第74話 マルサン書店で書物を探す。
そして沼津駅まで到着した私は、これから沼津駅南口にあるマルサン書店に向かっていった。
なぜなら、あそこは沼津駅最大の書店であり、そこに大きな資料があると俺は見ているからだ。
そして私は本が好きだからここに行きたかった。
「へぇ~。絵理奈ちゃんは本当に本が好きだね。」
「うん。私のお腹の中に体内書店があると非常に嬉しくなってしまうけど、それは本当に嬉しいことかな?と思うことがあるよ。」
私の体内に書店があったら本当に良い場所だと思うけど、やっぱり消化液などで崩されると思うと少し恐怖を感じるし、何より占める恐怖があるからなおさらだと感じてしまった。
けど、直紀さんはそれを聞いて…、
「さぁ、それは解らない。けどそういう考えがあっても非常に良いかと思う。体内書店は消化液を丁寧に掃除すれば意外といけるかもしれないな。」
「うん。ありがとう。直紀さん。」
「いえ、俺は絵理奈ちゃんが元気になればそれでよいからな。」
「うん、私を心配してくれてありがとうな。」
私の体内で書店があるとそれはそれで面白いなと考えながらマルサン書店でどういう書物が販売されているのか非常に考えねばならなかった。
だから私は体内書店があれば非常にありがたいと思いながらそうすると逆に消化されて大事な書物が崩壊する恐れもあるから逆に怖いな感じた。
しかし、そう思うと私は本当に大事にされるなら体内書店もありかなと感じた。
でも、墓守女子のお腹の中はまるで神秘な感じがする。
まるでお腹の中に1つの世界が構成され、そこに墓場やお店が沢山ある。
故に私は本当に体内食堂や体内墓地、体内商店などが構成されると自分のお腹の中が新しい価値観になって非常に変わると感じた。
だから私は皆が救われる状況を構成した。
そう思いながら私は本当に安堵しこれから本当に変えたい側面を多く出して行かねば本当に危ないと感じた。
故に俺は本当にそう思いながら凄くゆっくりして過ごせば新しい価値観が多く生まれるんじゃないかと思うと非常に嬉しくなった。
だから私はこのマルサン書店は古いながらも凄く寄りたい書店なのだとはっきりした。
こういう書店によると非常に嬉しくなるし非常に買い物したくなる気分が出るからだ。
だから私は本当にそう感じながらマルサン書店で買い物する事にした。
「ねぇ。これは沼津漁港の歴史の写真だよね。」
「あぁ、そうだ。沼津漁港の写真は多くあるしそれが古い情報や新しい情報が多くあるならそれはそれで非常に嬉しくなる。だからそういう本を求めていけばきっとよくなると俺は思うよ。」
「ありがとう。直紀さん。」
「いえいえ。絵理奈ちゃんが喜んでくれれば非常に嬉しいから大丈夫だ。」
私は本当に彼が嬉しい顔して本当に歴史ものが好きな人間だと思うと私はそういう人の体内食堂があっても非常に嬉しいと感じた。
そして体内食堂は事前に予約しないと食事する事が出来ない傾向がある。
何故なら体内食堂は墓守女子の身体を借りて行動する訳だからこういう事しないと墓守女子の仕事などに大きく影響してしまうから尚更だ。
だからそう思いながらマルサン書店を楽しんだ。
「おぉ、絵理奈ちゃん。面白い本があるからこれを読んでみなよ。」
「これは…、『沼津漁港と墓守女子、体内イルカで過ごす。』タイトルだったよね。」
「そうなんだ。歩奈さんはそういうほんもあるんだ。」
「えぇ、この話は2頭のイルカがとある墓守女子の体内で過ごして永遠の命を与えられた状態で過ごす内容だ。イルカも墓守女子も最初は不老不死は凄く嬉しいと思うが、周りが年取って自分を含めた墓守女子の多くは女子高生の状態で今を過ごす状態になる。そして彼氏や夫などは親で行くのに対して自分は死ぬ権利が完全に奪われ、自分だけどうして生きなければいけないのか。墓守女子とイルカは互いに安心して過ごす為の話もあるんだ。」
「そうか。確かに、私達は死ぬ事が出来ない。歩奈さんや直紀さんは死んでしまうけど、私や彩海は死ねない。それを知っていたら凄く良い感じになってくると嬉しいね。」
「あぁ、そうだな。」
私は死ぬ事が出来ない。
それは体内に新しい世界が出来てしまい死や老い、閉経などが出来ず、永遠にその状態で過ごされる状態がいつまでも続くことが約束されているから。
そういう死が失われた状態を延々に過ごす辛さを私達は感じないといけないと思いつつ、墓守女子が安心して過ごせる場所が他にどこにあるのか非常に気になった。
「で、歩奈さん。墓守女子が生きるのがつらくなったら専用の島で治療する事はあり得るんですか。」
「あぁ、そうだ。自分がお墓になってしまうから無人島の一部は墓守女子の島に変えてそこで墓守女子たちが安心して過ごせる場所がある。ただし、刃物は持ち込めない。」
「なぜなら、墓守女子は死のうとしても急な再生を起こすから他の墓守女子が化け物
扱いされて恐怖を感じるから。」
「そうだ。流石、絵理奈ちゃん。凄く博識あって強い知識だね。」
「うん。墓守女子専用の島があるが、刃物が駄目な理由は化け物に見えちゃうからだよね。」
「そうだ。だから彼女達の心をいやす為に刃物は厳禁になっているんだよ。」
「はい。」
私はそう思いながら墓守女子の島が非常に気になった。
そういう島があると思いながら、これからマルサン書店を出て沼津駅を探索することにした。
もちろん、Rポイントカードで関連書物を決済して、向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます