7話 君を信じて正解だった

俺は明音のお母さんの入院している病院に到着した晴樹は塾があると言って帰ってしまった、塾行っててあんなに馬鹿なら金の無駄遣いじゃねーかと、思ったが今はそれどころじゃない

早く明音のお母さんを助けないと


『あら、明音いらっしゃい、あれ?お友達も一緒?あ!もしかして彼氏とか〜?』


『ち、違うよ!そんなことはいいから!この男の子は翔吾君っていうの不思議な能力をもっててお母さんの病気を治してくれるんだって!』


もちろんお母さんは信じてくれるはずがない

と、思っていたのだが


『うそ〜!お医者さんも諦めてたのに!治してくれるの!?能力って凄いのね!』


あっさり信じてくれた、やっぱり親子なんだなと、思った


『じゃあ目を閉じてください』


俺はそう言った、お母さんは目を閉じた、

フリをして少し開けていた、気づいていたが、まぁ閉じてないといけないわけではないからいいのだが←じゃあなんで言ったんだよ


俺はがんを治すことをイメージしたそして俺は唱えた


『がんよ、治れーーー!』


まじでダサいんだけど、とか思い、魔法を使った後のお母さんを見た、が、

治っていなかったどころか状態が悪化してしまった急いでナースコールを押した俺はその場で崩れた俺が変なことをしなければ、という後悔と共に…


とかいう悲しい流れになるのだろうと思った人が大半だろうところが残念!

優しい光が明音のお母さんを包みがんが治っていった

そして医者を呼んだ


『あ、ありえない…』


そうだろう、諦めていた病気が急に治ったのだから

もちろん能力のことは医者には言わなかった


そして無事、明音のお母さんは退院することが出来た


『本当にありがとう!翔吾君のおかげでお母さんとっても元気になった!』


今度は本当に明るい笑顔だった

初めて能力で人を助けた

そんな初めての体験をしてる中、雰囲気ぶち壊しの音楽が、頭の中で流れた

レベルアップだ

しかも30回ぐらいなったつまりめちゃくちゃ上がったそれと同時によくわかんないけど力がアップしたような気がした


そして俺と明音は別れた


『翔吾君すごいな〜、あんな優しい人と付き合ってみたいな〜、私ね、翔吾君の事が大好きなんだよ…』


と、つぶやいた


もちろん俺と別れた後だったためそんなことは耳にしていなかった…

だから俺はこの時明音に好意を抱かれているというハッピーなことを知りもしなかった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る