23話 体育祭〜部活対抗女子100m走〜

『只今から〜

部活対抗女子100m走を行います

出場選手は入場門へ集合して下さい』


もちろんうちの選手は明音だけだ

まぁさすがに女子にはみなみなファンクラブはないが、なかなか多い部活もある

よって、明音は1人で8回走ることになった


まぁ流石にさっきも男子のとこでグラビティ使ったから

クソアマ(女神)からエンチャントすることはないであろう、


そして、明音の番になった


『神速!!』


明音に向けてエンチャントした

しかし、


『アビリティリセット!!』


なんと、あのクソアマ(女神)は俺のかけた

エンチャントとグラビティを解除しやがった

そして周りの奴らにエンチャントをする

が、そんなことで俺はテンパったりはしない

あのクソアマ(女神)で出来たのなら、

レベルカンストの俺が出来ないわけがない


『アビリティリセット!!』


が、出来なかった

すると、クソアマ(女神)が寄ってきて


『ハッハッハー!残念だったな!

このアビリティリセットは女神しか使えないのだよ!』


そんな技があったのか、こいつも馬鹿そうで

ちゃんと女神なんだな


しかし、女神はやっぱり馬鹿だった


『1位、春咲 明音、3秒15』


『え!なんで!なんで明音ちゃんがそんな速くなってんの?

あ!明音ちゃんにもエンチャントしちゃった!』


はい、ありがとうございます

こいつが馬鹿でよかった

しかし、それに気づいたクソアマ(女神)は

次こそちゃんとアビリティリセットをやりやがった


すると、晴樹が


『翔吾!!みなみな会長を誘惑しろ!

セリフはどーしよっかな〜

そうだ!将来俺の嫁になるみなちゃんがこんなにひどい子だとは思わなかったよ…って言えば大丈夫だ!』


そのセリフは誘惑なのか?とは思ったが

とりあえずそのまま言ってみた


『え、ちょっ、何言ってんのいきなり!

い、今更そんなこと、、、よ、嫁か、

うへぇうへへへへ…

しょ、しょうがないな〜やめてあげるよ〜

そんなに翔吾君が言うなら〜』


見事に作戦がヒットして明音にエンチャント

することが出来た

てか、クソアマ(女神)って俺のこと

前は剣康之君って言ってなかったっけ?

まぁいいか、


そして会長はというと、ニヤニヤしながら、

トイレへと向かった、ナニをするかというのは、ご想像にお任せします


ってことで今回は多少のあれやこれやがあったが、全て首位で終わった


お疲れさーんと、明音を退場門で待っていたら


『翔吾君!

みなみな会長になんか言ったでしょ!

会長すごいニヤけてたよ!

そーゆー事は私に向かって言ってよ!』


なんか怒られた、しかもなんで明音になら言っていいのかというのも疑問だったが、


まぁ次は綱引きだし、普通に頑張るか


すると、晴樹がひとこと、


『青春だな〜』










一方会長は…


『嫁、嫁、嫁だって、うへへへへへへ、、』

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