第29話 少女は学校で体内掃除を手伝う。中編

 私は彩海あやみの腸内の音を聞いて凄く安心した。

 彼女の腸内を聞いた事で凄く落ち着いた臓器の音をして、凄く綺麗な音をしていて安心したからだ。

 そんな状況だから私の右手を、彼女のお腹をそっと触った。


彩海あやみ。」


「エリぽん。私はアンタにお腹の音を聞かれて凄く恥ずかしいな。でも、私のお腹の音を聞いて凄く嬉しかったでしょ。」


「うん、彩海あやみがいたからこそ私は凄く安心して過ごせる状況が出ていると感じた。で、彩海あやみ。ここにいる男子にアンタのお腹の音を聞いても良いかな。」


「あぁ、聞いても良い。ただ、聞いても体内寿司屋の声ばかり聞こえるから注意してよな。」


「大丈夫だよ。彩海あやみ。」


 私はこれから同じ班の男子に彩海あやみのお腹の音を聞くことを前提に聴診器を彼らに貸した。


「ねぇ、あんたたちは彩海あやみのお腹の音を聴診器で聞いてみると良いよ。ただし、台は男子禁制だから乗れないけどね。」


「うん、分かったよ。エリぽん。」


 私はそう思いながら、これから彼らに彩海のお腹を聞きながら、腸の動きを聞いた。


「凄い。これが彩海あやみのお腹の中なのか。何か体内でお寿司屋さんの営業している音がしているが、大丈夫か。」


「あの~。私は墓守女子だからお腹の中でお寿司屋さんを運営しているのはごく自然の事ですがな。」


 彩海あやみは凄く恥ずかしいと感じている。


 けど…、


「でも、彩海あやみのお腹の中でお寿司を食べたいな~。」


 男子も彼女や私に変に性欲を向けず、寧ろ彼女のお腹の中がどんな店を営んでいるのかと思いながら、ワクワクしていた。


「凄いね~。彩海あやみ。」


「てへへっ。でも、授業が終わったら昼食に私の体内でお寿司を提供してあげようと思うからみんな安心してね。」


「よっしゃー。」


「勿論、エリぽんも奢ってあげるから頼むよ。」


「うん、ありがとう。彩海あやみ。」


 私は彩海あやみの体内でただで楽しめると思いながら、これから体内食堂でお寿司を提供させてくれると更に嬉しいと思いながら、彼女の体内の様子を感じ取った。


彩海あやみ。アンタの消化器は凄く元気な状態で特殊な免疫力で小腸や大腸、胃など保護しているんだね。」


「エリぽん。それはあんただって同じでしょ。」


「ありがとう。彩海あやみ。」


 私はそう思いながら、こうして保険の授業を淡々と進め、彼女の身体の様子を聞いて彼女の不思議な生命力を感じ取れたと思った。

***********

 それから保険の授業が終わってお昼時間になってから私と同じ班の男子と共に彩海あやみの体内に入る準備をした。


「エリぽんと同じ班にいた男子さん達。これからこのトンネルに入って小さくなってこれから私の体内で美味しい食事をとってね。」


「うん。ありがとう。」


彩海あやみのお腹の中で凄く楽しい食事が楽しんでくれよ。」


「ありがとう。彩海あやみ。」


彩海あやみ。ありがとうな。」


 これから私のお腹の中で体内食堂を見てくれればありがたいと思いながら、同時に体内食堂を楽しめると思い、小さくなった後、彩海あやみの体内でお寿司を食事を楽しもうとした。

 そう思いながら、私は彼らと一緒に楽しもうと思い、お寿司の食べ方を教えようとも思った。


 彩海あやみの提供してくれるお寿司なら私は嬉しいから…。

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