ここで、答え合わせの答案を見たような気持になりました……
尚更切ない(ノД`)・゜・。
でも、被害者側の立場に立つと一方的に同情することは出来ませんが、
それでも、切ないです。
誰のせいでもないのに、罪の意識を背負って、母親の愛を無下にしないようにして、
やがて考え方をじわじわと変化させていく。これぞ、業ですね。
作者からの返信
お紅は数多の旅人を殺した母親を許せなかったのではないかと津雲は考察しましたが、実際のところは「母親を許してもらう為にみずからが母親の命を絶った」というのがお紅の本意でした。狂っています、が、それでも母親を怨めなかったお紅としては最善の案だったのだと……。
条理とか理窟とかでは割りきれない感情の部分が、人間の人間たるところだと思います。それは愚かしく、浅ましく、そうして悲しい……。まさに、それこそが、業ですね。
お読みいただきまして、重ね重ねになりますが、感謝致します
ああ、そう言う発想の発露。
作者からの返信
時織拓未さん
そうなんです。単純に母親の罪を許さなかった、というわけではなかったのですね。彼女は彼女なりに考えて、あの行動に及んだのです。