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自分の身の上を達観しているように見える操を見ていた時点で、
いつかこんな展開が描かれるだろうと言うことは分かっていました。
読みながら、ドラマかラジオを見て、聞いているような気持になりました。
堪らなく胸に迫るものがありました。
操に一言。
どうか安らかに。お疲れさまと伝えたいです。
と言うか、それ以上の言葉がありません。
作者からの返信
またも有難い御言葉を賜り、ほんとうに物書き冥利につきます。
これまでの生魑のなかでも特に生死に係わる噺でしたので、かなり感傷的な展開になってしまいましたが、お読みいただき、暖かい感想まで頂戴し、感謝の言葉もございません。ぐっと胸に迫るような小説を目指しているので、そのように仰っていただけたこと、これからどれだけ経っても忘れません。ありがとうございます。
操は輪廻転生して、今度はかならず幸せになれると思います。ちゃんと兄様と一緒に…。私もそう願いながら、書き進めておりました。
負い目というのは、悲しいものですね。
操はやはり、自分を許せなかったのでしょうか……
作者からの返信
いつもお読みくださり、真にありがとうございます。
無実の罪悪感は、あがないようがないので重いですね。それに適度に裁かれて、解放されることもありません。せめて最期くらいは最愛の兄に看取られてやすらかに、と願わずにはいられませんでした。
お星さままで賜り、この場から御礼を申しあげます。