「いえいえ。でも、沼津駅に海豚肉を販売していることは非常に良きことだと思うし、それが沼津の特産品だと思うからな。」


「うん。そうだね。」


 私は高架化したから中心市街地が栄えるとは思わないが、しないとバリアフリーなどの問題ですたれるのも事実だと感じていたので確かに合っていると思った。

 故に私は本当に中心市街地を活性化させるにはやはり高架化を基軸に歩きやすい街を構成しないといけない理由はそこにあると感じた。


 逆に自転車や自動車が中心になると放置自転車や駐車場、駐輪場の関係で町が廃れる恐れがあるし、自転車だって中心市街地を避けて通りたい思惑があるからバイパスに自転車動画必要な理由はそこにあると感じた。


 つまり、中心市街地は歩行者とバスを中心とした街づくりが必要になるのは交通弱者にやさしい街を作れる状況が生まれるからだ。

 何故なら、歩きにくい街は大体が、自動車か自転車が横行している可能性があり、それが交通弱者切り捨てに繋がる可能性があると見ているからだ。

 さらに歩道橋が異様に多くて階段がつらい町を構成している可能性も大いにあると私は思うからだ。


 さらに、自転車は交通弱者切り捨てに繋がるのは足が弱くて自転車が使えない人がバスを使う手段が失い歩きしかない事を意味するから当然、弱者に冷たい思考になるのは当然だと感じた。


 そう思いながら私はアニメイト沼津で青春チキン野郎の宮島先輩のアクリルフィギュアを購入してこれから隣の施設の地下にある静鉄ストアによる事にした。

 それから私は静鉄ストア沼津店によってから直紀さんが凄い目で見ている事に驚いた。


「どうしたの?直紀さん。」


「絵理奈ちゃん。ここでは調理用ワインやチーズ、さらには刺身などが多くあるね。」


「うん。私の体内で調理したい食材があるのは面白いけど、それはそれでよいの。」


「いや、でも俺は本当にそう思うと非常に嬉しくなるね。」


「うん。」


 私は直紀さんがこんなに凄く楽しそうな口調で行っている状況を考えると彼がそれだけ様々な料理をやろうとしている意気込みを感じ、本当に創作ロシア料理の第一人者なんだと改めて実感した。

 まるで直紀さんが料理人としての気質を持っていると感じると私は本当ン彼が凄い調理人だと実感した。


「直紀さん。」


「絵理奈ちゃん。」


「ここでよるのはやっぱり新しい料理を作りたい思惑があるからでしょ。」


「あぁ、だからワイン売り場まえ言って、新しい料理を見て行こうと思うね。」


「うん。」


 私はそう思いながらこれから赤ワインをかごに入れ、これから他の料理も沢山見ていった。


「凄いね。確かに静鉄ストアはOXよりは質は劣るけど、それでも凄く品ぞろえが多くて感激しちゃうね。」


「あぁ、一般的に内陸部の方がコストの問題で質が下がる傾向がある。」


「それはガソリンでも同じだよね。」


「そうだ。内陸部は輸送コストがかかる上、時間もかけて運ぶからどうしても質が落ちてしまう傾向がある。」


「成程。」


 私は何故、それが起きるのか考えながら内陸部の問題などがそこにあるんじゃないかと感じてきた。


 つまり、内陸部がどれだけ質が下がるのはそれがあるのだと思うと確かにこの論理は非常に的を得ていると感じた。

 田舎よりは輸送コストや需要を考えると内陸部程、そういう問題が良く表れるのは何気に納得できた。


「ありがとう。直紀さん。」


「あぁ、ありがとう。絵理奈ちゃん。俺はここによっていろんな商品を見てきたから非常に助かっている。本当に絵理奈ちゃんとこうして話していると間違いなく俺は凄く嬉しくなって安心するよ。」


「ふふっ。そうだね。」


 私は直紀さんがこうして嬉しい事をやってくれると思うとなると本当に私は楽しくなって凄く気分が良くなると感じていた。

 だから私は直紀さんに感謝しつつその感謝を私の体内食堂で恩を返そうと思った。


「ありがとう。直紀さん。」


「いえ、絵理奈ちゃんもそういわれるとありがたいよ。」


 直紀さんが凄く嬉しかったので私は笑顔で話した。

 そう思いながら、これから歩奈さんや彩海と合流してこれから御殿場線で兎島駅に向かい駒門PAまで向かった。

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